新米宮崎コシヒカリの稲刈りレポートやまだいかんしょ取材に続いて、創業が天保5(1835)年という、歴史ある「京屋酒造」さんの見学をさせていただきました。
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連続テレビ小説『わかば』や、『裸の大将~宮崎の鬼が笑うので~』(新シリーズ)のロケが行われたり、甕雫(かめしずく)で有名なので、ご存知な方もいらっしゃるかと。
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本格焼酎の作り方、ご存知ですか?
焼酎は、大きくわけると 単式蒸留焼酎と、連続式蒸留焼酎にわけられます。
自然の原料を使って、昔ながらの製法で作られているのが単式蒸留焼酎で「本格焼酎」と呼ばれます。
(ラベルに記載されています)
作り方を、簡単にまとめてみました ↓
 
  1. 米・大麦などを洗浄して蒸し、麹菌を加えて、醗酵
  2. かんしょ・大麦・蕎麦などの主原料を洗浄して手入れし、蒸して粉砕
  3. (1)に(2)を加えて醗酵
  4. 単式蒸留器で蒸留
  5. 熟成
  6. 原酒に水を加えて調整
  7. 瓶詰め・ラベル貼り・検品・箱詰め・出荷
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(左から)黒麹がついた建物・ボイラー・お米の洗浄機
 
この京屋酒造さんの芋焼酎は、こだわって 原料の一部に無農薬・有機栽培のかんしょ合鴨米を使っています。
甘みの強いかんしょの皮を手作業でむいて作るものもあったり(皮の剥き方によっても、味や香りが変わるそうです)麹も 白や黒を使い分けたり。
そういう風にして、いろいろな焼酎を造られてます。
  
 
 醗酵させるときに使う大甕(おおがめ)を見せていただきました。
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今は、仕込みの時期ではないので、中は空っぽです。
1つ1つの容量と、量った日付が、白い文字で書かれています。
昭和34年!(平成も1つありますよ~と)
 
この大きな手作りの大甕、砂に埋めてコンクリートで固めています。
大甕を取り換える時は、固めている周りのコンクリートをわって、4人がかりで持ち上げるんですって 
昔に 瀬戸内のどこかで焼いてもらったものを運んだそうですが、これだけ大きい甕を 今も焼ける所はほとんどないそうで。
  
もういろいろな事が、想像できないくらいのスケールです。
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原材料を、地球にも人にも優しい方法で栽培する。
昔ながらのかめ仕込み、自然の力で醗酵するのを、職人さんが見極めて調整する。
どこをどう考えても手のかかることばかりなのに、伝統・伝承を守っている京屋酒造さん。
強いこだわりや熱意を感じ、期待が膨らみます。
 
 
\ テイスティングにー!(*´∇`)ノ /
 
寝かせている原酒を、テイスティングさせていただきました。
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アルコール度数が高いので、口に含む程度ですが、びっくり。
おいもさんのフルーティーな香りが広がる~!!!
甘いような香りがするけれど、sweetsを食べた時のような口残りの甘さじゃなくて、スッキリ爽やか!
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この後は、仁木さんがすすめてくださる焼酎を次々にテイスティング。
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左側から
  • 時代蔵かんろ
甘藷(宮崎紅寿芋)×米麹(黒麹) 
アルコール分 :25度
コクも香りも強いので、お湯割りが合いそう。

  • 侍舞(サムライダンス) 
かんしょ(ムラサキマサリ×米麹(黒麹)
アルコール分 :16度
刀の柄をイメージしたスタイリッシュなデザイン。ボトルごと冷やしてそのままストレートで飲みます。
グリーンラベルは低温蒸留でまろやかな香り。 ピンクラベルは高温蒸留で素材の香りが高いです。

  • 空と風と大地と 
かんしょ(宮崎紅寿芋)×米麹(白麹)
アルコール分 :25度
まろやかで、ほどよい口切れのよさが特徴です。

  • 闇(くらやみ) 
かんしょ(宮崎紅寿芋)×米麹(黒麹)
原種37度
2009年の皆既日食を記念して作られた本格焼酎。芋焼酎の香りが、力強い感じでした。 
 
 
伝統・伝承を守りつつ、常に新しいものも造りだしている京屋酒造さん。
実はこんなものもあります~と出てきたのが、こちら。
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香港のcity' superのイベント向けで、日本未発売の焼酎。
爽やかなジャスミンの香りが広がって、あんまりアルコール度数も高くないため、飲みやすくて女子にもぴったり。
これが日本でも発売されますように・・・(切望)
 
 
お土産に頂いた侍舞グリーンラベル
さっそく、開封して おうちごはんを楽しんでいます。
私は、赤ワインよりも白ワイン(しかも辛口じゃないもの)が好きなので、テイスティングした焼酎の中で、この侍舞グリーンラベルが一番飲みやすかったです。 
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次はお魚料理に合わせてみよう!
カルパッチョとかの洋風なメニューにも、焼き魚のような和風なメニューにも合いそうです。
 
芋焼酎って、もっとクセが強くて飲みにくいイメージでした。
先入観、もったいないわ。
お料理に合わせて愉しむ事もでき、お料理をさらに引き立てる事もでき。
ちょっと これからの愉しみが増えそうです  (*´∀`*)
 

 
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