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簡単でおいしい!七草のぬか漬け&鶏がゆのレシピ

春の七草をお漬物に

家族の好みの関係から、我が家では、七草粥は一緒に煮込んでいません。
同じ味が続くよりも、お粥はお粥で。七草は七草で楽しむのが好きな様子。
毎年 七草はおかか醤油和えにしていました。

今回、七草をぬか漬けにしてみたところ大好評!
簡単なので分量は書いていませんが、作り方は動画で紹介しますね。

昔、子どもたちと「これは?」って図鑑を見ながら、七草の種類をチェックしていました。スーパーで売っている七草のパックって、ゴギョウが少なかったり、ハコベラがやたら多かったりしますよね!

小学生のころの息子の一言

これ、庭の草やん!

もともと、どのご家庭も、庭先から摘んで食べるのが本来の風習だったんでしょうね。と言うことで、七種類を集め出したのが2017年くらい。

コレクションするのは、すごく大変でした。ゴギョウ(ハハコグサ)には、ハハコグサモドキの他、チチコグサがあったり。何種類も似たような植物が存在するんです。しかも、花が咲かないことには見分けがつかない!けれど年中花が咲いているわけではない。。。

よくわからないものは山野草を取り扱うネットSHOPで購入し、数年かけてやっと揃いました。が、今度は、1月7日の朝にナズナが生えていなかたりするんです。ナズナだけ、ちょっと成長が遅く、春本番に芽吹くんですよね。

現在の七草コーナー
左はホトケノザ(コオニタビラコ)で、右はゴギョウ(ハハコグサ)食べ放題です(笑

今回、七草をいただく機会がありまして。
ホトケノザとゴギョウが少なかったので、庭から摘んで、たっぷりに増やして作ってみました。

七草について

春の七草の由来

春の七草は、古代中国の「人日(じんじつ)の節句」に由来しています。この日は、元日から7日目にあたる日で、古代中国ではそれぞれの日に特定の動物を食べる習慣がありました。特に7日目は「人の日」とされ、無病息災を願って「七種菜羹(しちしゅさいのかん)」という7種類の野菜を入れた汁物を食べる風習がありました。

この風習は奈良時代に日本に伝わり、当時の「若菜摘み」という風習と結びつきました。若菜摘みは、春の新芽を摘んで食べることで自然の生命力をいただく行事です。これらの文化が融合し、1月7日に七草粥を食べる習慣が定着したんです。

春の七草の種類とその効能

無病息災を願う意味が込められているとか、正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を労わる役割だとか言われています。冬の間に不足しがりな栄養素を補うために選ばれました。以下が、意味と効能です。

セリ(せり)

ナズナ(なずな)

ゴギョウ(ごぎょう)

ハコベラ(はこべら)

ホトケノザ(ほとけのざ)

スズナ(すずな)

スズシロ(すずしろ)

旧暦の1月7日

2025年の旧暦1月7日は、2025年の新暦では1月29日にあたります。旧暦は太陰暦に基づいているため、毎年新暦の日付は変動しますが、一般的に1月7日は「七草の日」として、七草粥を食べる日として広く認識されています。

【作り方】鶏がゆと七草の糠漬け

STEP

ネットなどに入れてぬか漬けにする

七草をきれいに洗いネットに入れ、ぬか床に1日(冷蔵の場合は2日ほど)漬けます。

STEP

ぬかを洗い、刻む

ぬかを洗い流し、水気をしぼります。葉類は食べやすいように細かく刻み、スズナ・スズシロは8mm厚に切ります。削り節をのせ、お好みで醤油をかけます。

STEP

鶏がゆを作る

厚手の鍋に、ご飯・鶏肉少量・水を加え中火にかけます。軽く混ぜ沸々としてきたらフタをして、弱火で数分煮込みます。 水やご飯の分量は様子を見ながら、好みのやわらかさになるよう加減してください)

茹でていないので、栄養価もそのまま。
ぬか床のおかげで、よりヘルシーに食べられるのも良いところですね。

作り方の動画

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-tag- ぬか漬け

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