【ゆずの保存】皮は冷凍が正解!香り長持ち&余すことなく使い切る活用術と絶品レシピ7選

冬の食卓を彩る「ゆず」。頂き物などでたくさん手に入ったり、お鍋のために買ったものの使いきれずに冷蔵庫の奥でしなびてしまったりしていませんか?

実はゆずは、「皮を刻んで冷凍」しておくことで、いつでも採れたてのような香りを楽しめる便利食材になります。

今回は、私が実践している「ゆず皮の冷凍保存方法」と、冷凍庫にあると料理の腕がワンランク上がる「ゆず皮活用レシピ」、そして「果汁の使い切りアイデア」まで、ゆずを丸ごと味わい尽くす方法をご紹介します。

目次

1. ゆずの香りは「皮」にあり!冷凍保存の基本手順

ゆずの爽やかな香りの正体は、皮に含まれる精油成分です。乾燥させると香りが飛んでしまいますが、「冷凍」なら香りを閉じ込めたまま長期保存(約1ヶ月〜)が可能です。

  • ゆずをきれいに洗い、水気を拭き取る。
  • 皮を剥き、白いワタの部分が気になれば少し削ぎ落とす(※気にならなければそのままでOK)。
  • 用途に合わせて「千切り」や「みじん切り」にする。
  • アイラップや冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて平らにし、急速冷凍する。

ポイント:
袋の中でパラパラにしておくと、使いたい時に「ひとつまみ」だけ取り出せて非常に便利です。解凍せずにそのまま料理に使えます。

2. これで使い切れる!冷凍ゆず皮の活用レシピ7選

冷凍庫にストックしておいた「ゆず皮」を使うだけで、いつもの料理が料亭のような味に変わります。ブログ内の人気レシピから、ゆず皮が活躍するメニューを厳選しました。

【和える・漬ける】香りで食欲倍増!

生のゆずがなくても、冷凍皮があればいつでも作れます。

  • きゅうりのゆず和え
    さっぱりとして箸休めに最適。ゆずの黄色が入ることで彩りも綺麗になります。
  • 大根ときゅうりの柚子胡椒漬け
    ポリポリ食感が楽しい一品。ゆず皮を加えることで、市販の漬物にはないフレッシュな風味が加わります。
  • きゅうりの一本漬け
    味がまんねりしやすいシンプルな一本漬けに、ゆずの皮を加え、おいしさを格上げしています。

【煮る・蒸す】熱を加えると香りが立つ

温かい料理に加えると、湯気とともにゆずの香りが立ち上ります。

  • カレイの煮付け
    魚の臭み消しにもなり、上品な味わいに仕上がります。煮汁と一緒にさっと煮るのがコツ。
  • レンジで簡単!小松菜の煮浸し
    レンジ調理の最後にゆず皮を散らすだけ。地味になりがちな煮浸しがご馳走に変わります。
  • 豆腐のとろろ蒸し
    優しい味わいのあんかけに、ゆずのアクセントが絶妙にマッチします。
  • 茶碗蒸し(うどん入り)
    茶碗蒸しの蓋を開けた瞬間のゆずの香りは格別です。冷凍皮なら「あ、ゆず買い忘れた!」という時も安心。

【調味料】自家製ならではの贅沢

  • 完熟ゆずで作る赤い柚子胡椒
    もし完熟の黄色いゆずが手に入ったら、ぜひ作ってほしいのがこちら。冷凍保存も可能なので、大量消費にもおすすめです。

3. 果汁も種も捨てない!料理好きな人たちの活用アイデア

皮を使った後の「果汁」や「種」も、もちろん捨てません。インスタグラムでフォロワーの皆さんに聞いた素敵なアイデアや、私の定番の使い道を紹介します。

  • 自家製ゆずポン酢:醤油・みりんと合わせて寝かせるだけで絶品。
  • ホットゆずドリンク:蜂蜜とお湯で割って、風邪予防に。
  • ゆずサワー:炭酸割りのお酒に果汁を絞って。
  • お菓子作りに:シフォンケーキやレモンカードの代用として。
  • ゆずの種:焼酎に漬けて「手作り化粧水」にしたり、お茶パックに入れてお風呂に浮かべたり。

4. まとめ:ゆずは「冷凍」を味方につけて長く楽しもう

冬の短い期間しか出回らないゆずですが、「皮は冷凍」「果汁は絞って保存」することで、春先までその香りを楽しむことができます。

一度作業してしまえば、あとは「使いたい時にパラパラ振りかけるだけ」。
ぜひ、お得なゆずを見つけたら、この保存方法とレシピで余すことなく楽しんでみてください。

スーパーで買った柚子でも、皮ごと冷凍して大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。ただし、市販の柚子は表面に汚れやワックス、農薬が付着している可能性があります。冷凍する前に、粗塩(小さじ1程度)を皮に擦り込むようにして洗い、ぬるま湯で流すと汚れやワックスが落ちやすくなります。水気はしっかり拭き取ってから冷凍してください。

皮の内側の「白いワタ」は、きれいに削ぎ取るべきですか?

お好みによりますが、完全に取る必要はありません。白いワタの部分には苦味成分が含まれますが、同時に「ヘスペリジン(ビタミンP)」という血流改善効果が期待される栄養素も豊富に含まれています。苦味が苦手な方は削ぎ落とし、栄養を丸ごと摂りたい方はそのままでも問題ありません。

個体差もあるので、私は使う時に少し口にして味見をしています。

冷凍すると香りは落ちてしまいますか?

冷凍は乾燥に比べて香りをキープしやすい方法ですが、酸化や冷凍焼け(乾燥)には注意が必要です。保存袋に入れる際は空気をしっかり抜き、さらにアルミホイルで包んだり、密閉容器に入れたりして「二重構造」にすると、1ヶ月以上フレッシュな香りを保てます。

解凍した時に、皮がベチャッとしませんか?

自然解凍すると水分が出て食感が悪くなることがあります。そのため、解凍せずに「凍ったまま」料理に使うのが鉄則です。凍った状態で熱い汁物に入れたり、和え物に混ぜたりすることで、食感を損なわず、香りがパッと広がります。

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