おせちの祝い肴である田作りは、カルシウムが豊富で健康にも良い一品です。この記事では、くるみと青のりの香りを活かした薄味の絶品レシピをご紹介します。
フライパン一つでごまめをカリッと炒る失敗しないコツを公開。甘辛くベタつかないため、食べきりたい方にもおすすめです。作り置きしてお正月を迎えましょう。

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目次
レシピ【 青のり香る くるみ入り手作り】
材料:作りやすい分量
- ごまめ(片口いわし) 40g
- くるみ 40g
- 砂糖 2つまみ
- みりん 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 青のり 少々
1人分(20g)と仮定したときの
栄養成分(推定値)
エネルギー: 約245 kcal
塩分(食塩相当量): 約0.5 g
たんぱく質: 約10.8 g
脂質: 約20.0 g
食物繊維: 約1.3 g
糖質(利用可能炭水化物): 約4.5 g
野菜量: 0 g (厳密には海藻類)
作り方:15分
STEP
ごまめとくるみを炒る
- フライパンにごまめを入れて弱火にかける
- ごまめを指でポキッと折れるくらいまで(目安10分)炒る
- くるみを加え、2分ほど軽く炒り香りを立たせる
- 割れているごまめなどを取り除き、火を止める

STEP
調味料を絡めて仕上げる
- 【A】砂糖、みりん、醤油の順に加え、都度素早く混ぜるように絡める
- 全体に調味料が回ったら、すぐに火から下ろす
- 最後に青のりを全体にかける

ベタつかず、カリッと仕上げるプロのコツ
- ごまめは「弱火」でじっくり炒る
- 焦げ付きを防ぐため、終始弱火で炒り、指で折れる硬さまでカリッとさせましょう。これがベタつかない食感の決め手です。
- くるみは「香りが立ったらすぐ」火を止める
- くるみは苦味が出やすいため、必ず最後に加えて軽く炒めるだけにします。無塩のものを使うと味が決まりやすいです。
- 調味料は「余熱」でサッと絡める
- 焦げ付きやベタつきを防ぐため、調味料は火を止めたフライパンの余熱で素早く絡ませます。手早く行うことが、薄味を活かす秘訣です。
- 青のり・くるみで栄養吸収率をアップ
- ごまめのカルシウムは、くるみの良質な脂質と相性が良く、栄養的なバランスも向上します。青のりの風味は最後に活かしましょう。

このレシピの栄養まとめ
出典:文部科学省「 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
| 食材 | 栄養価について |
| ごまめ(片口いわし) | 煮干し100gあたりカルシウムを2,200mg、ビタミンDを18.0μg含みます(煮干し、素干し)。カルシウムは骨や歯の形成に、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。 |
| くるみ | くるみ100gあたり**オメガ3脂肪酸(αα-リノレン酸)**を9.1g、食物繊維を7.5g含みます(いり)。オメガ3脂肪酸は、生活習慣病の予防に役立つ必須脂肪酸の一つです。 |
| 青のり | 焼きのり100gあたり食物繊維を36.0g、**ビタミンA(レチノール活性当量)**を2,300μg含みます。食物繊維は腸内環境を整え、ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に必要です。 |
このレシピはカルシウム、ビタミンD、オメガ3脂肪酸、ビタミンAなど多くの栄養素が豊富ですが、水溶性のビタミンCや、動物性のたんぱく質と相性の良い*菜由来の食物繊維(かさのあるもの)が不足しています。
不足しがちな。栄養を意識した組み合わせは、ビタミンCや水分が豊富な紅白なます、 お煮しめなどのおせち料理を合わせるとぴったりです。
ぽかぽかびより


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