電子レンジでたったの5分加熱するだけで、味がしみた牛肉のしぐれ煮が作れるんです。作り方のポイントは、肉類がかたまらないように野菜と重ねるところ!
みりん+醤油とシンプルな味付けですが、かんてんクック顆粒の効果でタレがほどよくとろみを持ち、照りツヤよく仕上がります。
牛肉と長ネギの旨みが溶け出した甘辛い味付けは、ご飯との相性も抜群!作り置きしておけば、忙しい日の夕食やお弁当のおかずにも大活躍します。ぜひお試しください!

作り方を動画で確認
Instagramリールで紹介しています。
レンジ加熱する時の、肉と野菜の重ね方や、調味料の重ね方などポイントがいっぱいなので、ぜひチェックしてください
【牛肉と白ねぎのしぐれ煮】レシピ
材料:2人分
調理時間の目安:約10分
- 牛薄切り肉 320g
- 白ねぎ 1本
- しょうが 1/4かけ
- 【A】みりん 大さじ3
- 【A】濃口醤油 大さじ2
- 【A】かんてんクック顆粒 小さじ1/2
冷蔵保存:2〜3日
冷凍保存:2週間
詳しい作り方
食材の準備
牛薄切り肉が長い場合は、食べやすい大きさに切る。白ねぎは斜めに薄切りにし、しょうがは千切りにする。
耐熱容器に牛薄切り肉と白ねぎを交互に重ね、しょうがを加える。


調味料をかけてレンジ加熱する
【A】を上からかけ(混ぜる必要はなし) ラップを具材に密着させ、その上からふんわりとラップをして、電子レンジ(600W)で5分加熱し、全体をよく混ぜる。


よりおいしく作るコツ
このレシピをさらに美味しく、そして美しく仕上げるためのプロ目線のコツを3つご紹介します。
- 肉を驚くほど柔らかく仕上げる秘訣
牛肉は加熱しすぎると硬くなってしまいます。レンジ加熱後、すぐに混ぜ合わせることで余熱で優しく火が通り、ふっくら柔らかい食感を保つことができます。また、肉の下に白ねぎを敷くことで、肉への火のあたりが均一になり、硬くなるのを防ぐ効果もあります。 - 味しみを格段にアップさせる一手間
加熱直後は味がなじんでいないように感じますが、粗熱が取れる過程で味がぐっと染み込んでいきます。加熱後に全体をしっかり混ぜ合わせたら、5分ほど置いて味をなじませるのが美味しくなる秘訣です。 - 美しい「照り」と「とろみ」の出し方
このレシピの照りと上品なとろみは、「かんてんクック顆粒」によるものです。寒天は温度が下がる過程で固まる性質があるため、冷めていくとしぜんなとろみがつき、タレが具材によく絡みます。盛り付ける際にタレも一緒にかけることで、見た目も美しく仕上がります。
冷蔵保存 冷蔵保存した場合は、食べる直前に温め直すと良いでしょう。

このレシピの栄養まとめ
このレシピ(2人分)の主な食材から摂取できる栄養成分の目安です。
※出典: 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」より、各食材の生の状態の可食部100gあたりの数値を基に算出。牛肉の部位や個体差、調理による栄養価の変動は考慮していません。
| 食材(分量) | 栄養価 |
| 牛薄切り肉(リブロース, 脂身つき, 320g) | タンパク質: 54.4g<br>脂質: 87.0g<br>鉄: 5.4mg<br>亜鉛: 12.8mg |
| 白ねぎ(1本, 約100g) | 食物繊維: 2.5g<br>ビタミンC: 14mg<br>アリシン(香り成分) |
| しょうが(1/4かけ, 約5g) | ジンゲロール、ショウガオール(辛味・香り成分) |
このレシピは、牛肉からタンパク質や鉄分を効率よく摂取できますが、骨や歯の健康に不可欠なカルシウムや、抗酸化作用のあるビタミンA(β-カロテン)、ビタミンD、ビタミンEなどが不足しがちです。それを補うための、おすすめの献立案やレシピはこちら
- 主食: 白米 or 雑穀米
- 副菜: ほうれん草と人参のごま和え
(緑黄色野菜で、不足しているビタミンA(β-カロテン)やビタミンC、鉄分を補います) - 汁物: 豆腐とわかめの味噌汁
(豆腐でカルシウム、わかめでミネラルと食物繊維を手軽にプラスできます)



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