【金時人参の白だし煮】レンジで4分！おせちを彩る飾り切りレシピ｜冷凍保存OK

冬になると出回る、色の鮮やかな金時人参。
それを飾り切りにして、電子レンジで白だし煮にし、冷凍保存しました。
このレシピは 

• 100円SHOPの型を使って簡単に
• レンジ4分加熱で白だし煮に
• 冷凍保存可能なので、おせち料理・お弁当おかずに◎

作り方をショート動画に撮影してみたので、簡単でわかりやすいと思います。
ぜひお試しください。

＼【保存版】おせち作り、これ1記事／

作り方を動画でチェック 

レシピ【金時人参の白だし煮】

材料：作りやすい分量

使用している型・耐熱容器

使用している型は「花びら　クッキー型」
レンジ加熱で火を通す時は、煮汁に浸ってほしいので底の部分が広くなっているタッパーの大きな耐熱ガラスの容器を使用しました 

詳しい作り方

コツ・ポイント

• 砂糖なしで「素材の甘み」を引き出します
  金時人参は西洋人参に比べて甘みが強いため、砂糖は使いません。「白だし」でだしと塩味を、「料理酒」で旨味と味の浸透を促すシンプルな味付けが、人参本来の美味しさを際立たせます。
• 加熱は「沸騰＋10秒」が目安
• 600Wで約4分が目安ですが、耐熱容器の大きさや機種によって変わります。ポイントは「ボコボコと沸騰してから10秒ほど加熱して止める」こと。あとはラップをしたまま冷ます「余熱調理」で、味がじっくり染み込みます。
• 型抜き後の「余り」はポタージュに
  型抜きで余った部分は、コンソメスープで柔らかく煮てブレンダーにかければ、絶品ポタージュに変身します。形が不揃いでも味は一級品。食材を無駄なく使い切れます。
• バターを足せば「洋風グラッセ」に
  白だしを減らし、バターを少量加えて加熱すれば洋風の付け合わせになります。ただし、バターなどの油分はレンジ加熱時に温度が上がりすぎる原因になるため、必ず水分（水）と一緒に加熱してください。

普通のオレンジ色にんじん（西洋にんじん）でも作れますか？

はい、同じ分量・工程で作れます。品種によっても変わってきますが、金時人参に比べて少し甘みが控えめになる場合があるので、お好みで砂糖をひとつまみ足しても良いでしょう。

クッキー型がない場合はどうすればいいですか？

包丁で「ねじり梅」などの飾り切りにするか、シンプルに「輪切り」や「乱切り」でも美味しく作れます。型抜きは見た目を華やかにするための工程ですので、形はお好みで調整してください。

鍋で作る場合の煮込み時間は？

鍋に調味料と人参を入れ、落とし蓋をして弱火で5〜8分ほど煮てください。竹串がスッと通る柔らかさになれば完成です。

アルコール分は子供でも大丈夫ですか？

電子レンジで沸騰させる過程でアルコール分はほとんど蒸発しますが、ごく微量は残る可能性があります。気になる場合は、料理酒を同量の「水」に置き換えて作ってください。

このレシピの栄養まとめ

本レシピで使用する主な食材の栄養について、日本食品標準成分表2020年版（八訂）を参考に書き出すと…

食材	栄養価のポイント
金時人参	西洋人参よりも鮮やかな赤色が特徴で、トマトと同じ抗酸化成分「リコピン」を含んでいます。もちろん、体内でビタミンAに変わる「β-カロテン」も豊富。皮膚や粘膜の健康維持に役立つ緑黄色野菜の代表格です。
白だし	醤油よりも色が薄いため、食材の色（今回は人参の赤）を鮮やかに残せます。かつおや昆布の「うま味成分（アミノ酸等）」が含まれており、塩分だけでなく深い味わいを短時間で加えることができます。

にんじん単品なので、本レシピだけだと、タンパク質や脂質が不足します。人参に含まれる脂溶性ビタミン（β-カロテンやリコピン）は、油と一緒に摂ることで吸収率がアップするため、献立で補えればベスト！

おせち料理やお弁当で一緒に合わせると◎なレシピはこちら 

• 主菜：鶏肉の八幡巻き（または松風焼き）
  • 鶏肉でしっかりたんぱく質を補給します。鶏皮や調理油に含まれる脂質が、人参の栄養吸収を助けます。
• 副菜：ほうれん草の胡麻和え
  • 人参だけでは不足しがちな鉄分や、さらなるビタミン類を緑の野菜で補います。
• お弁当なら：卵焼き
  • 黄色が入ることで、人参の赤とのコントラストが美しく、たんぱく質もプラスできます。

ブログ内のにんじんレシピはこちらからご覧いただけます 

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