しっとりジューシーなむね肉の甘酢たれがけを紹介します。
このレシピの特徴は
- むね肉は分厚いまま使用
- 電気圧力鍋使用
- 最後にたれを煮詰めて上からかける
なので、とっても簡単ですし。
おかずにもおつまみにもなるし、翌日のお弁当おかずにも◎ しかも加熱中、ずっとキッチンにいなくても良いので、忙しい日にもぴったりです。
むね肉はそのまま調理?下味は?上?下?どちらの向きで加熱?などなど。細かいコツを書いているので、ぜひお試しください。
材料・分量
加圧時間:70kPaで6分加圧 材料:2人分
- 鶏むね肉 1枚
(下味)塩 小さじ1/3
(下味)本みりん 大さじ1 - 【A】醤油 大さじ2
- 【A】酢 大さじ2
- 【A】砂糖 大さじ2
- 【A】すりおろし生姜 小さじ1
- 【A】すりおろしニンニク 小さじ1
- 片栗粉 小さじ1(倍量の水で溶く)
使用している電気圧力鍋について
今愛用している電気圧力鍋は、ワンダーシェフ電気圧力鍋楽ポンnooge4.0Lです。
電気圧力鍋は2014年から使っていますが、このnoogeは、2022年の春から使用しています。
電気圧力鍋自体は、火を使わないからご年配の方でも安心して調理ができます。それに材料を入れてスイッチを押すだけなので、忙しい方におすすめ。
特にこのnoogeは、圧力調理だけじゃなく、温度や時間の設定が自由にできてお料理の幅が広がります。
詳しい作り方
下味
むね肉は切らずに(下味)の調味料をもみ10分置きます。その間に、電気圧力鍋の内釜に【A】の調味料を計量して入れます。むね肉に調味料を絡めてから皮側を下にします。
加圧調理
内釜を電気圧力鍋本体にセットしフタを閉め6分加圧調理します。
圧力が抜けてフタを開けた状態が真ん中の写真。上下をひっくり返して10分以上置き、味をしみこませます。
仕上げ
鶏むね肉を取り出して切り分けます。
追加熱5〜6分に設定して調理スタート→沸々してきたら、水溶き片栗粉を混ぜながら加えとろみをつけます。むね肉にかけたら完成です。
コツ・ポイント
むね肉の下味
本みりんを使うのは「酒と同じで臭みをとるため」「甘みを加えるため」「味しみをよくするため」です。下味に使った際に出てきた水分はペーパーなどで拭き取ってください。
本みりんが加熱によって肉などの食材を固くする?
加熱すると、アルコールが蒸発し、糖分がキャラメル化を起こすことがあります。この過程で、食材の表面が固くなることがありますが、これは本みりんの成分によるものではなく、調理方法や温度、時間によるものです。
電気圧力鍋に入れる「むね肉の向き」について
皮を下にして入れるのは、皮が縮まないようにするためです。(調味料が少ない場合、鍋底の食材に少し焼き色がつくこともあり。このレシピでは「皮を下」がおすすめ◎)
皮を上にして入れるのは、蒸す調理法の時。皮の脂や旨みが下にまわって、おいしくなります。
加圧後少し時間をおくのはなぜ?
加圧することで、食材内部の水分が外に出やすくなりますが、すぐに取り出すとその水分が再吸収されず味が均一に染み込む前に食材が冷めてしまいます。
少し時間をおくと、内部の水分が再び食材に戻りやすくなります←この過程で調味料が浸透し、全体的に味が均一に染み込みます。
電気圧力鍋での調理後に少し時間をおくことは、味の染み込みを良くするために重要なステップです。
圧力が抜けた後にさらに休ませる時間を設けるという意味です。食材が大きい場合はその分時間も長く〜ですが、目安の時間は以下の通り↓
- 肉類(鶏・豚・牛など):10〜15分
- 野菜:5〜10分
- 煮込み料理:15〜30分
たれのとろみについて
追加熱キーは、追い焚きと同じです。
沸々している状態で、フタを開けて混ぜてください。
片栗粉は加える前にもしっかり混ぜ、沸々している調味料を混ぜながら手早く加えると、ダマになりにくいです。
ご自身で調味料を増やした場合/むね肉からの水分がたっぷり出た場合など
片栗粉の分量も様子を見て、調整してください。
関連レシピ
ブログ内の電気圧力鍋を使ったレシピ一覧はこちらからご覧ください
大好評のレシピはこちら。
骨付きのスペアリブも短時間でほろっほろにやわらかくなるのは、圧力調理ならでは。味付けは、人気のハニーマスタード味にしています
noogeは温度や時間設定も自由にできます。65℃で3時間の低温調理で、やわらかく絶品に作る紅茶豚のレシピも人気です
質問・感想など、ぜひ聞かせてください↓