電気圧力鍋で低温調理!紅茶豚のレシピ|65℃で肉が柔らかくなる科学的理由と黄金比のたれ

紅茶のタンニン65℃の低温調理を掛け合わせれば、安い塊肉でも異次元の柔らかさに生まれ変わります。「パサつく」「硬い」という失敗なしの紅茶豚レシピを、動画付きで解説しますね。おもてなし・作り置きにぴったりです!

目次

材料:3〜4人分

  • 豚肩ロースかたまり肉: 500g
  • 液体塩こうじ: 大さじ4(下味用)
  • 紅茶ティーバッグ: 4つ
  • : 1L
  • 本みりん: 180ml
  • 【A】濃口醤油: 90ml
  • 【A】粒入りマスタード: 大さじ2
  • 【A】おろしにんにく: 適宜
  • 【A】こしょう: 適宜

栄養成分(1人分 推定値)

項目推定値
エネルギー385 kcal
食塩相当量2.8 g
たんぱく質24.5 g
脂質21.0 g
食物繊維0.4 g
糖質15.2 g
野菜量0 g

作り方

下準備

下準備

  • 豚肩ロースかたまり肉全体に液体塩こうじを揉み込み、保存袋に入れて一晩置きます。
    ※酵素の力でお肉の保水力を高めますが、時間がない場合は省略可能です。
STEP

紅茶で低温調理を行う

  • 電気圧力鍋の内釜にを入れて【追加熱】機能で沸騰させます。
  • 沸騰したら紅茶のティーバッグを加えて5分煮出し、取り除きます。
  • 下準備した豚肉を静かに入れ、【温度調理】モードで65℃・3時間に設定して加熱します。
STEP

たれを作る

  • フライパンに本みりんを入れて強火にかけ、半量になるまで煮詰めます(煮切り)。
  • 火を止めてから【A】(濃口醤油、粒入りマスタード、おろしにんにく、こしょう)を加えて混ぜ合わせます。
STEP

味を染み込ませる

  • 加熱が終わった豚肉を取り出し、②のたれと一緒に保存袋に入れます。
  • 空気を抜きながら袋の口を閉じ、冷蔵庫で半日以上寝かせて味を染み込ませます。

動画で手順をチェックする

コツ・ポイント

  • 温度の科学:
    豚肉のタンパク質が硬化し始める68℃直前の「65℃」をキープすることで、肉汁の流出を最小限に防ぎます。
  • 煮切りの手間:
    みりんを半量まで煮詰めることで、アルコールの角が取れ、まろやかで上品な甘み・深いコクと照りが生まれます。
  • 紅茶の効果:
    紅茶は弱酸性(pH5程度)のため、肉の保水性が高まりしっとりとした食感が保たれます。紅茶のタンニン(ポリフェノール)が肉の特有の臭みを消しますし、肉が硬くなるのを防ぐ役割をはたします。
    ⚠️タンニンは「収斂作用(しゅうれんさよう)」が強すぎると逆に身を締めすぎてしまうため、濃すぎる紅茶で長時間煮込みすぎないのが、柔らかく仕上げるポイントです。
電気圧力鍋がありません。他の調理器具で代用できますか?

はい、代用可能です。炊飯器の保温機能を使う方法が手軽です。ジッパー付き保存袋に豚肉と紅茶の煮出し汁(70℃程度に冷ましたもの)を入れ、空気を抜いてしっかり口を閉じます。炊飯器の内釜にお湯(70℃程度)を張り、袋を沈めて3〜4時間「保温」してください。ただ、炊飯器によっては保温機能が60℃くらいで低いものもあるので要注意⚠️ あと、臭いが気になる方はお試しにならない方が良いです…

大きな鍋と温度計があれば、湯煎で65℃を保ちながら調理することも可能です。

塩こうじで一晩漬け込む時間がないのですが、省略しても大丈夫ですか?

はい、省略しても美味しく作れます。紅茶で煮込むこと自体に臭み取りの効果があります。もし時間がない場合は、調理前に豚肉の表面に少量の砂糖と塩をすり込んで15分ほど置くだけでも、下味がつき、保水効果でよりしっとり仕上がります。

余った紅茶豚の、おすすめのアレンジ方法はありますか?

たくさんあります!!!

薄切りにしてラーメンや冷やし中華のトッピングにするのはもちろん、角切りにしてチャーハンの具材にすると、タレの旨味がご飯に染みて絶品です。また、パンにレタスやマヨネーズと一緒に挟んで、贅沢なチャーシューサンドにするのもおすすめです。

余ったたれの方は、炒飯の味付けや、煮卵の漬け込みだれとして活用すると絶品ですよ。

保存期間はどのくらいですか?

冷蔵なら作った日を含めて3日ほど。

冷凍の場合はたれごと保存袋に入れて、2週間ほど。半解凍の状態でカットすると切りやすいです。食べる時は軽く温めてください。

栄養解説・おすすめ献立

食材栄養価
豚肩ロースビタミンB1が豊富で、糖質の代謝を助け疲労回復に役立ちます。
紅茶(タンニン)ポリフェノールの一種で、抗酸化作用が期待できます。

このレシピで一番多く摂取できる栄養素はたんぱく質
不足しがちな栄養素は、順にビタミンC・食物繊維・カルシウム・βカロテン・マグネシウム

お肉料理に不足しがちなビタミンCと食物繊維を、生の野菜や副菜で補うとバランスが整います。おすすめの献立レシピはこちら


この紅茶豚。
料理家さんの集まりの時に、持っていきました。

  • きれいな豚肩ロースが特売だった!
  • 前日に作り置き可能(当日は凍らせたパック飲料と持参)

こんな理由から、当日の朝バタバタしないだろうと思い、このメニューに。お野菜メニューはたくさん集まりそうだったので、お肉系をチョイスしました

おせち料理にも毎年入れています。
他のおせち料理や盛り付けはこちらからご覧ください

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