じりじりと暑い夏の日。
食欲がない時でも、さっぱりと食べられる副菜が冷蔵庫にあると嬉しいですよね。
そんな時にぜひ試してほしいのが、ゴーヤ・梅干し・大葉を組み合わせた、究極のさっぱり和え物です。
シャキッとしたゴーヤの心地よい苦味に、梅干しのきゅっとした酸味、そして大葉の爽やかな香りが三位一体に。味の決め手は、梅干しをみりんで優しくのばした、まろやかな和え衣。削り節の旨みが全体をまとめ上げ、シンプルながらも奥深い味わいを生み出します。
まさに「大人のための、夏の逸品」。
白いご飯にはもちろん、キリッと冷やした日本酒や焼酎のアテにも最高です。
今回は、ゴーヤの苦味を程よく残す下処理のコツから、失敗しない味付けのポイントまで、詳しくご紹介します。

材料
調理時間の目安:10分 分量:作りやすい分量(副菜なら4人分)
- ゴーヤ 1本
- 大葉 3〜4枚
- 【A】梅干し 1〜2個
- 【A】みりん 大さじ1
- 削り節 2g
梅干しをみりんでのばすレシピです。
みりんはアルコールなので、気になる方&お子様も食べる場合などは、火加熱OKな みりん風調味料をお使いください。
詳しい作り方
材料の準備
ゴーヤは縦半分に切り、種とわたを取り除き、8mm幅に切る。
梅干しは果肉を包丁でたたいて細かくする。
大葉は茎をとって千切りにし、水に5分さらした後、ザルにあげて水けをきる。
ゴーヤの下茹で
ゴーヤは熱湯でサッと茹で、流水にとって冷ます。水けをしっかり絞る。
和えて仕上げる
ボウルに梅干しを入れ、みりんを混ぜる。
そこに、ゴーヤ・青じそ・削り節を加えてサッと和える。



より美味しく作るためのコツ&ポイント
秘訣1:ゴーヤの食感を活かす「茹で時間」と「水切り」
茹ですぎてクタクタにならないよう、沸騰したお湯に入れたら30秒〜1分以内で引き上げるのがベスト。鮮やかな緑色に変わった瞬間が目安です。
そして、最も重要なのが水切り。茹で上がったゴーヤは、冷水で冷ました後、キッチンペーパーで包むか、手でぎゅっと握って、しっかりと水分を絞り切ってください。ここで水気が残っていると、味がぼやける最大の原因になります。
秘訣2:梅だれは「みりん」で伸ばしてコクと照りを出す
梅干しをそのまま使うと、塩味が強すぎたり、ゴーヤに均一に絡まなかったりします。みりんを加えてペースト状にのばすと、みりんの優しい甘みが梅干しの酸味のカドを取り、まろやかな味わいに。
お子様向けには、煮切ってアルコールを飛ばしたみりんや、みりん風調味料を使うと安心です。
秘訣3:大葉は「水にさらして」香りを引き立てる
千切りにした大葉を5分ほど冷水にさらすひと手間。これにより、大葉特有のアクが抜け、エグみが取れて香りが一層引き立ちます。
シャキッとした食感も生まれるので、和え物全体のアクセントになります。水にさらした後は、ゴーヤと同様にしっかりと水気を切るのを忘れずに。

【初心者も安心】ゴーヤの梅じそ和え Q&A
関連レシピ
メインのボリュームおかずから、作り置き・お弁当にもぴったりな副菜まで。ゴーヤのレシピ一覧はこちらからご覧いただけます
質問・感想など、ぜひ聞かせてください↓