【神レシピ】さばの南蛮漬け|本みりん×お酢の黄金比で感動の味に!サバの南蛮漬け

サバ料理のレパートリーに迷ったら、絶対におすすめなのが さばの南蛮漬け
今回は、本みりんをたっぷり使った甘酸っぱくてやさしい味わいの南蛮酢が主役の、”神レベルにおいしい”レシピをご紹介します。

鯖はカリッと揚げ焼きにし、たっぷりの玉ねぎと一緒に熱々の南蛮酢にじゅわっと漬け込むだけ。冷やしておけば、夏の作り置きおかずにも、お弁当のおかずにも大活躍です。

南蛮酢の黄金比や、サバをよりおいしく仕上げる下処理のコツもくわしく解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

サバの南蛮漬けのレシピと詳しい作り方
目次

作り方を動画でチェック

Instagramリールでは、2025年6月7日にこちらで。
同じものになりますが、YouTubeショートで紹介しています

レシピ【サバの南蛮漬け】

材料

材料:作りやすい分量(3〜4人分)
調理時間の目安:20分

冷蔵保存:3日

  • さばの片身 2枚(約300〜400g)
    料理酒 大さじ1〜2
     
  • 本みりん 350ml
  • 塩 小さじ1
  • 鷹の爪 1個
  • 穀物酢 200ml
  • 醤油 小さじ1
     
  • 【A】片栗粉 大さじ1
  • 【A】薄力粉 大さじ1
     
  • 米油 大さじ3〜4
     
  • 玉ねぎ 1個
  • にんじん、ピーマン 適量

詳しい作り方

【下準備】
玉ねぎは繊維を経つように1cm幅に切り、にんじんとピーマンは細切りにする。

STEP

さばの下ごしらえと南蛮酢の準備

さば料理酒をかけて10分置き、出てきた水分をペーパーで引き取る(骨を取り除くと良い)。

その間に、南蛮酢を作る。鍋に本みりんを入れて中火にかけ、3〜4分煮詰めてとろみを付ける。熱いうちに塩と鷹の爪を加えて塩を溶かし、火を止めてから穀物酢と醤油を加えて混ぜる。

サバの臭みを料理酒でとる
南蛮酢を作る
南蛮酢を仕上げる
STEP

さばを揚げ焼きにし野菜と合わせる

さばは一口大に切り【A】の衣をつける。フライパンに米油を入れて中火にかけ、さばを両面カリッと揚げ焼きにする。

保存容器にさばを入れ、上から野菜を乗せ、南蛮酢を注ぐ。野菜が浸かっていない場合は数時間後に、上下を返すと味がよくなじむ。

サバに薄力粉と片栗粉の衣をつける
サバをフライパンでカリッと焼く
サバと野菜と南蛮酢を合わせる

よりおいしく作るコツ

本みりんを煮詰める工程について

本みりんの主な糖分はブドウ糖、他にはオリゴ糖などです。砂糖をたっぷり入れるよりも、甘さのキレが良くて、あっさり感じます。

  • 半量くらいになるまで煮詰めると、とろみが出て、しっかり甘さを感じる南蛮酢に
  • 本みりんのアルコールは、沸々と泡が出て2分煮込めばOK

お好みの甘さ加減に調整してください。

南蛮酢を加える順番について

  • 塩をしっかり溶かすために熱いうちに加えています。
  • 酢と醤油は、火を止めてから加えた方が、香りや酸味が残っておいしく仕上がります。

南蛮漬けを作る時、子どもが喜ぶ魚介類は?

小あじなら、じっくり揚げることで、骨もまるごと食べやすくなります。ししゃもなら、焼いて作れるのでお子様も食べやすいでしょう。

他は、鮭も甘みが強くて好評です。小さいお子様で、小骨が気になる場合は、刺し身用の魚で作っても良いと思います。

味付けに関しては、鷹の爪は抜くか量を控えめに。酢っぱくなりすぎないように仕上げると喜ばれます。

骨を取るのが面倒!簡単にできる方法は?

市販の骨取りサバを使えば時短になります。少し風味は変わりますが、缶詰のサバ水煮でさっと作る方法もあります。

アレンジ&このレシピに合う献立例

他の魚介類でアレンジする場合

食材特徴・ポイント
あじ(鯵)南蛮漬けの定番。小あじなら丸ごとでも。香ばしさと旨み◎
いわしサバよりやや脂が強め。小骨はしっかり取って
白身魚(タラ、カレイ、ホキ)クセが少なく、淡白で食べやすい。衣が合う
鮭(サーモン)子どもにも人気。脂の甘みと南蛮酢の相性◎
ししゃも(カラフトししゃも)頭から丸ごと食べられて簡単。骨も気にならない
イカやエビ焼く・揚げる手間はあるが、プリプリ食感と甘酸っぱさが絶妙

漬け込む野菜でおすすめのもの

  • 玉ねぎ(薄切り)
    :南蛮酢との相性抜群。絶対おすすめ
  • にんじん(千切り)
    :彩りUP。やや固めなので湯通ししても
  • ピーマン/パプリカ(薄切り)
    :見た目にも鮮やかで苦味もアクセントに
  • ごぼう(ささがき)
    :歯ごたえが良く、満足感がアップ
  • セロリ(スライス)
    :洋風寄りにしたい時にぴったり

献立例

南蛮漬けは、「冷たい主菜」として扱えるので、汁物や副菜は温かいものを加えるとバランスがよくなるでしょう。

汁物は、かきたま汁のような やさしい味がおすすめ

あとは、箸休めに緑野菜でおひたしなど。食物繊維UPのために、ひじきの煮物などがおすすめです

英語版|Recipe in English

▷ Simple Saba Nanbanzuke (Japanese Marinated Mackerel)

Ingredients (Serves 3–4):

  • 2 mackerel fillets (300–400g)
  • 1–2 tbsp sake
  • 350ml mirin
  • 1 tsp salt
  • 1 dried chili pepper
  • 200ml grain vinegar
  • 1 tsp soy sauce
  • 1 tbsp potato starch
  • 1 tbsp flour
  • 3–4 tbsp vegetable oil (e.g. rice oil)
  • 1 onion
  • Carrot and green pepper (as needed)

Instructions:

  1. Sprinkle sake on the mackerel, let sit for 10 min, then pat dry and remove bones. In a pot, boil mirin for 1–2 min to remove alcohol. Add salt and chili while hot, then turn off the heat and mix in vinegar and soy sauce to make the marinade. Thinly slice the onion, carrot, and green pepper.
  2. Cut the mackerel into bite-size pieces, coat with potato starch and flour. Pan-fry in oil until golden and crispy. Place in a container, top with sliced vegetables, and pour over the marinade. Let cool and chill. Flip after a few hours if not fully submerged.
サバの南蛮漬けのレシピと詳しい作り方
サバの南蛮漬けのレシピと詳しい作り方

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