合わせトヨ型やスリムラウンド型で作る、丸い筒状のパン ラウンドパン。
ただ型に入れて焼くだけで、簡単に丸いパンが完成しますし、色付きの生地を巻き込めば、可愛いくるくる模様の完成です!
パン作りにはまって、一番最初に買ったのがこのラウンドパンの型でした。
ラウンドパン歴20年!(思いの外、長い。。。🤣)
初心者でも失敗しにくいよう、注意点&きれいに作るコツを、まとめますね。
ラウンドパンの型について
- ラウンドパン
- 焼き合わせウェーブ
- 合わせトヨ型
などで検索してみてください。
長さや径が違うので、ご家庭のオーブンのサイズに合わせて、個数を選ぶと良いでしょう。
パンを作る時の材料について
強力粉について
使う強力粉は、ご自身が使い慣れているもので構いません。
私はここ数年、リスドォルや・国産強力粉(ゆめちから、煉瓦)をリピートしています。強力粉によって、膨らみ方などクセがあるので、毎回種類を変えずに、同じ種類のものを極めるイメージです。
インスタントドライイーストについて
インスタントドライイーストは、本来常温保存ができますが、私は冷蔵庫で保管しています。夏場、ストック棚で管理していたとき、膨らみが悪いように感じたからです(体感ではありますが。。。) 冷蔵庫で保管していると、開封してから数ヶ月経過しても、しっかり膨らみますよ。
種類は、特に人気のある「赤サフ」と「金サフ」があるので、その違いを紹介しますね。
1. 糖分に対する耐性
- 赤サフ: 糖分が0%〜12%までの生地に◎。
糖分が少ない生地に向いており、ビタミンCが添加されているため、グルテンの強化に寄与します。これにより、しっかりとした食感のパンが作れます。 - 金サフ: 糖分が5%以上の生地に◎。
耐糖性があるので、菓子パンや甘いパンでもしっかりと発酵します。金サフは、特に砂糖や油脂が多く含まれる生地に向いています。
2. 使用用途
- 赤サフ: フランスパンやフォッカッチャ。
日常的なパン作りに広く使用されています。 - 金サフ: 菓子パンや甘いパン、シュトレンなど。
デザート系のパンに向いています。
くるくる模様のラウンドパンを作る時のコツ
生地の準備
両方の生地の固さや温度を同じにさせます。私はパウダーを入れた方の生地を手で捏ね、プレーン生地はホームベーカリーで捏ねてもらい、間にラップを挟み、一次発酵しています。
生地を伸ばすとき
生地は型の幅よりも1〜2cm小さめににします。1〜1.5斤の場合は短辺の端から。スリムラウンドの場合は長辺の端から巻きます。
2種類の生地、どちらも厚さが均等でないと、模様がきれいに出ません。丁寧に長方形に伸ばしてください。
巻くとき
具を入れる場合は、めん棒で押さえて生地となじませると、空洞ができにくくなります。
きつく巻きすぎると発酵中に生地が破れることがあります。軽く引っ張りながら程よい力で、空気を抜くように巻いてください。
巻き終わりが開かないように、指でつまんでしっかりと密着させます。
焼く前 & 焼きあげ
型には離型材(スプレーオイル)を塗っておきます。
型の8割くらいの高さまで膨らむように、乾燥しないようにほどよい蒸気(40℃)の中で最終発酵させます。
レシピの指定温度で焼きます。途中でひっくり返す必要はありません。
材料について
型や、強力粉の種類によって、分量は変えています。
- 20cm1斤型:強力粉は220〜250g
- スリムラウンド型:200gほど
水分(ぬるま湯)は、60%〜70%くらい。
それに砂糖大さじ1、バター20g、塩小さじ1/2、インスタントドライイースト小さじ1です。
しかも、毎回オーブンに入る最大上の、2〜3本を同時焼きにしています。
具を変えて数種類焼き分けています。
TOPページのサムネイル写真に掲載している 抹茶&黒豆のスリムラウンドパンの分量は、この通り
強力粉 200g
バター 20g
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/2
ぬるま湯 120ml
インスタントドライイースト 小さじ1
抹茶パウダー 小さじ2弱
黒豆 適量
抹茶パウダーは、クロロフィル粉末入りで発色がよいものを使っています。
その他のラウンドパンの材料や分量、レシピについて
ブログ内の、ラウンドパンのレシピをタグでまとめています。
まだ数は多くありませんが、徐々に増やしていくので、よろしければこちらから、他のラウンドパンの種類をチェックしてみてください
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