溶かして固めるだけで美しい仕上がりになるトリュフレシピを紹介します。特別な技術がなくても作れるので、お料理初心者さんや お子様でも手軽に挑戦できます。
ココアパウダーやチョコレートでコーティングすることで、華やかな印象に!見た目もかわいいくて、友チョコとして量産することも出来ますよ。
手順を簡単に説明
- チョコを生クリームで溶かす
- 丸めて冷やす
- コーティングする
この3ステップで、使う道具は
- ボウル(もしくは鍋)
- 丸める時にラップ
- コーティングチョコを入れる小さい器
- ココアパウダーの場合はポリ袋
トリュフ3種の材料
材料:10個分(直径2.5cmのもの)
調理時間:15分(冷やす時間含まず)
- 生クリーム 50ml
- チョコレート 100g
- リキュール 小さじ1
- 上掛け用チョコ、アラザン、速乾性チョコペン、ココアパウダーなど 適宜
製菓用チョコと板チョコの違い
製菓用チョコレート(特にクーベルチュール)は、カカオ分が35%以上でカカオバターの割合が高いです。余分な油脂や香料が含まれていないため、純粋なカカオの風味を楽しむことができます。
市販の板チョコは、そのまま食べてもおいしく感じるように、甘さや風味が調整されています。メーカーによって違うのですが、植物性油脂や香料が多く含まれていることがあります。
トリュフは製菓用チョコレートがおすすめ
リッチで深い味わいのトリュフを作る時には、質の高いチョコレートや脂肪分の多い生クリームがおすすめです。
ただそれぞれの好みもありますし、どれでも作れるので、お好みのもので作ってください。
上掛けチョコ・速乾性チョコペンについて
上掛け用チョコは、湯煎で溶かしただけで簡単に扱えてパリッと固まり、テンパリング不要です。その後、温めない限り、少々の温度変化があっても溶けにくいです。(ルセーラや、パータグラッセがおすすめ)
速乾性のチョコペンも、温めて使った後、すぐに乾くので初心者にもおすすめなアイテムです。
詳しい作り方
溶かす
生クリームとチョコレートを合わせ、湯煎で温め溶かします。チョコレートが約45℃を超えると油脂が分離し、ザラザラした状態になるので40℃くらいまでで作るのがおすすめです。
丸める
軽く冷やして素早く丸めます。30℃前後で丸めやすくなります。初心者におすすめなのは、小さくカットしたラップに①のガナッシュを入れて、丸くなるように形作り、15分前後 冷蔵庫で冷やし固める方法です。
コーティングする
上掛け用チョコレートを湯煎で溶かし、②にかけます。フォークを使うと隙間から余分なチョコレートが流れます。パウダーの場合は、ポリ袋に入れてやさしく馴染ませるように振ります。
作り方のコツ・ポイント
温度管理に気をつけてください
電子レンジで生クリームを温めてから、チョコレートを加えて溶かしても構いません。その場合でも、チョコレートが分離しないように生クリームの温度に気をつけてください。
もし手で手早く丸めたりする場合も、手が温かすぎるとチョコレートが溶けてベタベタになるので、手を冷やしながら作ったり、ラップを活用するなど気をつけてくださいね。
失敗例①:固まらない
チョコレートは製菓用でカカオ分が高いもの。生クリームは脂肪分が高いものを使えば、失敗しにくいのですが。。。
以前、板チョコと牛乳で作ったら固まらずにトリュフにならなかったことがありました。
市販の板チョコでカカオ分が低いチョコレートを使う場合は、生クリームの量を少なめに加える。もし牛乳を使う場合は、チョコレートの割合を増やす(チョコ:牛乳=10:3くらい)など
工夫すれば作れるのですが、今、チョコレートのお値段が高騰しているので、チョコレートの割合を増やすのであれば、普通に生クリームで作っても変わらないような気がします。
失敗例②:分離する
- チョコレートがしっかり溶けていなかった
- 混ぜ方が足りていなかった
- ボウルに汚れがついていたり、湯煎で水分が入ってしまった
などで分離する可能性があります。使う前に器具をきれいに洗って乾かしたり、1つ1つの工程は丁寧に進めてください。
関連レシピ
バレンタインにもぴったり
我が家の一番人気は、混ぜて焼くだけのチーズケーキです。もし、何個か作って友だちにプレゼントする場合は、100円SHOPのミニサイズのアルミ型を使うと、持ち運びが簡単です。
コスパが良く見た目もかわいくて、量産できるのは、メレンゲクッキー。コツは、きれいな泡立て器やボウルで、メレンゲをしっかり泡立てるだけ。大人気のレシピです。
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