おもてなしにも大人気!牡蠣のオイル漬け

おもてなしにも、おつまみにもぴったりな、牡蠣のオイル漬けレシピを紹介します。

地中海地域(フランスやイタリアなど)で作られている葉理で、牡蠣を加熱したあと、オリーブオイルに漬け込むことで保存性を高めるとともに、風味を引き出すレシピです。

この漬けたオイル。
パンにも合いますし、パスタソースにしたり、サラダのドレッシング、グラタンなど、いろんな料理にアレンジしてもおいしいんですよ。

牡蠣のオイル漬けのレシピと詳しい作り方

スーパーで牡蠣を選ぶ時。下ごしらえの方法、ちょっと心配なノロウイルスについても書いています。牡蠣がおいしい季節にぜひ作ってみてください。

目次

おいしい牡蠣の選び方

  • 「生食用」ではなく「加熱用」牡蠣が◎
  • 身がふっくらしていて貝柱が大きいもの
  • 小粒の牡蠣はやわらかいですが、加熱すると縮むので大きめがおすすめ

必ずパッケージや値札に記載されているのが「生食用/加熱用」
生食用は、指定海域もしくは減菌処理された水で一定期間エサを与えず管理されているため、加熱用の方がふっくら&ぷっくりしています。

殻付きの場合は、厚みがあり口が閉じているものを。パック詰めのものは、日付が新しく、貝柱が半透明・身がふくらんでいて黒い部分の色が濃いものを選ぶと良いですよ。

より美味しく作るためのポイント

  • 下ごしらえを丁寧に、汚れを取り除き
  • 低温でじっくり加熱して、柔らかく仕上げます
  • 油やニンニク、ハーブなどにこだわって香りよく

低温で火を通すと柔らかく仕上がりますし、ぷりっとした食感に仕上がります。

使う調味料によって味わいが変わってきます。お好みのもので構いませんが、ニンニクやハーブは、フレッシュなものがおすすめです。

レシピ【牡蠣のオイル漬け】

材料;作りやすい分量

調理時間の目安;15分

  • 牡蠣(加熱用) 450g
  • 白ワイン 大さじ2
  • 醤油 大さじ2
  • オリーブオイル(ピュア) 適量
  • にんにく、鷹の爪、ローズマリー 各少々

詳しい作り方

*保存容器(瓶)は消毒しておく

STEP

下ごしらえする

牡蠣は塩(分量外)を加えた水でやさしく丁寧に洗い、キッチンペーパーに広げて水気をとる。

牡蠣は塩水で優しく洗う
STEP

加熱する

フライパンに牡蠣を広げて弱火で3〜5分加熱する。火加減を中火に上げて白ワイン→醤油の順に加え、水気がなくなるまで煮る。

牡蠣のオイル漬けをフライパンで加熱する様子
牡蠣のオイル漬けの味付けとか熱する工程
STEP

漬ける

保存容器(瓶)に②・にんにく・鷹の爪・ローズマリーを入れオリーブオイルを注ぐ。

牡蠣のオイル漬けの詳しい作り方
牡蠣のオイル漬けにオリーブ油を注ぐ工程

牡蠣の下ごしらえで注意すべきポイント

水道水で洗わない

流水(真水)で洗うと水分を吸収し、身が縮む原因となります。

塩水で洗う時は3%くらいの濃度がおすすめ。片栗粉をまぶしてやさしく揉むと、汚れやぬめりを取り除くことができます。もしくは、大根おろしを使えば、臭みを取り除くのに役立ちます。どちらもしっかりすすいでください。

ノロウイルスのリスクと予防策

ノロウイルスを効果的に殺すためには、牡蠣を中心部が85℃以上になるよう1分以上加熱する必要があります。表面だけではなく、しっかり加熱してください。

牡蠣を扱った器具やまな板は、使用後すぐに洗浄し、他の食品と交差汚染しないように注意してください(アルコールベースの消毒剤も有効ですが、石鹸と水による手洗いで効果があります)

保存期間について

清潔な容器に入れてオイルにしっかり漬けることで約2週間楽しむことができると言われています。が、手作りのものですし、できるだけ早めに食べると良いでしょう。

冷蔵保存すると、オリーブオイルが固まって白く濁ることがあります。これはオリーブオイルの成分(パルミチン酸やオレイン酸)が低温により結晶化するためです。

冷蔵庫から出して室温に置いておくと、オイルは自然に溶けて元の状態に戻ります(急いでいる場合は、レンジで軽く温めても構いませんが、過熱に注意が必要です)

牡蠣のオイル漬け
牡蠣のオイル漬けのレシピと詳しい作り方

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