失敗しないメレンゲクッキー|ベタつく原因をプロが解決!絞り方&乾燥のコツ

バレンタインが近づくと、「今年は何を作ろう?」と悩むお母さんも多いのではないでしょうか。

クラスのみんなに配るから大量生産したい
材料費は抑えて安上がりに済ませたい
簡単なのに見た目が高見え
他の友だちとかぶらない可愛いものを…
そんな欲張りな願いをすべて叶えてくれるのが、このバラのメレンゲクッキーです。

実はこのレシピ、私の娘が小さいころから、バレンタインの時期になると毎年のように一緒に作っていた思い出の焼き菓子なんです。

「せっかく焼いたメレンゲクッキーが、翌日にはベタベタに…」 「中までサクサクにならず、キャラメル色に焦げてしまった」そんな心配は不要!温度管理と乾燥に気をつければ、失敗なし!

経験値から、「絶対に失敗しないサクサクの秘訣」を徹底解説。 「ベタつく原因」の対策はもちろん、余った卵白の数に合わせてすぐ作れる「分量早見表」や、プレゼントに欠かせない「湿気ない保存方法」まで詳しくご紹介します。

すぐに作り方を見たい方はこちら
レシピ(材料&STEP)

大量生産、安上がり、コスパよし、ばらまき、友チョコにぴったりなメレンゲクッキーの簡単レシピと失敗しないコツ

目次

メレンゲクッキーで失敗する3つの原因と解決策

「なぜか失敗しちゃう…」そんなお悩みを先に解決!メレンゲクッキーを作る時は、この3つのポイントさえ押さえればOKです!

原因1「水分と油分」

ボウルやハンドミキサーは完全に乾いていますか?
卵白の泡(メレンゲ)は、たんぱく質が空気を取り込んで作られます。ここに少しでも水分や油分(卵黄の混入もNG!)が入ると、たんぱく質の結びつきを邪魔してしまい、どれだけ混ぜても泡立たなくなります。
使う直前に再び洗ってキッチンペーパーで道具を拭き直すくらい慎重に。特にハンドミキサーの羽の内側など汚れが残っている場合もあります!アルコール除菌スプレーで拭いても◎ これだけで成功率がグンと上がります。

原因2「砂糖を入れるタイミング」

砂糖を一度にドバッと入れていませんか?
砂糖にはメレンゲを安定させる力がありますが、実は「重たい」という弱点もあります。まだ弱い泡の状態に砂糖を全部入れると、その重みで泡が潰れてしまいます。
砂糖は必ず「3回」に分けて。まず卵白だけで少し泡立ててから、砂糖を加えて「しっかりした骨組み」を作っていくのがサクサクの秘訣です。

原因3「焼き温度と乾燥」

焼き色がついて茶色くなっていませんか?
メレンゲクッキーは「焼く」というより「乾燥させる」お菓子です。100℃を超えると砂糖が「キャラメル化」し始め、色が茶色く変わってしまいます。
理想は真っ白な仕上がり。オーブンは熱源から遠い方の下段を使い、100℃以下の低温でじっくり水分を飛ばすことで、口の中でシュワッと溶ける独特の食感が生まれます。

しっかり水分を飛ばして乾燥させることで、サクサクが長続きします。
乾燥して冷ました後に指で押してみて、まだ生地が凹んだり、クッキングシートから外した時に底の部分がとろ〜りと半生だった場合は、再びオーブンで焼きましょう。分量が多ければ多いほど、焼くのに時間がかかります。焼き色がつかない温度で、10分〜20分焼いてみて、また乾燥させてチェックしてください。

プロが教える材料選びと道具のこだわり

仕上がりをプロ級にするために選びたいのは、この2つ!

なぜグラニュー糖?

普段使っている「上白糖」でも作れますが、メレンゲクッキーは「グラニュー糖」がおすすめです。上白糖は水分を抱え込みやすい性質があるため、焼き上がりがベタつきやすいのです。
純度の高いグラニュー糖を使うことで、キレの良い甘さと、湿気に強い「サックサク」のクッキーになります。焼いた後の仕上がりにも影響するため、グラニュー糖で作ってみてください。

シルパンを使うメリット

角皿に敷くのはオーブンシートでも良いのですが、ここ数年便利だと感じているのは網目状のマット「シルパン」
メッシュ状なので底面からも熱が通りやすく、余分な水分が下へ抜けてくれます。クッキングシートよりも底がくっつかず、裏側まで均一に、より乾燥したサクサク状態に焼き上がります。クッキー、メレンゲクッキー、パイシート、マカロンなどを焼く時にその良さを実感します。

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【保存版】失敗しないメレンゲクッキーの作り方

材料:角皿1枚分

新鮮で冷たい卵白(M寸) 2個
グラニュー糖 60g
コーティング用チョコ、アラザンなど 適宜(お好みで)

下準備

下準備

  • ボウルとミキサーの確認
    水分や油分がついていると泡立たないため、きれいに洗い、乾いた布でしっかり拭き取っておく。
  • オーブンの予熱:100℃に予熱を開始。
  • 天板の準備:シルパン(またはクッキングシート)を敷いておく。
STEP

メレンゲを作る

  • ボウルに冷えた卵白を入れ、ハンドミキサーの高速で泡立て始める。
  • 全体が白っぽく軽く泡立ったら、グラニュー糖の1/3量を加える。
  • さらに泡立て、ツノが立ってきたら残りのグラニュー糖を2回に分けて加え、その都度しっかり泡立てる。
    ツノがピンと立ったら、最後は低速で1分間ゆっくり回す。これで泡の大きさが整い、表面がなめらかに焼き上がる。
ハンドミキサーでメレンゲを作る時のコツとポイント
メレンゲを泡立てる時はグラニュー糖を数回にわけて加え、ツノがピンと経ったら最後は低速で1分間ゆっくり回す。
STEP

バラの形に絞る

  • メレンゲを絞り袋に入れる。
    このとき空気が入らないよう、袋に詰めたら一度手で軽く押して空気を抜く。
  • 天板の上に、中心から外側に向かって「の」の字を書くように丸く絞り出す。
    絞る時の角度は、直角。絞り終わりは上に上げず、横に下げるイメージで。ツノが尖ってしまったら、水で濡らした指先でちょんと押さえるときれいに整う。
メレンゲを絞り袋に入れて、中心から外側にむかって「の」の字を書くように丸く絞り出す・
メレンゲクッキーを天板に並べる時はこれ以上膨らんだりしないのでこれくらいぎゅうぎゅうに入れても問題なし。
STEP

焼成して乾燥させる

  • 100℃に予熱したオーブンの下段に入れ、約60分焼きます。
    途中で焼き色がついていないか必ず確認する。焼き色がつきそうなら、温度を80〜90℃に下げ、焼く時間を長めにとる。
    焼き終わってもすぐに扉を開けないこと! そのまま庫内で冷めるまで放置し、余熱で芯までしっかり乾燥させる。
  • 指で触ってみて、まだ柔らかい場合は10分ずつ追加して調整する。
メレンゲクッキーを作る時は焼き色がつかないようにオーブンの下段で加熱
メレンゲクッキーの焼き色がつかないための温度は80〜100℃まで。しっかり乾燥させるようにしてください。
  • 新鮮な卵白について
    泡立てるのに少し時間はかかりますが、キメが細かく、ずっしりと重みのある「強いメレンゲ」になります。絞り出した時のエッジ(バラの花びらの筋)がしっかり立ち、焼いている間も形が崩れず、中まで詰まったサクサクの食感になります。

    日付が経った卵白は泡立ちは早いのですが、1つ1つの気泡が大きく、もろくて壊れやすいメレンゲになります。もし冷蔵庫に、少し日が経った卵しかない場合は、泡立てる前にレモン汁を数滴加えると、卵白のタンパク質が固まるのを助けてくれるのでコシが出ます。が、なるべく、新鮮な卵を使うのがおすすめです!
  • オーブンの温度管理
    メレンゲは「焼く」のではなく「乾燥」が目的です。色が茶色くなる(キャラメル化)のを防ぐため、お使いのオーブンに合わせて80〜100℃の間で調整してください。
  • 2段で焼く場合
    一度にたくさん作る際でも、基本的には焼き上がるまで扉を開けないのが鉄則です。最近のオーブンは性能が良いので、開けずにそのまま焼き切る方が失敗はしくなくなります。

    もし、お使いのオーブンのクセで、どうしても焼きムラ(色の違い)が出てしまう場合のみ、開始から45〜50分経ったタイミングで、一度だけ素早く上下を入れ替えてください。

可愛くデコレーションしてギフトに!

パータグラッセの使い勝手

仕上げに使う「パータグラッセ(コーティング用チョコ)」は、プロも愛用する便利アイテム。面倒なテンパリング作業が不要で、溶かすだけでツヤツヤに固まります。40度くらいの湯煎でゆっくり溶かして、クッキーの半分をさっとくぐらせるだけで、一気にバレンタインらしい華やかさになります。アラザンを使う場合は、パータグラッセが完全に固まる前に付けて下さい

テンパリング不要の上掛け用チョコレートでおすすめなパータグラッセ
ぬるま湯の湯煎をして、メレンゲクッキーの一部だけを浸してデコレーションする。

パータグラッセはテンパリング不要で使えるため30℃くらいでベタベタ溶け始めます。涼しい場所においておき、急な温度変化がないように持ち運ぶのがおすすめです。

ラッピングストア(コッタ cotta)
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バレンタインのラッピング

メレンゲクッキーの天敵は「湿気」です。せっかくサクサクに作ったものの、翌日にはしっとりしていたら勿体ない!ラッピングする時に「食品用シリカゲル(乾燥剤)」を一緒に入れてください。

このような薄いシート状のものも売っていて便利ですよ

メレンゲクッキー、バレンタインの大量生産、友チョコ用におすすめのラッピング例

ラッピングは、シンプルに、透明の袋に入れてリボンで結ぶだけでも可愛いです。
マフィンカップやプラスチック容器に入れると、メレンゲクッキーも割れにくくて安心です。
OPPクリスタルパック
cottaマフィンカップ
FCスタイルカップふた付き
cottaシールシンプルギフト2色×3片

【Q&A】失敗しないための疑問を解決!

ここで、よくいただく質問にお答えします。作る前の参考にしてくださいね

卵白だけでなく、ボウルや砂糖も冷やしておく必要はありますか?

卵白は直前までキンキンに冷やすのが鉄則です!ボウルも冷やすとより安心です。 メレンゲクッキーの命である「きめ細かい泡」を作るには、卵白を冷やすことが最も重要です。半解凍くらいのシャリッとした状態が理想的です。 室温が高い時期や暖房がきいている部屋では、ボウルも冷蔵庫で冷やしておくと、メレンゲの温度が上がりにくく、より安定したメレンゲを作ることができます。砂糖(グラニュー糖)は常温のままで構いません。

部屋で暖房をつけていて室温が高くても大丈夫ですか?

メレンゲは「熱」と「湿気」に弱いため、涼しい場所での作業がおすすめです。 室温が高いと、泡立てたメレンゲの気泡が壊れて「ダレる(分離する)」原因になります。特に冬場、暖房の風が直接当たる場所は避けてください。 もし部屋が暖かい場合は、ボウルの底を氷水に当てながら泡立てたり、手早く絞り出し作業を終えてすぐにオーブンに入れることが、形崩れを防ぐコツです。

「ツノが立つまで」とは具体的にどれくらいですか?泡立てすぎるとどうなりますか?

ハンドミキサーを持ち上げた時、ツノの先端がピンと真っ直ぐ上を向く状態が目安です。 ツノがお辞儀をしてしまう状態ではまだ柔らかすぎます。ボウルを逆さまにしても落ちてこないくらいの硬さとツヤが出るまでしっかりと泡立ててください。 逆に泡立てすぎると、ツヤがなくなり「ボソボソ」とした状態(分離)になります。こうなると元には戻らず、焼いた時に表面がひび割れたり食感が悪くなるため、ツヤが出て重くなったらストップする見極めが大切です。

絞り出し袋を持つ手の体温が伝わっても大丈夫ですか?

手の熱はメレンゲの大敵です!軍手やタオルを活用しましょう。 手の体温で袋の中のメレンゲが温まると、気泡が潰れてドロドロになってしまいます。 対策として、軍手をはめたり、絞り出し袋の上からタオルを巻いたりして熱を伝えないようにします。また、一度に全量を袋に入れず、2〜3回に分けて絞り出すのも、綺麗な形をキープするポイントです。

甘いのが苦手なので、砂糖の量を減らしてもいいですか?

メレンゲクッキーにおいて、砂糖を減らすのは失敗の元です。 このレシピでの砂糖は、単なる甘み付けではなく、メレンゲの気泡を支える「骨組み」の役割をしています。 砂糖控えめにしてしまうと、泡が安定せず潰れてしまったり、オーブンで焼いても乾燥せずベタベタになったりします。サクサクの食感(シュワッと溶ける口溶け)を作るために、分量通りの砂糖をお使いください。

家にグラニュー糖がありません。上白糖でも代用できますか?

作れなくはないですが、サクサク感を目指すならグラニュー糖が断然おすすめです。 日本で一般的な「上白糖」は水分を吸いやすいため、焼き上がりがベタついたり、湿気やすかったりします。 お店のような真っ白でサクサクのメレンゲクッキーに仕上げるには、純度が高くサラサラしているグラニュー糖(または細目グラニュー糖)を使うのが一番の近道です。粉糖を使う場合は、コーンスターチが入っていない純粉糖を選びましょう。

焼き色がついて茶色くなってしまいます。どうすればいいですか?

メレンゲクッキーは「焼く」のではなく「乾燥させる」のが正解です。100℃でも色がつく場合は、温度を80〜90℃に下げ、その分焼き時間を10〜20分延ばして調整してください。オーブンの下段を使うのも、直火の熱を和らげるポイントです。

口金がない時は?プロのおすすめレシピ

今回はバラの形にするために口金を使いましたが、「口金を持っていない」「もっと手軽に作りたい」という方には、私の信頼する料理家仲間makiちゃんのレシピが絶対にオススメです!

実はmakiちゃんのレシピ記事でも、「口金を使って可愛く作りたい時はこちらのレシピ!」として、私のこの記事を紹介してくれています♡

makiちゃんのレシピは、袋の端を切るだけで作れるので、初心者さんや小さなお子さんと一緒に作る時にぴったりですよ。


他に我が家でよく作っている焼き菓子もリンクいたします。
どれも混ぜて焼くだけ〜のような簡単なものですし、失敗しないポイントを詳しく書いています

大量生産、安上がり、コスパよし、ばらまき、友チョコにぴったりなメレンゲクッキーの簡単レシピと失敗しないコツ

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