【簡単】ホームベーカリーで失敗なし!ふわふわ「ちぎりパン」の作り方と焼き色のコツ

クリスマスやおもてなし料理にもぴったりな、ボリューム満点のちぎりパン

今回はホームベーカリー(HB)を活用して、初心者の方でも簡単に作れるレシピをご紹介します。材料の配合や焼き方のコツを押さえれば、翌日でもパサつかずふわふわの食感を楽しめますよ。

スクエア型でこんがりきれいに焼き上がったちぎりパンの焼き色
目次

レシピHBで簡単ふわふわ!基本のちぎりパン

材料:20cmスクエア型1台=1斤分(約4人分)

  • 強力粉(ゆめちから推奨):300g
  • お湯(ぬるま湯):200ml
  • バター(または豆乳ソフト):30g
  • 砂糖:大さじ1
  • :小さじ1/2
  • インスタントドライイースト:小さじ1
  • 塗り卵+砂糖(照り用):少量

※出来上がりを10個とし、1食分(2個)摂取した場合の計算値
1人分の栄養成分(推定値:2個分)

エネルギー: 268 kcal
塩分: 0.6 g
たんぱく質: 7.8 g
脂質: 6.2 g
食物繊維: 1.6 g
糖質: 43.8 g
野菜量: 0 g

作り方

STEP

生地を作る(こね〜1次発酵)

  • 強力粉からインスタントドライイーストまでの材料をホームベーカリーにセットする。
  • 「パン生地コース」で一次発酵まで済ませる。
STEP

成形する

  • 生地を取り出して10等分にし、きれいに丸め直して型に並べる。
  • 暖かい場所で生地がふっくらするまで最終発酵させる(約30〜40分)。
STEP

焼く

  • 表面に塗り卵+砂糖を塗り、170℃に予熱したオーブンで25分ほど焼く。
ちぎりパンの材料 強力粉や豆乳ソフトをホームベーカリーにセットする準備
ホームベーカリーで作ったパン生地を10等分に切り分ける分割作業
ちぎりパンの成形コツ 10等分に丸めた生地をバランスよく型に配置する様子

おいしく作るポイント

  • 配置の工夫で均一な焼き上がりに
    手作業で分割するとどうしてもサイズにばらつきが出ます。型に入れる際、小さめの生地を「四隅」に、大きめの生地を「真ん中」に置くことで、熱の通りが均一になり、見た目よく焼き上がります。
  • 冬場は水温(粉温)を調整する
    ホームベーカリー使用時でも、真冬など室温が低い場合は、ぬるま湯(40℃程度)を使用してください。粉自体の温度やパンケースも冷えているため、少し温かい水分を使うことでイーストの働きを助けます。
  • 焼き色を濃くする「砂糖」のひと手間
    仕上げに塗るドリュール(塗り卵)に、砂糖をひとつまみ加えてください。糖分のアミノカルボニル反応(メイラード反応)が促進され、通常よりも艶やかで美味しそうな濃い焼き色がつきます。
  • 油脂の温度管理と代用
    バターが冷え固まっている場合は、常温に戻すか、レシピのように「豆乳ソフト」などの柔らかい油脂を使うと生地馴染みが良くなります。マヨネーズを少量混ぜると、乳化作用によりさらにコクとふわふわ感が増します。
    時間がない場合は、ラップに包んで手のひらで挟んで薄くつぶすように広げ、パンケースでお湯をバターに注ぐなどの方法がおすすめです。

今回使用した強力粉の特徴:cottaオリジナル北海道産強力粉ゆめちから

・北海道産小麦「ゆめちから」100%
・たんぱく含量が非常に多いため、ボリュームが出やすく、弾力のあるもっちりとした食感に
・吸水がよいのでべたつきにくく、分割や成形が行いやすい
・フィリングが入っても、しっかり腰高に焼き上がる

強力粉は「ゆめちから」以外でも作れますか?

はい、カメリヤやイーグルなど一般的な強力粉でも作れます。ただし、国産小麦(ゆめちから等)は吸水率が高くモチモチした食感になりやすいです。他の種類の強力粉を使う場合は、それに合わせて水分量を微調整してください。

型がない場合、バットや耐熱容器でも代用できますか?

はい、代用可能です。写真のように耐熱ガラス容器(グラタン皿など)や、オーブン対応のホーロー容器でも焼けます。容器のサイズに合わせて分割数を調整してください。

もしくは、天板の上にそのまま生地を並べても構いません。

焼き上がった後、パンが容器から外れにくいです。

焼く前に容器の内側に薄くバターや油(分量外)を塗っておくか、オーブンシートを敷いておくとスムーズに取り出せます。

翌日食べる場合の保存方法は?

乾燥を防ぐため、粗熱が取れたらすぐにラップで包むか、ビニール袋に入れて常温(夏場を除く)で保存してください。食べる直前に電子レンジで10〜20秒温めると、ふわふわ感が戻ります。

このレシピの栄養まとめ

出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

項目(食材)栄養価について
強力粉主成分は炭水化物で、脳や体の重要なエネルギー源となります。また、植物性たんぱく質も含んでいます。
バター(油脂類)脂質を含み、効率の良いエネルギー源となります。バターを使用する場合はビタミンAが含まれ、皮膚や粘膜の健康維持に寄与します。
卵(塗り卵)「完全栄養食品」とも呼ばれ、良質なたんぱく質を含みます(※本レシピでは微量摂取となります)。

このパン単体では、ビタミンC食物繊維カルシウム鉄分などが不足しがちです。炭水化物と脂質に偏りやすいので、それを補うように献立を組み合わせると良いでしょう。

おすすめは

  • 具沢山のミネストローネ:緑黄色野菜(人参、ブロッコリーなど)を入れることで、ビタミン、ミネラル、食物繊維を補えます。
  • チキンと海藻のサラダ:不足しているたんぱく質を補強しつつ、海藻でミネラルや水溶性食物繊維を摂取できます。レモンドレッシングを使えばビタミンCも摂れます。

私は、2022年にこのような感じで、低温調理した牛肉とじゃがいもなどをトマトで煮込んだものや、つまみ系のツリー風、レアチーズタルトと合わせておりました

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