冷蔵庫に残っていたミニトマトを救済した 冷製スープガスパチョ のレシピです。
本場は、スペイン南部アンダルシア地方発祥。
前日のパンなどかたくなったものも入れ、新鮮な野菜を何種類かとにんにく、ビネガーやオリーブ油を入れて作るものです。
我が家ではここ数年。
庭でとれすぎた ミニトマトを冷凍保存しておき、その消費のためによく作ります。
その時に気がついたのですが、フライドオニオンを少し入れると、「旨み」や「コク」がUPして絶品になるのです!
と言うことで、我が家のレシピにはフライドオニオンが入っています。
ぜひお試しください。

作り方を動画でチェック
作り方の動画は、ショートにしています。まずは作り方をこちらからご覧ください
- 0:00〜0:08 【完成イメージ】夏にぴったりの絶品ミニトマトスムージー
- 0:09〜0:14 【材料紹介】たったこれだけ!シンプル食材
- 0:15〜0:23 【下準備】ミニトマトのヘタ取り&洗い方
- 0:24〜0:34 【攪拌(かくはん)】材料をミキサーに入れる順番のコツ
- 0:35〜0:45 【盛り付け】仕上げのトッピングで風味アップ!
レシピ
1人分
調理時間の目安:3分 材料:1人分
- ミニトマト 7個(100g)
- 水 50ml
- フライドオニオン 小さじ1/4程度(1、2ふり)
- にんにく チューブ1cmまたはすりおろし少量
- 白ワインビネガー 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 【A】仕上げ用オリーブ油 少量
- 【A】トッピング(フライドオニオン、乾燥パセリ) 各お好みで少量
使用しているキッチン用品などの紹介
ガスパチョを入れている器は、cottaパフェグラスサンデー。
口径10cm高さ10cm深さ5cmの 軽くて丈夫な耐熱性ガラスなので、アイスクリームやゼリーにもぴったりです

使用しているミキサーは、水筒にもなる保冷の ステンレスブレンダーです。
ワンダーシェフJEBA25型/保冷能力は6時間13℃以下。凍らせた果物や野菜は、半解凍してからかくはんするのがおすすめです(氷は直径1cm以内に)

詳しい作り方
材料の準備
- ミニトマトはヘタを取り、流水で丁寧に洗う。
かくはん
- 【A】以外の材料(ミニトマト、水、フライドオニオン、にんにく、白ワインビネガー、塩)をすべてミキサーに入れ、なめらかになるまでしっかり撹拌(かくはん)する。
ミニトマトが完熟でやわらかい場合はそのまま入れても良い。
果肉や皮がしっかりしたトマトは、小さくカットしてからミキサーに入れると撹拌しやすくなる。
冷凍保存したミニトマトを使う場合は、半解凍してから入れる。
トマトのみずみずしさや味にもよるが、目安はトマト:水=2:1。
- 器に盛り付け、【A】のオリーブ油を少量回しかけ、フライドオニオンと乾燥パセリをトッピングする。
残っているパンやオートミール、雑穀を加えてスムージーにするのもおすすめ。



コツ・ポイント
- トマトの選び方と準備のポイント
完熟したミニトマトは甘みが強く、水分も豊富なのでスムージーに最適です。酸味が強すぎる場合は、少量のハチミツやメープルシロップを加えて調整してみてください。また、皮が気になる方は、軽く湯むきしてからミキサーにかけると、より滑らかな口当たりになります。 - 水の量の調整術
トマトの品種や熟し具合によって水分量や甘みは異なります。初めて作る際はレシピの分量で試してみて、2回目以降は「もう少し濃厚にしたい」「もう少しサラッと飲みたい」といったお好みに合わせて水の量を調整してみてくださいね。 - フライドオニオンの隠れた役割
フライドオニオンは、香ばしさと玉ねぎ由来の奥深いコクをプラスする重要な隠し味です。これがあるかないかで味わいが格段に変わりますので、ぜひ用意して使ってみてください。もし手元になければ、玉ねぎを薄切りにしてカリカリになるまでじっくり炒めるか、手軽に玉ねぎパウダーで代用も可能ですが、風味が少し変わることをご了承ください。 - にんにくの風味は少量で効果絶大
にんにくは少量でもパンチを効かせ、全体の味を引き締めてくれます。生のすりおろしを使う場合は、ごく少量から試すのがおすすめです。チューブの場合は、使用量を守り、新鮮な風味を保つために、使う直前に入れるようにしましょう。 - 白ワインビネガーで爽やかさを演出
白ワインビネガーは、そのフルーティーな酸味でトマトの甘みを引き立て、全体の味に爽やかなキレを与えます。もし手元になければ、リンゴ酢や穀物酢でも代用可能ですが、それぞれ風味が異なるため、少量ずつ加えて味見しながら調整してください。 - オリーブ油は「飲むサラダ」の必須アイテム
仕上げにかけるオリーブ油は、コクを加えるだけでなく、ミニトマトに含まれるリコピン(強力な抗酸化成分)の吸収を助ける大切な役割があります。ぜひ高品質なエキストラバージンオリーブオイルを選んでください。
このレシピにおけるQ&A
このレシピの栄養まとめ
このレシピは、主にミニトマト由来のリコピン(強力な抗酸化成分)、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富に摂れます。さらに、にんにくのアリシンや、オリーブ油の良質な脂質(オレイン酸)も摂取でき、体を守る力や腸の働きをサポートする栄養が詰まっています。
逆に、摂取できない栄養素は、主食となる炭水化物(エネルギー源)、良質なたんぱく質(特に動物性)、カルシウム、鉄分、ビタミンD、多くの種類のビタミンB群など。これらを補い、よりバランスの取れた献立にするためのおすすめメニューを3つ提案します。
- 全粒粉パンまたは雑穀ごはん
スムージーと一緒に食べれば、エネルギー源となる炭水化物をしっかり補給でき、さらに食物繊維も多く摂れて満足感が高まります。 - スクランブルエッグや鶏むね肉のソテー
良質なたんぱく質を手軽に補給できます。卵はビタミンDも含まれ、鶏むね肉は低脂肪で高たんぱく質です。 - ヨーグルトとフルーツ(バナナやベリー類)
カルシウムや乳酸菌を補給でき、さらに多様なビタミンや食物繊維を手軽にプラスできます。


何人分も作る場合は、大きいミキサーを使ったり、回数を分けてお作りくださいね。
トッピングに、フライドオニオンや乾燥パセリを散らしていますが、なくても構いません。
お好みでアレンジしてみてください。

こちら、白いビーフストロガノフを作った日に、合わせた冷製スープです。

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