クリスマスに映える前菜|寒天で作るコンソメゼリー【10分レシピ】

今年のクリスマスレシピはもう決まりましたか?メイン料理の横にあと一品欲しい時に活躍するのが、キラキラと輝くコンソメゼリーです。

一見難しそうに見えますが、実は簡単レシピの代表格。いつもの食材が、少しの工夫でテーブルが一気に華やぐパーティーメニューに早変わりします。野菜も摂れてヘルシーな、おしゃれ副菜の作り方をご紹介します。

クリスマスの副菜レシピにかわいいコンソメゼリー

目次

作り方を動画でチェック

レシピ 【コンソメゼリー(クリスマスの副菜)】

材料:2個分

コンソメゼリー

  • 【A】かんてんパウダー 1g(小さじ1)
  • 【A】顆粒コンソメ 小さじ1
  • 【A】水 250ml

トッピング

  • 【B】ゆでたブロッコリー 小房1、2つ分
  • 【B】ナッツやサラダチキンなど 少量
  • フライドオニオン 大さじ1/2
  • ドレッシング 大さじ1
  • サラミ 2枚
  • カボチャ薄切り 2枚
  • スパゲッティ 1〜2本
  • 油 大さじ1〜2

1人分の栄養成分(推定値)

 エネルギー:98 kcal
 塩分:1.1 g
 たんぱく質:3.8 g
 脂質:6.5 g
 食物繊維:1.5 g
 糖質:6.2 g
 野菜量:約 25 g
※トッピングのドレッシングや揚げ油の吸油率を含んだ計算値です。

作り方:10分(冷やす時間含めず)

STEP

コンソメゼリーを作る

  • 小鍋にかんてんパウダー顆粒コンソメを入れ、中火にかけます。
  • ヘラで混ぜながら沸騰させ、しっかり煮溶かしたら火を止めます。
  • カップに注ぎ入れ、あら熱が取れるまで置きます。(急ぐ場合は冷蔵庫に入れても構いません)
STEP

トッピングを準備して盛り付ける

  • ブロッコリーナッツやサラダチキンを小さく刻み、フライドオニオンドレッシングと和えます。
  • フライパンにカボチャ薄切り、半分に折ったスパゲッティを入れて中火にかけ、カリッとするまで揚げ焼きにします。
  • 固まったゼリーの上に、和えた具材、焼いたカボチャとサラミ、揚げパスタをバランスよく盛り付けます。

コツ・ポイント

  • 寒天とゼラチンの使い分けについて
    今回のレシピでは室温でも溶け出さず、扱いやすい寒天を使用しています。寒天は90℃以上で溶け、40℃以下で固まる性質があるため、パーティーで長時間テーブルに出しておいても安心です。
    もしゼラチンを使う場合は、沸騰させると固まりにくくなるため「80℃以下」で溶かし、必ず冷蔵庫で冷やし固めてください。口溶けはゼラチンの方がなめらかに仕上がります。
  • 透明感を出すコツ
    コンソメスープを煮立たせる際、あまり激しく混ぜすぎると気泡が入って濁りの原因になります。静かに混ぜて煮溶かすと、宝石のように透き通ったきれいなゼリーに仕上がります。
  • 揚げパスタの火加減
    トッピングのパスタ(1.6mm使用)を揚げ焼きにする際は、弱火〜中火を保ちましょう。細いパスタは火が通りやすく、強火だと一瞬で焦げてしまいます。ほんのりきつね色になった時点で取り出すと、余熱でちょうど良い色になります。
おもてなしにもぴったりなコンソメゼリーレシピ
前日に作り置きしても大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。寒天を使っているため時間が経っても溶け出しにくいですが、トッピングの野菜から水分が出たり、揚げパスタが湿気たりする可能性があります。ゼリー部分だけ前日に作っておき、トッピングは食べる直前に盛り付けるのがおすすめです。

コンソメスープの素(キューブ)でも作れますか?

作れます。キューブ1個は一般的に約5g(水300ml分)のものが多いですが、メーカーによります。水250mlに対して味が少し濃くなる程度であれば問題ありませんが、包丁で刻んで溶けやすくしてから使用してください。

寒天がうまく固まりません。

寒天は沸騰した状態で1〜2分間加熱し続けないと、凝固力が発揮されません。お湯に溶かすだけでなく、小鍋でしっかり「沸々させる」工程を省かないようにしてください。

子供向けにアレンジできますか?

コンソメの味が大人っぽい場合は、水の半量をオレンジジュースに変えたり、具材にコーンやハム、星型に抜いたチーズを加えたりすると、お子様も喜びやすい味と見た目になります。

揚げパスタなしでも美味しく作れますか?

もちろんです。揚げパスタは「高さ」と「食感」のアクセントとして加えていますが、省略しても味には影響しません。代わりにクラッカーを添えたり、ピンクペッパーを散らしたりしてもおしゃれに仕上がります。

このレシピの栄養まとめ

主要な材料に含まれる栄養について、「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」のデータを元に、まとめました。

食材栄養価と特徴
ブロッコリー野菜の中でもトップクラスのビタミンC含有量を誇ります。植物性たんぱく質や葉酸も豊富に含まれており、風邪を引きやすい冬場に積極的に摂りたい緑黄色野菜です。
カボチャ体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンや、抗酸化作用のあるビタミンEを多く含みます。油と一緒に調理することで吸収率が高まるため、今回の「揚げ焼き」は理にかなった調理法です。
寒天天草などの海藻から作られており、成分のほとんどが食物繊維です。カロリーはほぼゼロで、お腹の中で膨らむため満腹感を得やすく、整腸作用も期待できます。

このレシピは副菜としての役割が強く、炭水化物(エネルギー源)たんぱく質は1食分としては不足しています。また、鉄分などのミネラル類もこれ一品では十分ではありません。

クリスマスの特別な日には、以下のようなメニューと組み合わせると栄養バランスが整いやすくなります。

  • 主食・主菜: ローストチキンやミートローフ(たんぱく質)、パエリアやピザ(炭水化物)
  • スープ: 魚介の旨味が詰まったクラムチャウダーや、ミネストローネ(鉄分や不足野菜の補給)
クリスマスの副菜レシピにかわいいコンソメゼリー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてもらえると嬉しいです
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

質問・感想など、ぜひ聞かせてください↓

コメントする

目次