今年のクリスマスレシピはもう決まりましたか?メイン料理の横にあと一品欲しい時に活躍するのが、キラキラと輝くコンソメゼリーです。
一見難しそうに見えますが、実は簡単レシピの代表格。いつもの食材が、少しの工夫でテーブルが一気に華やぐパーティーメニューに早変わりします。野菜も摂れてヘルシーな、おしゃれ副菜の作り方をご紹介します。

目次
作り方を動画でチェック
レシピ 【コンソメゼリー(クリスマスの副菜)】
材料:2個分
コンソメゼリー
- 【A】かんてんパウダー 1g(小さじ1)
- 【A】顆粒コンソメ 小さじ1
- 【A】水 250ml
トッピング
- 【B】ゆでたブロッコリー 小房1、2つ分
- 【B】ナッツやサラダチキンなど 少量
- フライドオニオン 大さじ1/2
- ドレッシング 大さじ1
- サラミ 2枚
- カボチャ薄切り 2枚
- スパゲッティ 1〜2本
- 油 大さじ1〜2
1人分の栄養成分(推定値)
エネルギー:98 kcal
塩分:1.1 g
たんぱく質:3.8 g
脂質:6.5 g
食物繊維:1.5 g
糖質:6.2 g
野菜量:約 25 g
※トッピングのドレッシングや揚げ油の吸油率を含んだ計算値です。
作り方:10分(冷やす時間含めず)
STEP
コンソメゼリーを作る
- 小鍋に水、かんてんパウダー、顆粒コンソメを入れ、中火にかけます。
- ヘラで混ぜながら沸騰させ、しっかり煮溶かしたら火を止めます。
- カップに注ぎ入れ、あら熱が取れるまで置きます。(急ぐ場合は冷蔵庫に入れても構いません)


STEP
トッピングを準備して盛り付ける
- ブロッコリー、ナッツやサラダチキンを小さく刻み、フライドオニオン、ドレッシングと和えます。
- フライパンに油、カボチャ薄切り、半分に折ったスパゲッティを入れて中火にかけ、カリッとするまで揚げ焼きにします。
- 固まったゼリーの上に、和えた具材、焼いたカボチャとサラミ、揚げパスタをバランスよく盛り付けます。


コツ・ポイント
- 寒天とゼラチンの使い分けについて
今回のレシピでは室温でも溶け出さず、扱いやすい寒天を使用しています。寒天は90℃以上で溶け、40℃以下で固まる性質があるため、パーティーで長時間テーブルに出しておいても安心です。
もしゼラチンを使う場合は、沸騰させると固まりにくくなるため「80℃以下」で溶かし、必ず冷蔵庫で冷やし固めてください。口溶けはゼラチンの方がなめらかに仕上がります。 - 透明感を出すコツ
コンソメスープを煮立たせる際、あまり激しく混ぜすぎると気泡が入って濁りの原因になります。静かに混ぜて煮溶かすと、宝石のように透き通ったきれいなゼリーに仕上がります。 - 揚げパスタの火加減
トッピングのパスタ(1.6mm使用)を揚げ焼きにする際は、弱火〜中火を保ちましょう。細いパスタは火が通りやすく、強火だと一瞬で焦げてしまいます。ほんのりきつね色になった時点で取り出すと、余熱でちょうど良い色になります。

このレシピの栄養まとめ
主要な材料に含まれる栄養について、「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」のデータを元に、まとめました。
| 食材 | 栄養価と特徴 |
| ブロッコリー | 野菜の中でもトップクラスのビタミンC含有量を誇ります。植物性たんぱく質や葉酸も豊富に含まれており、風邪を引きやすい冬場に積極的に摂りたい緑黄色野菜です。 |
| カボチャ | 体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンや、抗酸化作用のあるビタミンEを多く含みます。油と一緒に調理することで吸収率が高まるため、今回の「揚げ焼き」は理にかなった調理法です。 |
| 寒天 | 天草などの海藻から作られており、成分のほとんどが食物繊維です。カロリーはほぼゼロで、お腹の中で膨らむため満腹感を得やすく、整腸作用も期待できます。 |
このレシピは副菜としての役割が強く、炭水化物(エネルギー源)とたんぱく質は1食分としては不足しています。また、鉄分などのミネラル類もこれ一品では十分ではありません。
クリスマスの特別な日には、以下のようなメニューと組み合わせると栄養バランスが整いやすくなります。
- 主食・主菜: ローストチキンやミートローフ(たんぱく質)、パエリアやピザ(炭水化物)
- スープ: 魚介の旨味が詰まったクラムチャウダーや、ミネストローネ(鉄分や不足野菜の補給)
ぽかぽかびより


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