シンガポールチキンライスやカオマンガイといえば、鶏のだしで炊いたご飯に、しっとりと火を通した鶏肉が乗った東南アジアの人気料理。
今回は、炊飯も出汁取りもナシ!
ご飯と鶏むね肉をそのまま蒸籠に入れて、15分で完成するお手軽レシピをご紹介します。

作り方を動画でチェック
40秒ほどのショート動画にまとめています。
セイロの使い方や、具材をどのように並べているかをチェック✔️してください
レシピ
材料
調理時間の目安:15分 材料:1人分
- レタス 1〜2枚
- ご飯 1人前(140gほど)
- 鶏むね肉 1枚(180g)
塩、こしょう 少々 - 青ねぎ 1本
- 【A】オイスターソース 小さじ1強
- 【A】醤油 小さじ1強
- 【A】新味料(みりん風調味料)小さじ1強
- 【A】ごま油 小さじ2/3
鶏むね肉;もも肉でも◎
市販の鶏むね肉は、1枚250g〜300gのものが多いです。
大きいものは半分に削ぎ切りして、分量を調整してください。
詳しい作り方
【蒸籠の準備】
- 使用前に全体をしっかり濡らす(乾いたまま火にかけると割れる危険)
- クッキングシートなどを敷く場合は、蒸気の通り道として穴や隙間をあけておく(→このレシピではレタスを敷いています)
材料をセットして蒸す
左半分にレタスを広げ、その上にご飯をのせる。鶏むね肉は塩こしょうで下味し、右半分に入れる。
鍋に水を入れて火にかけ蒸気がしっかり出る火加減にする。その上に蒸し板を乗せ、蒸籠を重ね15分蒸す(10分経過地点で一度フタを開けて鶏の中心の「火の通り」をチェックしてスライス)


タレを混ぜて仕上げる
【A】の材料を混ぜる。蒸籠を開け、青ねぎを加えて上からたれをかける。


美味しく作るためのポイント
ご飯は冷たいまま(冷凍のままでもOK!)、むね肉も15分あれば火が通るので、手軽に主食が完成します。鶏だしで炊くチキンライスと違って、味があっさりしているのでタレは必須です。
蒸籠調理は
- 蒸籠は必ず濡らしてから火にかける
- シートを使う場合は、必ず蒸気の通り道を確保
- フタを開ける時は、熱い蒸気に注意
ご飯を美味しくするコツ
- お米の種類:
可能であれば、ジャスミンライス(タイ米)を使用すると、より本格的な香りとパラっとした食感が楽しめます。 - 冷凍ご飯の場合:
塊のまま蒸すと蒸らし時間が長くなることがあるので、耐熱皿に乗せてから軽くほぐして蒸すと、均一に温まりやすくなります。 - 風味アップ:
蒸す際に、ご飯の上に生姜の薄切りやネギの青い部分を数枚乗せて蒸すと、ご飯に香りが移り風味豊かになります。
タレのバリエーションで楽しむ
- おろし生姜や刻みニンニクを加えると、風味とパンチが増します。
- 少量の赤唐辛子(輪切りまたはラー油)を加えると、ピリ辛が食欲をそそります。
- ナンプラーを数滴加えると、エスニックな深みが出ます。
- レモン汁やライム汁を絞ると、さっぱりとした後味になります。
盛り付けの工夫
- 彩りを添えて:
きゅうりのスライス、トマト、パクチーなどを添えると、彩りが豊かになり、風味のアクセントにもなります。 - スープを一緒に:
簡単な鶏ガラスープやコンソメスープを添えると、より満足感のある献立になります。
蒸籠(セイロ)について
蒸し板だけ、MUJIのものを使用しています。20〜24cmのサイズ、どれでも使えるので、お手持ちの鍋と合わせられるのが良いですね。
1人分だと18cmくらいを目安に。
個人的には浅いものより、深さが8cmほどあるものが使いやすいと思います。
蒸籠を買ったら一番最初に確認することは
- 蒸籠本体(身)とフタがきちんと重なるか確認
- 細い竹などで留めてある部分がとれていないか確認
調理の前は
必ず蒸籠全体を水でさっと濡らし軽く水分を馴染ませておき、鍋から湯気が立ち始めてから蒸籠を乗せます。
熱源に近かったり、加熱が強すぎると、焦げたり割れたりばらけたりします。
鍋の大きさが熱源に対して小さい場合などは、特に注意が必要です。
調理のあとは
汚れは軽く拭き取る程度で構いません。汚れがひどい場合は洗剤を使ってもかまいませんが、なるべく手早く汚れを落とします(購入した製品の取扱説明書に記載されていました)
陰干しなどでよく乾燥させてから収納。
天日干しや食洗機の使用はNGです。
よくある質問

関連レシピ
こちらのレシピは、フライパンを使用していますが、蒸籠で蒸しても構いません。長芋や豆腐を蒸したヘルシーなおかずです

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