久おうちで手軽に、まるでお店のような本格的な味を楽しんでみませんか?今回は、プリプリのエビと風味豊かなニラをたっぷり使った、サクサク食感がたまらない「揚げワンタン」の簡単レシピをご紹介します。
ポリ袋で混ぜて、パレットナイフで簡単に包む方法なので、洗い物も少なくとっても手軽。
カリッと揚げるためのプロのコツや、相性抜群の甘辛ソースの作り方まで、美味しく作るためのポイントが満載です。今夜のおつまみや、もう一品ほしい時のおかずに、この絶品揚げワンタンをぜひお試しください。

目次
作り方を動画でチェック
動画のポイントが一目でわかるように、各工程の時間を記載した目次を作成しました。
- 0:05〜 食感と風味の決め手!具材を刻む
- 0:20〜 ポリ袋で揉むだけ!簡単・的確な味付け
- 0:27〜 プロの裏技!パレットナイフを使った簡単な包み方
- 0:43〜 サクサクに仕上げる!揚げ方のコツ
- 0:52〜 食欲をそそる!揚げ春雨と特製ソースで仕上げ
(レシピには記載していませんが、おすすめのソースです!)
揚げワンタンの材料・分量
材料:2人分
調理時間の目安:15分
- むきえび 1パック(150g)
- にら 1/3袋
- えのきたけ 30g
- 生姜(すりおろし) 少量
- 【A】オイスターソース 小さじ2
- 【A】うま味調味料「味の素®︎」 4ふり
- 【A】粉寒天 小さじ1
- ワンタンの皮 1袋
- 揚げ油 500ml
- 緑豆春雨 ひとつまみ
使用している食材や調理器具など
使用している油は、ボーソー米油です。
約米俵1俵(玄米54kg)から採れる、約8%の米ぬか4.3gのうちの14%が、1本600gの米油になります

米ぬか由来の栄養成分、ビタミンE・植物ステロール・γオリザノール・トコトリエノールも摂取でき、酸化に強く油酔い物質(アクロレイン)の量が少なくて、油臭さがありません。
重いので私はこの大きいものをネットで購入しています

詳しい作り方
STEP
下ごしらえ
- ニラ、えのきたけ: 細かくみじん切りにする。
- むきえび: 半量は食感を残すために粗く刻み、残りの半分は粘りが出るまで包丁で細かく叩く。このひと手間で、具材のまとまりとプリプリ感の両方が楽しめる。
- ポリ袋に、下準備した具材、すりおろし生姜、【A】の調味料(オイスターソース、うま味調味料、粉寒天)を全て入れる。
- 袋の上から、具材が均一に混ざり合うようにしっかりと揉み込む。



STEP
包む
- ワンタンの皮の粉がついた面を内側(具をのせる側)にする。
- パレットナイフ(またはカトラリーのナイフ)で具を少量すくい、皮の中央にのせる。
- 皮を手前から軽く一巻きし、ナイフをそっと引き抜く。
- 皮の端を指でつまんで、空気を抜きながらしっかりと閉じる。



STEP
揚げる
- (飾り用) 揚げ油を180℃以上に熱し、緑豆春雨を入れる。一瞬で白く広がるので、すぐに裏返して引き上げ、油を切る。
- 揚げ油の温度を170℃〜180℃に調整する。
- 包んだワンタンを静かに入れ、時々返しながら全体がきつね色になるまで3〜4分揚げる。
- 揚がったワンタンは、網じゃくしなどで引き上げ、しっかりと油を切る。



おいしく作るためのコツやポイント
- エビの刻み方で食感が変わる!
エビを「粗刻み」と「叩き」の2種類に分けるのが、プロの技。叩いたエビが具材をつなぐ役割を果たし、粗く刻んだエビがプリッとした食感のアクセントになります。 - 粉寒天がジューシーさの鍵!
レシピにある粉寒天は、野菜やエビから出る旨味を含んだ水分を閉じ込めるための秘密兵器。揚げることで中の水分がジュワっと広がり、ジューシーな仕上がりになります。 - 揚げ油の温度管理を徹底する!
ワンタンをカリッと揚げる秘訣は、170℃〜180℃の温度を保つこと。一度にたくさんのワンタンを鍋に入れると油の温度が急激に下がり、ベチャッとした仕上がりの原因になります。鍋の大きさに対し、一度に揚げる量は表面積の半分以下に抑えましょう。 - 揚げ春雨は高温で一気に!
飾り付けの揚げ春雨は、180℃以上の高温の油で揚げないと、きれいに花開きません。入れた瞬間にフワッと広がるのが理想です。低温だと固いまま揚がってしまうので注意してください。
このレシピで摂取できる栄養
この揚げワンタンで摂れる主な栄養素を簡単にご紹介します。
- エビ: 良質なたんぱく質が豊富で、疲労回復を助けるタウリンも含まれています。
- ニラ: 独特の香りのもと「アリシン」は、ビタミンB1の吸収を高め、スタミナアップに役立ちます。β-カロテンやビタミンCも豊富です。
- えのきたけ: お腹の調子を整える食物繊維や、エネルギー代謝をサポートするビタミンB群が含まれています。
- 米油: 抗酸化作用のあるビタミンEが含まれており、酸化しにくいのが特徴の油です。
このレシピにおけるQ&A

中の具を変えればバリエーションも広がる、大人気おかずです。
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