ぬか床の手入れ方法|白カビ・酸っぱい・入れると美味しくなるものetc.メンテナンスの記録

秋の終わりから冬にかけて。
ちょっと多忙な日々が続き(?) 
思いの外、ぬか床を放置していたようで。。。腐海にのまれました。

せっかくなので、ぬか床のメンテナンスをしたことをログに残しておきます。
新しいぬかや、鷹の爪、ゆず皮、昆布、藻塩などを加えました

目次

カビの種類と対処法

そろそろ、ぬか床を混ぜなければ!と思って、フタを開けた時の衝撃よ!!!
 (›´ω`‹ ) 

何年も管理してきて、これは初です。
モフモフがとってもきれいでした。脳内で流れるナウシカの音源よ。。。

ぬか床のカビ
ぬか床のメンテナンス

白い膜(産膜酵母)

うっすらとした白い膜であれば、混ぜ込んでも問題ありません。ただし、大量に増殖している場合は、取り除いて新しいぬかと塩を加えます。

色のついたカビ(黒、青、赤など)

これらのカビは有害であるため、カビが生えた部分を数cm程度周囲のぬかと共に取り除きます。その後、容器をきれいに洗浄し、残ったぬか床に新しいぬかと塩を加えて混ぜます。

予防策

  • 定期的なかき混ぜ:
    • ぬか床は毎日かき混ぜることで、酸素を供給し、菌のバランスを保ちます。常温保存の場合は1日1回、冷蔵保存の場合は数日に1回が理想です。
  • 適切な保存温度:
    • ぬか床は20〜25℃の温度で保存するのが最適です。高温になると乳酸菌が過剰に増え、カビが発生しやすくなります。
  • 塩分管理:
    • ぬか床の塩分が不足するとカビが生えやすくなるため、定期的に塩分を確認し、必要に応じて塩を追加します。

ただ、毎日混ぜるだけ

そうなんです。
ただ混ぜるだけですし、1日の中で、どれかのタイミングで、たったの1分です。
さぼらないようにしなければ。

足し糠に使った商品の紹介

ぬか床の「足し糠」に使用するのは、いりぬかが良いか、生ぬかが良いか。迷ったことはありませんか?
どちらでもいいんです。それぞれの特徴を書いておきますね。

いりぬかの特徴

  • 保存性: いりぬかは加熱処理されているため、酸化が遅く、保存性が高いです。これにより、長期間の保存が可能で、虫が湧くリスクも低減します。
  • 風味: いりぬかは香ばしさがあり、ぬか床に風味を加えることができます。ただし、栄養素は生ぬかに比べて減少することがあります。

生ぬかの特徴

  • 栄養価: 生ぬかは熱処理をしていないため、ビタミンやミネラルが豊富で、乳酸菌も含まれています。これにより、ぬか床の発酵を促進し、風味を豊かにします。
  • 使用時の注意: 生ぬかは痛みやすいため、新鮮なものを使用することが重要です。常温での保存は短期間で、冷凍保存が推奨されます。

どちらにしようか迷って、スーパーに買い物に行ったときに、このような商品を見つけました。

ぬか床元気 100g

不快なシンナー臭を緩和するからしと、酸を中和する卵殻粉末、余分な水分と酸っぱさをやわらげる大豆粉末を配合しました! ぬか床約2Kgに1袋が目安です!

【備 考】
・からしの成分が余分な酵母の働きを抑え、ぬか床のいやな臭いをなくします。
・カルシウムで過剰な乳酸を中和し酸味を抑えます。
・大豆がぬか床の熟成を促進し味をマイルドにします。

【使用方法】
出来上がったぬか床2kgに、本品1袋(100g)の割合で入れて、よく混ぜ合わせてご使用ください。 夏は月2〜3回、冬は月1〜2回入れて下さい。 捨て漬けが終わった床にご使用下さい。

実家の母も、酸味をやわらげるために、ぬか床にからし粉卵の殻を粉末にしたものを加えていました。このぬか床元気と言う商品なら、それが全部入っており、さらに余分な水気や、酸っぱさをやわらげる大豆粉末まで配当されています。

夏は100gを、月2〜3回。
冬は月1〜2回入れて良いとのことなので、思いの外、多いですね。

このような商品が手に入らなかったら、からし粉・卵の殻を粉末にしたもの・きなこを加えても良さそうですね。

ぬか床のメンテナンス方法

1週間も経たないうちに、ちゃんとおいしいぬか漬けになりました。
復活してよかったです。

毎日丁寧に混ぜなくては!!!

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