餅巾着の口、何で留めていますか?
かんぴょうは少し面倒だし、楊枝は子どもが食べる時に心配…そんな悩みを解決する、『ちくわで留める』アイデアレシピをご紹介します!
インスタグラムでは『凄い技!』『コロンとして可愛い』と嬉しいお声もいただいた、見た目も味も大満足の一品。じゅわっと染みたおだしと、とろ〜りお餅がたまらない、心も体もホッとする餅巾着をぜひお試しください。

動画出作り方をチェック
豆餅入り巾着の材料(8個分)
調理時間の目安:15分 材料:4人分(8個分)
- 油揚げ(横長のもの) 4枚
- 太ちくわ 2本
- 豆餅 2〜3個
- 【A】水 300ml
- 【A】本みりん 大さじ2
- 【A】料理酒 大さじ2
- 【A】薄口醤油 大さじ2
- 【A】塩、砂糖 適宜
豆餅→お好みのお餅で構いません。
卵、すりおろした山芋などでも◎
料理酒や薄口醤油;
うま味成分や塩分も含まれます。ご自身が普段使われている調味料で作る時は、うま味を加えたり、最終的な味付けは「塩、砂糖 適宜」で調整してください。
(※適宜とは必要なら加えると言う意味です)
詳しい作り方
油揚げの下準備をする
熱湯をかけて油抜きする。
また板の上で、油揚げの上を菜箸でコロコロ転がす。こうすると中が剥がれて袋状に開きやすくなる。
油揚げを半分に切り、中をそっと開いて袋状にする。


具材を準備して詰める
豆餅を1個あたり4等分など、油揚げに入る大きさに切る。太ちくわは1.5cm〜2cmの幅に切る。
開いた油揚げの中に、切った餅を1つずつ詰める。


油揚げの閉じ口をアコーディオンのようにすぼめ、ラップを巻く。太ちくわの穴にラップを通して、太ちくわで閉じる。そのあとは太ちくわを動かないように押さえてから、ラップだけを引き抜くと簡単に作れる。


煮汁を準備し、餅巾着を煮る
鍋に【A】を入れて味を整えてから、②を入れて煮込む。落とし蓋の代わりにキッチンペーパーを乗せて、ふたをして中火加熱。沸騰したあと弱火で6分加熱する。
落とし蓋の重みでペタンコにならないようキッチンペーパーを使うと◎ トングや菜箸などで掴んだ時に、餅がやわらかくなったら完成です。煮汁に浸っていない場合は上下を返してしばらく置くと味がしみます。


コツ&ポイント
ちくわについて
細いものだと、油揚げを通す時にやぶれてしまいます。
少し太めのものを、1.5〜2cmくらいの幅で使うとやぶけにくいでしょう。
保存期間について
- 冷蔵で1〜2日
冷蔵庫に入れると、お餅が固くなるので、食べる直前に温め直すと良いでしょう。 - 冷凍は2週間をめど
加熱する前の(油揚げにお餅を入れてちくわで閉じた)状態で冷凍保存可能です。
餅入り巾着の正しい冷凍方法について
餅入り巾着。
一度煮込んでしまうと、2〜3日以内に食べなくてはいけません。
実は、煮込む前の状態で、冷凍保存可能です。
その場合は
- 中に餅を詰めた状態で一度冷凍
- バラバラになるように保存袋に入れ替え
- 2週間をめどに食べ切る
のがおすすめです。
一度凍らせた方が、1つずつバラバラになって取り出しやすいですが、油あげに油が付いているので、ぎっちりくっつくことはありません。もしくっついてしまった場合は、無理にはがそうとせずに、室温において少し溶けてから、外してお使いください。
長く冷凍すると。。。ちくわの食感がボソボソに。
餅がひび割れますが、煮込んで使うのでさほど気になるものではありません。少し多めに作って保存しておくのもおすすめです!


栄養価について
油揚げ(あぶらあげ)は、豆腐を薄く切って油で揚げた食品で、栄養価も高く、植物性たんぱく質を効率よく摂取できる食材です。以下に主な栄養成分とその健康効果をまとめます。
成分 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 約386 kcal |
たんぱく質 | 約18.6 g |
脂質 | 約34.4 g |
炭水化物 | 約1.4 g |
食物繊維 | 約0.5 g |
カルシウム | 約270 mg |
鉄 | 約2.5 mg |
マグネシウム | 約81 mg |
ビタミンE | 約3.0 mg |
大豆イソフラボン(※目安) | 約40〜50mg |
油揚げの栄養価(100gあたり・文部科学省「日本食品標準成分表2020年版」より)
たんぱく質やイソフラボンが豊富で、骨や筋肉の健康をサポート。カルシウム・鉄も含み、低糖質でダイエット向き。脂質が多いため、油抜きして使うとヘルシー。
味噌汁や煮物、サラダのトッピング、具材を詰めた巾着風などに活用できます。
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