きゅうりやパプリカなど、夏野菜がおいしい季節。
たくさん手に入った野菜の保存や、毎日の食卓の箸休めに 自家製ピクルス はいかがですか?
「でも、ピクルスって酸っぱいし、作るのが難しそう…」そんなイメージをお持ちの方にこそ試していただきたいのが、この「まろやかピクルス」のレシピです。ピクルス液の黄金比を守れば、酸味のカドがとれて驚くほどまろやかな味わいに。スパイスを加えれば、ぐっと本格的な仕上がりになります。
作り置きしておけば、カレーや揚げ物の付け合わせに大活躍間違いなしの、簡単絶品レシピです。

目次
作り方をショート動画でチェック
ショート動画なので短いのですが、タイムスタンプ月付き目次はこちら
- 0:02〜 酸味をまろやかにする秘訣!ピクルス液の材料を鍋へ
- 0:04〜 プロの味に近づく!スパイスを加える工程
- 0:08〜 これが黄金比!美味しいピクルス液の割合
- 0:12〜 彩り豊かに!野菜をカットするコツ
- 0:25〜 冷ましたピクルス液を野菜に注いで漬け込む
材料・分量
材料(作りやすい分量)
調理時間の目安:10分
- 水 100ml
- 乾燥野菜だし(セロリズッペン)1つまみ
- スパイス(ローリエ、シナモン、クローブ、ピンクペパー)お好みで各少量
- 砂糖 30g
- 塩 10g
- 酢 100ml
- お好みの野菜 合計で300〜400g程度
きゅうり・カラフルピーマン・アスパラガス・みょうが・セロリ
酢水で茹でたレンコン・蒸したとうもろこしなどおおすすめ
使用している道具や食材など
乾燥野菜だし(セロリズッペン)
7種類の野菜やキノコを乾燥させただけのものなんですけど、独特の旨味がプラスされてお料理がワンランクUPする代物です
作り方
STEP
ピクルス液を作る
鍋に水、乾燥野菜だし、スパイス、砂糖、塩を入れて火にかける。沸騰したら弱火にし、砂糖と塩が完全に溶けるまで混ぜる。溶けたら酢を加え、すぐに火を止めて粗熱をとる。
STEP
野菜を切って漬け込む
お好みの野菜を洗い、食べやすい大きさ(一口大)に切る。清潔な保存袋(または瓶)に野菜を入れ、冷ました1のピクルス液を注ぐ。
STEP
味をなじませる
袋の空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で保存する。時々袋の上下を返して、味が均一に染み込むようにする。半日後からが食べ頃。




おいしく作るためのコツ・ポイント
- ピクルス液の黄金比は「水:酢=1:1」
このレシピの最大のポイントは、水と酢を同量で割ることです。これにより、酢のツンとした刺激が和らぎ、酸っぱいのが苦手な方やお子様でも食べやすい、まろやかな味わいに仕上がります。 - 酢を加えたらすぐに火を止める
酢は加熱しすぎると酸味が飛んでしまいます。砂糖と塩がしっかり溶けたのを確認してから酢を加え、一煮立ちさせずにすぐに火から下ろすことで、程よい酸味と香りを残すことができます。 - スパイスとハーブで本格的な香りをプラス
ローリエや胡椒、クローブなどを加えるだけで、風味が格段にアップし、お店のような本格的なピクルスになります。乾燥野菜だしを入れると、野菜の旨味が加わり、味に深みが出ます。 - 保存は「袋」がおすすめ
ガラス瓶もおしゃれですが、野菜が液に浸かりきらず、味がまだらになりがちです。ジッパー付きの保存袋を使えば、少ない液量でも全体の味を均一になじませやすく、冷蔵庫のスペースも取りません。
このレシピで摂取できる栄養
このピクルスは、様々な野菜を手軽に美味しく摂れるだけでなく、健康に嬉しい栄養素も補給できます。
- 各種ビタミン・ミネラル: きゅうりには体内の余分な塩分を排出するカリウムが、パプリカには美肌効果が期待できるビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれています。
- 食物繊維: 野菜全般に含まれる食物繊維は、腸内環境を整えるのに役立ちます。
- クエン酸: ピクルス液の主役である「酢」にはクエン酸が多く含まれており、エネルギー生成を助け、疲労回復の効果が期待できます。
このレシピにおけるQ&A

他に夏野菜を使ったレシピ一覧はこちらから
質問・感想など、ぜひ聞かせてください↓