春を代表する山菜のつくし。
あの独特の風味と食感が大好きで、筆者はプランターで育てています(毎年スギナしか出てこず、まだ自家製つくしを食するには至らず💦)
筆者が一番好きな味付けは、酢の物。
以下に、つくしの選び方、下ごしらえの方法、レシピについてまとめました。
おいしいつくしの選び方
昔は、田んぼの畔や河原でよく見かけましたが、今の時代はどうでしょう。
産直や八百屋で取り扱っていることが多いです。
その時期にチェックしてみてください。

- 穂先の状態
穂先がしっかりととじているものを選びましょう。開いているものは、つくしの風味や苦味が少なくなります。
- 茎の太さ
太い茎のつくしは下処理がしやすくて食感がよくなります。細いものは「はかま」が取りづらくなります。
- 収穫時期
つくしは春が旬です。桜が咲き始める前がおすすめです。(近年、桜が咲く頃には、たけている事が多いように感じます)
つくしって、胞子茎なので、花は咲かないのですが、花言葉があるんですよ。
努力・向上心
素敵な言葉ですよね。
つくしの下ごしらえの仕方
天ぷらなど、そのまま使う料理以外は、さっと茹でてから使います。方法は3ステップ

- はかまを取る
新鮮なうちに、つくしの節についている「はかま」を手で取り除きます。(アクが強いので指先が茶色くなります。気になる方は手袋をしてください。)
- 水にさらす
水さらして(約10分)アクを抜きます。 - 茹でる
たっぷりの水を沸騰させ、つくしを入れてお好みのやわらかさになるまで湯掻きます。茹でたあとは、ザルにあげて粗熱を取ります。
早めに食べるに越したことはありませんが、ここまで下ごしらえしたら、冷蔵庫で2〜3日保存可能です。冷凍は約1ヶ月。使う時に必要な分量を取り出して、水に浸けて解凍してください。
レシピ
【つくしの酢の物】下ごしらえした後に、ちょっと甘めの酢の物にすると絶品。
ぜひお試しください

材料
調理時間の目安:15分
- つくし 100g
- 【A】穀物酢 大さじ3
- 【A】砂糖 大さじ2
- 【A】めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
- 削り節 5g
詳しい作り方
下ごしらえ
つくしは、はかまを取り除き、長いものは食べやすい長さにちぎります。熱湯でさっと湯掻き、ザルにあげて水気を絞ります。
調味料と和える
ボウルに【A】の調味料を入れて混ぜ、砂糖を溶かします。①のつくしと、削り節を加えて和えたら完成です。



コツ&ポイント
つくしは手に入ったら、なるべく早めにはかまを取って、下ごしらえしてください。
時間が経てばたつほど、アクが強くなったり、しおれたり、穂が開きます。
私は穀物酢を使いました。
普段お使いの「酢」でお好みの味付けに仕上げてください。
つくしが少量でも大丈夫👍
その場合は、調味料の割合も減らしてください。
その他のレシピ
下ごしらえするところまでは一緒。
そのあと、バター醤油で炒めたり、卵とじにしたり、くるみと一緒に佃煮にしたことがあります



卵とじにする場合は、卵黄の割合を多くすると黄色が濃くなってきれいです。
さまざまな料理に活用できます。
春の訪れを感じながら、ぜひ楽しんでみてください。

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