もうマンネリしない!ぬか漬け上級者におすすめ「変わり種ぬか漬け」ベスト3

毎日の食卓に欠かせない「ぬか漬け」。きゅうりやナス、大根などの定番も美味しいけれど、たまにはちょっと違う食材を試してみたくなりませんか?

今回は、ぬか漬けの可能性を広げる、意外だけど試したら絶対にハマる 絶品の変わり種ぬか漬け を3つご紹介します。

  • クリーミーな「アボカド」
  • 旨味たっぷりの「ニラ」
  • おつまみに最適な「枝豆」

それぞれの食材に合わせた漬け方のコツも詳しく解説するので、初心者の方でも安心して挑戦できます。発酵食品であるぬか漬けで、美味しく楽しく腸活を始めましょう。

目次

ショート動画で作り方をチェック

1分ほどの動画にまとめました。
タイムスタンプ付き目次はこちら

  • 0:02〜 1日目:ニラをぬか床へ(バラけない工夫)
  • 0:06〜 2日目:茹でた枝豆を追加(取り出しやすい工夫)
  • 0:10〜 アボカドを漬ける準備(かたいものを選ぶのがコツ)
  • 0:34〜 ぬか床から取り出す(ネットとタコ糸で簡単!)
  • 0:47〜 盛り付けとおすすめの食べ方

【レシピ】変わり種ぬか漬けベスト3

材料・分量(作りやすい分量)

  • ニラ:1/3束
  • 枝豆(茹でたもの):適量
  • アボカド(かためのもの):1/2個
  • 【トッピング】
    • 削り節:少々(ニラ用)
    • マヨネーズ、七味唐辛子:各適宜(アボカド用)

作り方

このタイムスケジュールで漬けると、それぞれの食材がちょうど良い漬け具合で、一度に食卓へ並べることができます。ぬか床を冷蔵庫で管理している場合は、全体的に漬け時間を少し長め(1.5倍程度)に調整してください。

STEP

【前日の夜】ニラを漬ける

ニラは洗い、根元がバラけないようにタコ糸で結ぶ。ぬか床の中にしっかりと埋める。(漬け時間目安:約24時間)

STEP

【当日の朝】アボカドと枝豆を追加する

  • アボカド: 縦半分に切って種と皮を取り除く。
  • 枝豆: 塩茹でして冷ましたものを、だしパックやネットに入れる。
  • ぬか床に、アボカドと枝豆を追加で埋め、表面を平らにならす。(漬け時間目安:約8〜12時間)
STEP

【当日の夜】取り出して盛り付ける

すべての食材をぬか床から取り出し、表面のぬかを洗い流す。

  • ニラ: タコ糸を外し、食べやすい長さに切って器に盛り、削り節をかける。
  • アボカド: 1cm幅にスライスし、七味マヨネーズを添える。
  • 枝豆: さやから出して盛り付ける。

おいしく作るためのコツ・ポイント

  • アボカドは「かため」一択!
    アボカドはぬか床の水分と酵素の力で追熟し、驚くほどクリーミーになります。そのため、購入する際は指で押してもへこまないくらい「かたい」ものを選びましょう。これが、とろける食感を生み出す最大のコツです。食べる直前にぬか床から出すと、きれいな緑色を保てます。
  • ニラは「2日漬け」で旨味を引き出す
    ニラは漬け時間が短いと辛味や青臭さが残ります。目安として、きゅうりを漬ける時間の約2倍、じっくり漬け込むことで、辛味が旨味と香りに変化します。ニラの香りがぬか床に移りますが、これがぬか床の風味を豊かにする効果もあります。レシピでは、食べる前日の夜にしていますが、お好みで、前日の朝や昼に漬けても良いですよ。
  • 枝豆は「茹でてから」が鉄則
    生の枝豆は味が染み込みにくいため、必ず塩茹でしてから漬けてください。茹でることで豆の甘みが引き出され、ぬかの塩気と絶妙にマッチします。だしパックやネットに入れると、ぬか床の中で散らばらず、取り出すときも非常に簡単です。
  • 漬ける時間は「ぬか床の温度」で調整
    ぬか床の管理温度によって、漬かるスピードは大きく変わります。室温管理の場合は発酵が早く進むため、アボカドや枝豆は8時間〜半日程度で漬かります。冷蔵庫管理の場合は発酵が緩やかなので、1.5倍〜2倍の時間を目安に調整してください。
ぬか床の温度


我が家はぬか床を室温管理していますが、各ご家庭によって温度が違うと思います。
ニラはきゅうりを漬ける時間の2倍くらいを、枝豆とアボカドはきゅうりよりも短めを意識してみてください。

ニラは漬かりが短いと、からく感じます。
また、ぬか床に若干においがうつります。
ぬか床にニンニクを入れたりすることもあるので、私は気になりませんが、ニオイが気になる方は、そのあとはぬか床を休ませて足し糠をしたり、メンテナンスの期間にしてください。

このレシピで摂取できる栄養

ぬか漬けは、生野菜を食べるよりも栄養価がアップする優れた発酵食品です。

  • ぬか床由来の栄養: 米ぬかに含まれるビタミンB1が野菜に浸透し、生の状態よりも含有量がアップします。また、植物性乳酸菌が豊富で、腸内環境を整えるのに役立ちます。
  • アボカド: “森のバター”とも呼ばれ、悪玉コレステロールを減らす効果が期待されるオレイン酸や、強い抗酸化作用を持つビタミンEが豊富です。
  • ニラ: 香りのもとであるアリシンは、ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復に効果的です。
  • 枝豆: 良質な植物性タンパク質や、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを手軽に補給できます。

変わり種。
このようなぬか漬けは売っていないので、手作りならでは。
ご飯と一緒に食べれば絶品です!
ぜひお試しくださいね。

去年、インスタグラムにUPしたときは、このようなコメントをいただきました。一部紹介します

うわぁ😍良いこと教えてくれてありがとう〜🥰アボカドはやってるけどニラに枝豆は未知の世界よ〜😍小春ちゃんがオススメしてくれるのだから美味しいこと間違いなしね😉🫶今度やってみるわ🙋‍♀️🫶

うわぁ😍良いこと教えてくれてありがとう〜🥰アボカドはやってるけどニラに枝豆は未知の世界よ〜😍小春ちゃんがオススメしてくれるのだから美味しいこと間違いなしね😉🫶今度やってみるわ🙋‍♀️🫶

ニラ❓アボカド🥑は知っていたけれど
枝豆🫛ニラは驚いた‼️
食べてみたいわ😍

ニラに枝豆にアボカド、糠漬けとしては見慣れない食材ばかりです。
いろいろ挑戦されますね。

このレシピにおけるQ&A

ニラの匂いがぬか床に強く残ってしまいました。どうすれば良いですか?

ニラの香りはぬか床の風味を豊かにしてくれますが、気になる場合はメンテナンスで調整できます。ニラを取り出した後、新しい足しぬかをする、実山椒や乾燥昆布、唐辛子などを加えると匂いが和らぎます。また、毎日しっかり底からかき混ぜて空気に触れさせることも大切です。2〜3日すれば自然と落ち着いてきます。

アボカドを漬けすぎて、崩れるほど柔らかくなってしまいました。どう活用できますか?

柔らかくなったアボカドのぬか漬けは、絶品のディップソースになります。フォークで潰してマヨネーズと混ぜ、クラッカーやパンに塗ったり、ポテトサラダに和えたりするのがおすすめです。ぬかの塩気と旨味が加わっているので、調味料は控えめでも美味しく仕上がります。

この3種類以外に、試してみて美味しかった「変わり種」はありますか?

はい、まだまだあります。特におすすめなのは「木綿豆腐」と「ゆで卵」です。木綿豆腐はキッチンペーパーでしっかり水切りしてから漬けると、まるでチーズのような濃厚な味わいに。ゆで卵は、黄身がねっとりとして、ぬかの風味が染み込み、お酒の肴に最高の一品になります。どちらも半日~1日程度で美味しく漬かります。

「ぬか漬け」の関連記事

ぬか床、今ではスーパーやMUJIなどに、簡単に漬けられるキットが売られています。
袋タイプのものだったり、冷蔵庫に入れられるような保存容器だったり

インスタグラムで、仲良しのSHIMAちゃんと一緒に、ぬか床ネタを共同投稿しています。
SHIMAちゃんの最新の投稿は、漬けたみょうがやオクラを刻んで、納豆と合わせたもの。
とっても美味しそうですよ→こちら


もし、新鮮なぬか炒り糠から作ることになっても、さほど難しくありません。
ぬか床を1から作る方法や、その後の管理の方法などはこちらにまとめています。

混ぜ忘れて、古漬けになってしまった場合は、塩抜きして削り節で和える「かくや」がおすすめ。
きゅうりやなす以外のお野菜でも作れるので、ぜひお試しください。

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