今日の晩御飯、手軽に作れる魚料理を探していませんか?
「アジの蒲焼き」は、フライパンひとつでたった15分、誰でも簡単に作れる大人気和食レシピです。脂ののったアジを甘辛いタレでふっくらと焼き上げれば、ご飯が止まらない絶品のメインディッシュが完成。
骨抜きのアジを使えば下処理も簡単で、魚料理初心者さんにもおすすめです。定番の魚料理レパートリーを増やしたい方は、ぜひこのアジの蒲焼きをお試しください。

目次
【レシピ】
アジの蒲焼き材料(4人分)
- 鯵(おろしたもの、片身) 4〜5枚
- 料理酒 大さじ2
- 片栗粉 大さじ3
- 油 大さじ2
- 【A】醤油 大さじ3
- 【A】本みりん 大さじ3
- 【A】砂糖 大さじ1
- 【A】フライドガーリック 適宜
- ブロッコリースプラウト 適宜
詳しい作り方
STEP
鯵の下ごしらえ
- 骨抜きを使って、鯵の小骨を引き抜く。頭側方向に少し傾けて抜き取ると、身が割れずにきれいに取り除ける。(頭から尻尾にかけた中央のラインに「血合い骨」と呼ばれる小骨がある。頭側の方が太く、尾側になると小さくなる。)
- 料理酒をかけ5分置き、ペーパーで水気を拭き取ると臭みがとれる。
- 片栗粉を全体にまんべんなくまぶす。



STEP
炒めて味付けする
- フライパンに油を入れ中火で熱する。鯵を皮目を下に入れ、焼き色がついたらひっくり返す。
- ひっくり返したら、すぐに【A】(醤油、本みりん、砂糖、フライドガーリックはあらかじめ混ぜておくか、手早く加える)を加え、火加減を少し強める。
- フライパンを揺すって、タレが全体に行き渡るようにする。(鯵を触りすぎると身が崩れるため、スプーンでタレを上にかけるのが良い。)
- 火が通ったら器に盛り付け、ブロッコリースプラウトを散らす。


おいしく作るためのコツやポイント
このレシピをさらに美味しくするためのプロ目線のコツをご紹介します。
- アジの骨抜きは丁寧に行いましょう。
特に「血合い骨」と呼ばれる小骨は、口当たりを悪くする原因となります。骨抜きを頭側から斜めに差し込むようにして抜くと、身を傷つけずにきれいに取ることができます。 - 臭み取りのひと手間が大切です。
料理酒に5分浸してからペーパーで水気を拭き取ることで、アジ特有の臭みが軽減され、より美味しく仕上がります。 - 皮目をしっかり焼いて香ばしさを引き出しましょう。
フライパンを中火で十分に熱し、皮目を下にして動かさずにじっくり焼くことで、香ばしい焼き色がつき、身の旨味も引き出されます。 - タレは事前に混ぜておくとスムーズです。
調味料【A】はあらかじめ混ぜ合わせておくと、焼き上げたアジに加える際に慌てずに済み、均一に味が馴染みます。 - フライドガーリックで風味とコクをアップ。
フライドガーリックを加えることで、市販のタレにはない深みと香ばしさが加わり、お店のような本格的な味わいになります。ぜひ試していただきたい隠し味です。 - 身崩れ防止のため、優しくタレを絡ませましょう。
アジはデリケートな魚なので、ひっくり返す回数を最小限にし、タレを絡ませる際はスプーンで上からかけるようにすると、身が崩れるのを防ぐことができます。 - お好みで「骨せんべい」もおすすめです。
アジを三枚おろしにした際に出る頭や骨は、低温でじっくり揚げることで絶品の骨せんべいになります。おつまみとしてだけでなく、カルシウム補給にも最適です。
このレシピで摂取できる栄養まとめ
- 鯵(アジ):
- DHA・EPA: 血液をサラサラにする効果や、脳の活性化に役立つと言われる良質な脂質です。
- たんぱく質: 筋肉や体の組織を作るのに不可欠な栄養素で、疲労回復にも役立ちます。
- ビタミンD: カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫に保つ働きがあります。
- ブロッコリースプラウト:
- スルフォラファン: デトックス効果や抗酸化作用が期待できる成分で、体の中から健康をサポートします。

このレシピにおけるQ&A
【おまけ】
骨せんべいの作り方3枚におろしたものを買ったときや、自分でおろしたとき。
骨の部分は、じっくり油で揚げ焼きにすると、絶品の「骨せんべい」になります。


- 食べやすい大きさに切る
- 米粉か片栗粉を少しふる
- 大さじ2くらいの油をフライパンに入れて、弱で加熱。
骨の部分を時々返しながら、じっくり20分ほど揚げる。
油の温度は、低温。
140〜150℃くらい。
20分加熱して、まだカリッと揚がっていないようでしたら、時間を追加してください。
時間はかかりますが、ずっと付きっきりじゃなくて構いません。
お酒のおつまみだけじゃなく、お子様のカルシウム摂取にもおすすめです。

魚のレパートリーを増やしたい方はこちらから
質問・感想など、ぜひ聞かせてください↓