夏の食卓を彩るモロヘイヤは、その栄養価の高さから“野菜の王様”とも呼ばれています。
本記事では、この旬のモロヘイヤを「レンジで簡単」に作れる「栄養満点ポタージュ」のレシピをご紹介。
加熱時間はたったの1分30秒。
時短かつ健康的な一品が完成するので、忙しい毎日の夏バテ対策や美肌ケアにもぴったりです。

目次
作り方を動画でチェック
ショート動画で作り方を見るのが一番分かりやすいです。
以下に、動画の各工程の時間と内容をまとめました。
- 00:03~ モロヘイヤの準備:茎から葉をちぎる
- 00:06~ 材料の準備とレンジ加熱:耐熱容器に材料と水を入れレンジへ
- 00:15~ ブレンダーで撹拌:牛乳を少しずつ加えながらなめらかに
- 00:26~ 盛り付け:とろりとしたポタージュを器へ
- 00:27~ 仕上げ:粉チーズをトッピングして完成
レシピ
モロヘイヤポタージュ材料(2人分)
- モロヘイヤ:2〜3茎分(15g)
- 玉ねぎ:1/2玉
- 塩、こしょう:少々
- にんにく:少々
- スモークチキン:少々(風味UPのため1/2枚ほど)
- 水:大さじ4
- 牛乳:200ml
- 粉チーズ:トッピングに適量
作り方(調理時間5分)
STEP
材料の準備&レンジ加熱
- モロヘイヤはきれいに洗って葉をちぎる。
- 玉ねぎは火が通りやすいよう、みじん切りにする。
- 耐熱ボウルにモロヘイヤ・玉ねぎ・塩・こしょう・にんにく・スモークチキンを入れる。
- 上から水を加え、ラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。



STEP
撹拌して仕上げる
- 冷たい牛乳を少し加え、ブレンダーなどでなめらかに撹拌する。
- 混ざったら味をみて、残りの牛乳も加えて混ぜる。
- 器に盛り、粉チーズをふる。



よりおいしく作るためのコツ&ポイント
- モロヘイヤの茎は取り除く:
モロヘイヤの茎は繊維が硬く口当たりが悪くなるため、葉の部分だけをちぎって使うと良いでしょう。葉の付け根のあたりの茎や、先芽の方の茎なら、やわらかいため、一緒に撹拌しても大丈夫です。 - 電子レンジの加熱時間:
電子レンジの機種やワット数によって、加熱時間は多少異なる場合があります。モロヘイヤと玉ねぎが柔らかくなるまで、様子を見ながら調整してください。玉ねぎが透き通って、モロヘイヤの色が鮮やかになればOKです。 - 牛乳の加え方でなめらかさを調整:
ブレンダーで撹拌する際、牛乳を一気に入れず、少しずつ加えながら撹拌すると、なめらかに混ざりやすいです。一度にたくさん加えるとサラサラになりすぎてしまうので、味見をしながら牛乳の量を決めることで、より一層美味しく仕上がります。 - スモークチキンの活用:
スモークチキンは、このポタージュに深みと豊かな風味を加えてくれます。鶏むね肉の茹でたものや、コンソメ顆粒などで代用も可能です(本場のエジプトでは、モロヘイヤと鶏肉を煮込んだり、スープにするのが一般的です) - 冷製スープとしても◎:
このポタージュは、温めなおしても美味しくいただけますが、冷たい牛乳で作れば、作ってすぐ!夏の暑い日でもすぐにひんやり冷たいスープとして楽しめます。
冷蔵庫でしっかり冷やして召し上がるのもおすすめです。
このレシピで摂取できる栄養まとめ
食材 | 特徴・栄養ポイント(やさしい表現) |
---|---|
モロヘイヤ | β-カロテン(抗酸化作用、美肌効果)、ビタミンK(骨の健康維持)、カルシウム(骨や歯を強くする)、食物繊維(腸内環境を整える)が豊富に含まれています。そのネバネバ成分は、胃腸の保護や免疫力アップが期待できます。 |
玉ねぎ | 硫化アリルという成分が、疲労回復や血液サラサラ効果を期待できます。夏バテで食欲がない時でも、優しい甘みが食欲を刺激してくれます。 |
牛乳 | カルシウムや良質なタンパク質を補給でき、骨の健康維持や筋肉の生成をサポートします。 |

このレシピにおけるQ&A
モロヘイヤがしおれた場合
モロヘイヤは、水分の蒸散が早く、葉が薄くてデリケートな野菜です。
- 収穫してから時間が経過すると、水分が抜けやすい
- 葉が蒸れたり、冷房で乾燥した空気にさらされると、しおれます
- 根がついていないため、吸水力が弱いです
冷水に茎の部分を10分ほど浸したり、水切りしたあと、ポリ袋に入れて冷蔵庫で少し休ませると冷気でパリッと戻ることがあります。しおれたままでも、スープやおひたしなど、火を通す料理なら十分おいしく いただけます。
買ってきたら、なるべくその日のうちに使用。
すぐに使わない場合は、さっと茹でてから冷凍保存してください。


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