【裏技】ピザ用チーズがお店の味に!分離しない「黄金比」で作る絶品チーズフォンデュ

クリスマスやおもてなし料理の主役になるチーズフォンデュ

専用のチーズがなくても、スーパーで買えるピザ用チーズを使えば、フライパンひとつで簡単に作れます。加熱すると油が分離しやすいチーズですが、あるひと手間を加えるだけで、お店のようにトロトロで滑らかな仕上がりに。このレシピで、特別なディナーを楽しみましょう。

目次

【レシピ】ピザ用チーズで作る簡単チーズフォンデュ

材料:4人分

  • ピザ用チーズ(シュレッドチーズ):200g
  • 米粉:小さじ1
  • 牛乳、白ワイン(合わせて):100ml
  • 【A】塩、こしょう:適宜
  • 【A】ガーリックパウダー:適宜

1人分の栄養成分(推定値)
※チーズフォンデュの具材は含みません
 
エネルギー: 188 kcal
塩分: 0.9 g
たんぱく質: 11.8 g
脂質: 13.8 g
食物繊維: 0 g
糖質: 1.9 g
野菜量: 0 g

作り方:5分

STEP

材料を混ぜ合わせる

  • ボウル(もしくは次の工程で使うフライパン)にピザ用チーズ米粉を入れ、粉がチーズ全体にまぶされるように混ぜ合わせる。
  • お好みで【A】もここで加える。
チーズフォンデュの材料のピザ、用チーズと米粉を混ぜ合わせる工程
STEP

溶かす

  • フライパンに牛乳・白ワイン、1のチーズを入れ、弱火にかける。
  • ヘラなどで絶えず混ぜながらゆっくり加熱し、完全に溶けてなめらかになったら完成。
チェイスフォンデュでフライパンを弱火にかけ、牛乳や白ワインを加えて、ピザ用チーズを溶かす工程

コツ・ポイント

  • チーズと液体の黄金比率は「2:1」
    なめらかな粘度を出すための最適な割合は、重量比で「チーズ2:水分1」です。水分(牛乳や白ワイン)が多すぎるとシャバシャバになり、少なすぎるとすぐに固まってしまいます。
  • デンプンの力で乳化を安定させる
    チーズに米粉(デンプン)をまぶす工程は非常に重要です。デンプンが水と油をつなぐ「乳化剤」のような役割を果たし、加熱による油分の分離を防いで口当たりを滑らかにします。
  • 急激な温度変化を避ける
    強火で加熱すると、チーズのタンパク質が凝固し、油分が分離してボソボソになります。必ず「弱火」で、ゆっくりと温度を上げていくことが失敗しないコツです。
  • アルコールを飛ばす工夫
    白ワインを使用する場合、アルコールの風味が気になる方は、先にワインだけをフライパンでひと煮立ちさせてアルコールを飛ばしてから、チーズと牛乳を加えると食べやすくなります。
米粉がない場合、他のもので代用できますか?

はい、片栗粉や薄力粉(小麦粉)でも代用可能です。片栗粉は米粉と同様に少しとろみが強めにつき、コーンスターチを使うと軽い仕上がりになります。いずれの場合も、必ずチーズにまぶしてから加熱してください。

子供が食べるのでお酒(白ワイン)を使いたくないのですが?

全量を牛乳に置き換えて作ることができます。その場合、少しコクが軽くなるため、コンソメやナツメグをほんの少し加えると風味が良くなります。

チーズソースが余ってしまいました。リメイク方法は?

冷めると固まる性質を利用し、ご飯の上にのせてトースターで焼けば「ドリア」になります。また、温かいご飯と混ぜて黒胡椒を振れば「チーズリゾット風」として美味しく消費できます。

食べている途中でチーズが固まってきました。どうすればいいですか?

温度が下がると固まります。ホットプレートの上で耐熱容器に入れて保温しながら食べるか、固まったら再度ごく弱火にかけて温め直してください。その際、牛乳を少量足して混ぜると滑らかさが戻ります。

ピザ用チーズから作る簡単なチーズフォンデュレシピと詳しい作り方

このレシピの栄養まとめ

出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

項目(食材)栄養価について
プロセスチーズ(ピザ用チーズ)カルシウムが豊富で、骨や歯の形成に不可欠です。また、吸収率の高い良質なたんぱく質を含み、ビタミンA(レチノール)やビタミンB12も摂取できます。
牛乳カルシウムとたんぱく質の供給源です。チーズと同様にカルシウムの吸収を助けるカゼインホスホペプチドを含みます。
米粉グルテンフリーの炭水化物源です。小麦粉に比べて吸油率が低く、ダマになりにくい性質があります(本レシピでは微量のため栄養的寄与は限定的です)。

このソース(チーズと牛乳)だけでは、ビタミンC食物繊維鉄分がほとんど摂取できません。また、脂質と塩分が高めになる傾向があります。それを補うためには…

  • 具材としての野菜:ブロッコリー、にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜をディップ具材としてたっぷり用意し、ビタミンと食物繊維を補うと◎
  • フレッシュサラダ:レモン果汁を使ったドレッシングのサラダなどを添え、ビタミンCを補給しつつ、口の中の脂っぽさをリフレッシュさせます。
ピザ用チーズで作るチーズフォンデュ

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