風味豊かで栄養満点なルッコラ、食べたことがありますか?
本日は、ルッコラを使った「ごま和え」レシピをご紹介します。
ルッコラは、その独特の風味と豊富な栄養価で、食卓に彩りと健康をプラスしてくれる優秀な食材です。ちょっと、苦味や辛味があるルッコラを、おいしく調理する裏技もチェックしてみてください。

ルッコラの栄養と旬
産直や、八百屋などで、年中手に入る野菜ではありますが、おいしいと言われている季節は
旬の時期:春(3月〜5月ごろ)と秋(9月〜11月)
切り口を水に浸し、立てて野菜ボックスに保存しても、あまり日持ちしません。
早めに使い切るとよいでしょう。
豊富な栄養素
- β-カロテン:抗酸化作用があり、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
- ビタミンC:免疫力アップや美肌効果が期待できます。
- ビタミンK:血液凝固に関わり、骨の健康維持にも重要です。
- カリウム:体内の余分なナトリウムを排出し、血圧を下げる効果があります。
- カルシウム:骨や歯を丈夫にするのに役立ちます。
- マグネシウム:エネルギー生産や神経機能の維持に関わります。 鉄:貧血予防に欠かせないミネラルです。
材料・分量
調理時間の目安:5分 材料:2〜3人分
- ルッコラ 1袋(90g)
- うま味調味料「味の素®︎」8ふり
- 【A】醤油 大さじ1/2
- 【A】砂糖 2つまみ
- 【A】すりごま 大さじ1
苦味や辛味があるので、お子様でも食べやすいよう
少し甘めの味付けにし、うま味調味料でさっと茹でてクセをやわらげています。
※蒸したり、そのまま食べる方が栄養価は高いです。
詳しい作り方
茹でて冷やす
鍋に、水とうま味調味料「味の素®︎」を入れて中火にかけ、沸騰したらルッコラを軸の方から入れてさっと湯掻きます。すぐに取り出し、冷水にくぐらせて冷まします。



切って和える
水気を絞って、食べやすいよう3〜4cm長さに切ります。
ボウルに【A】の調味料を入れてルッコラを加え、さっと和えたら完成です。



よりおいしく作るためのコツ・ポイント
ルッコラの茹で方や茹で時間について
ルッコラは茹ですぎないことが重要です。長く茹でると、栄養も減りますし、食感も悪くなります。さっと10〜20秒ほどゆがいてすぐに冷水に取り、シャキシャキとした食感を残すのがおすすめです。
茹でるときに、「うま味調味料」を加えることで、野菜本来のえぐみや独特のクセがやわらぐ研究結果が出ています。味の素は香りがつかないため、和洋中何にでも合いますが、もし持ち合わせていない場合は、白だしなどを加えても良いでしょう。
調味料について
- お酢やレモン汁を加えると、さっぱりとした味わいになります。
- 練りごまの代わりに、すりごまを使用しても香ばしく仕上がります。
食べる直前に和えるとよいでしょう。
(※作り置きする場合は、茹でたあと水気をしぼってキッチンペーパーを敷いた保存容器で保存。調味料は直前に和えます)
よくある質問
ルッコラは生で食べられますか?
ルッコラは生で食べるのが一般的です。若い葉をサラダやピザ、パスタのトッピングにするのがおすすめで、生で食べる方が栄養素を余す所なく摂取できます。
束で売られている場合、茎がついてきます。その茎もおいしくいただくのであれば、さっと茹でたり軽く蒸して食べると、茎までおいしくいただけます。
ルッコラにはシュウ酸が含まれています。シュウ酸摂取を制限されている方は食べ過ぎに注意が必要です。
ルッコラの和名(日本語の名前)は?
ルッコラの和名は「きばなすずしろ(黄花蘿蔔)」です。実は、rucolaはイタリア語。英語では「ロケット」と呼びます。
「すずしろ」と聞くと春の七草を想像しませんか?同じアブラナ科の野菜になり、ルッコラはごまのような独特な香りや、ほのかな辛味が特徴です。
ルッコラはなぜ辛いのですか?
ルッコラの辛味成分は「アリルイソチオシアネート」 わさび等で感じるツーンとした辛味成分お同じです。
真夏など、強い直射日光に当てて育てると、辛味成分や苦味成分が多くなる傾向があるようです。

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