【レンジ3分】つるむらさきとサキイカの甘辛和え

独特のぬめり鮮やかな緑が特徴の夏野菜『つるむらさき』。食べ方がいまいち分からない…なんて思っていませんか?

実はレンジを使えば、火も使わずにあっという間に美味しい副菜が作れるんです。

今回は、さきいかの旨味とえのきの食感をプラスした、ご飯もお酒も進む『つるむらさきとサキイカの甘辛和え』のレシピを動画付きで詳しくご紹介します!

つるむらさきとえのきをサキイカと和えたおつまみ「つるむらさきの甘辛和え」
目次

「つるむらさき」ってどんな野菜?栄養や下処理のコツ

家庭菜園でも、種まきして2ヶ月ほどで収穫できる、暑さに強い夏野菜です

つるむらさきのレシピ紹介
夏野菜のつるむらさきを詳しく解説
  • どんな味と食感? モロヘイヤのようなぬめり(粘り)と、少しだけほうれん草に似た風味があります。特に、加熱するとぬめりが出ますが、クセが和らぐのが特徴です。
  • 旬の時期と栄養価 夏(6〜8月)が旬。β-カロテン、ビタミンC、カルシウム、マグネシウムなどが豊富。特徴のぬめりは、胃の粘膜を保護する働きなどが期待できるので、まさに夏バテ予防にもおすすめの野菜です。
  • 美味しいつるむらさきの選び方 葉がみずみずしく、色が濃いものを選ぶと良いです。
  • アク抜きは必要?下ごしらえのポイント つるむらさきはアクが少ないため、サッと茹でるだけでOK。水にさらしすぎると栄養が逃げてしまうので、冷水でさっと冷やして色止めしましょう。

動画で作り方をチェック

このレシピの作り方を33秒の動画にまとめました。まずはこちらをご覧ください

  • 0:03~ えのき・つるむらさきをレンジで加熱
  • 0:08~ つるむらさきを氷水で色止めするコツ
  • 0:10~ さきいかを美味しくするひと手間
  • 0:15~ 味が決まる!調味料の混ぜ方
  • 0:20~ 包丁いらず!キッチンバサミで和える

レシピ【つるむらさきとサキイカの甘辛和え】

材料(作りやすい分量:2〜3人分)

  • つるむらさき 1袋
  • えのきたけ 1/2束
  • サキイカ 15g
  • 【A】豆板醤 小さじ2/3
  • 【A】砂糖 大さじ1
  • 【A】醤油 大さじ1/2
  • 【A】ごま油 大さじ1/2
  • 白ごま 少々

サキイカや調味料を入れすぎると、味(塩味)が濃くなるのでお気をつけください。

作り方(8分)

STEP

材料の準備

  • つるむらさきを洗い、耐熱容器にえのきたけと入れ、ラップをして電子レンジ500Wで3分加熱する。
  • 取り出して、つるむらさきは氷水にさらして冷やし、水気を絞る。
  • えのきたけは、そのままあら熱を取る。
蔓紫はレンジ加熱で簡単調理
つるむらさきとえのきを、レンジ500W3分加熱する
色止めのために氷水に浸して冷やし、水気を切る
STEP

和えて仕上げる

  • ボウルにサキイカを入れて、細く裂く。
  • そこに【A】を入れて、砂糖が溶けるようにしっかり混ぜる。
  • つるむらさき・えのきたけをハサミで食べやすい長さにカットしながら加える。
  • 全体に味が馴染むように混ぜ、器に盛り付け、白ごまを散らす。
調味料は豆板醤・砂糖・醤油・ごま油
ハサミや包丁でカットしながら和える
つるむらさきの副菜

コツ・ポイント

  • つるむらさきは氷水で締める!
    レンジで加熱した後、つるむらさきを氷水にサッと通すことで、余熱で火が通り過ぎるのを防ぎ、鮮やかな緑色を保つことができます。シャキッとした食感も残りますよ。
  • さきいかは細かく裂くのが鉄則!
    さきいかを細かく裂くことで、調味料が絡みやすくなり、旨味が全体に行き渡ります。食感も柔らかくなり、他の食材との一体感が生まれます。
  • 調味料は先に混ぜて砂糖を溶かす!
    ボウルに【A】の調味料を入れたら、野菜を加える前にしっかりと混ぜ合わせ、砂糖を溶かしておくのが重要です。こうすることで味にムラがなくなり、全体の味が決まります。
  • キッチンバサミが大活躍!
    水気を絞ったつるむらさきや、加熱したえのきは、ボウルの上でキッチンバサミを使ってカットすれば、まな板や包丁を汚さずに済みます。洗い物が減って後片付けも楽ちんです。

アレンジも無限大!こんな食べ方もおすすめ

  • マヨネーズを加えて「和風サラダ」に
  • 刻んで納豆と混ぜて「ネバネバ小鉢」に
  • 豚肉と一緒に炒めて「スタミナ炒め」に
  • 野菜のアレンジ つるむらさきの代わりに、ほうれん草、小松菜、オクラなどでも美味しく作れます。えのきの代わりに、しめじや舞茸などのきのこ類を加えるのもおすすめです。
  • 旨味食材のアレンジ さきいかの代わりに、カニカマ、ツナ缶、ちりめんじゃこ、塩昆布を使っても絶品です。
  • 味付けのアレンジ ごま油の代わりにマヨネーズを加えて和風サラダにしたり、ポン酢を加えてさっぱり仕上げたりするのも良いでしょう。

このレシピで摂取できる栄養

この一皿で、夏に嬉しい栄養を手軽に補給できます

  • つるむらさき 粘膜を保護するβ-カロテン(ビタミンA)や、美容と健康に欠かせないビタミンC、骨を作るカルシウムが豊富。夏バテ予防や免疫力アップが期待できます。
  • えのきたけ お腹の調子を整える食物繊維や、エネルギー代謝を助けるビタミンB群が含まれています。
  • さきいか 体を作るタンパク質や、疲労回復を助けるタウリンを手軽に摂取できます。
  • ごま 抗酸化作用のあるセサミンやビタミンEが含まれており、健康維持をサポートします。
つるむらさきの甘辛和え

このレシピでよくあるQ&A

つるむらさきの独特のぬめり(粘り)が少し苦手です。

このレシピは、さきいかのしっかりした旨味とごま油の風味、豆板醤の辛味で味が決まるので、つるむらさき単体で食べるよりもぬめりが気になりにくく、美味しく食べられるかと思います。ぬめりの正体は胃の粘膜を保護する働きも期待できる栄養素なので、ぜひチャレンジしてみてください。

作り置きはできますか?どのくらい日持ちしますか?

はい、作り置きも可能です。清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で1~2日保存できます。時間が経つと少し水分が出てきますが、味がなじんでより一層美味しくなります。食べる前に軽く混ぜてからお召し上がりください。

辛いのが苦手な家族向けにアレンジできますか?

もちろんです。豆板醤を抜きで作っても、さきいかの旨味とごま油の風味で十分美味しく仕上がります。お子様向けには、豆板醤の代わりに味噌を少量(小さじ1/4程度)加えたり、すりごまを多めにしたりすると、コクが出て食べやすくなるのでおすすめです。

夏にぴったりなレシピはこちらからご覧いただけます

つるむらさきとえのきをサキイカと和えたおつまみ「つるむらさきの甘辛和え」

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