しっとり柔らか!フライパンで簡単『豚肉の紅茶煮(チャーシュー風)』作り置きにも最適

紅茶豚と呼ばれる豚ブロック肉の紅茶煮。
煮込んでいる時間はかかりますが、作業の工程は、思いの外簡単で、たったの2ステップで作れるんです。

  • 紅茶で煮込む
  • たれに漬ける

簡単なうえ、時間がおいしくしてくれるので、作り置きにもピッタリ!

冷蔵保存なら2〜3日&冷凍保存も可能なので、きれいな豚肩ロースかたまり肉を見つけたら、作ってみてください。

紅茶豚レシピ
目次

紅茶豚の材料【4人分:作りやすい分量】

豚肩ロースかたまり肉 800g
紅茶パック 4つほど
水 約1.5L
【A】醤油 大さじ5
【A】砂糖 大さじ3
【A】にんにく、胡椒 少々

食材について

豚肩ロースかたまり肉は、半分に切りました。
24cm深型フライパンで、豚肉が浸るくらいの水を加えてください。

※ フライパンの大きさや豚肉の大きさによって、容量が変わってくるので、水と紅茶パックの分量は微調整してください。

詳しい作り方

STEP

豚肩ロースかたまり肉を紅茶で煮る

フライパンに水を入れて沸騰させ、紅茶を2分以上煮出して取り出す。
豚肩ロースかたまり肉を入れて弱火に落とし、約1時間加熱する。

紅茶豚の紅茶を煮出す工程
豚肩ロース肉を紅茶で煮る工程
STEP

調味料に漬ける

【A】をレンジ600W1分加熱し、混ぜて砂糖を溶かす。
保存袋に①の豚肉を入れ、調味液に浸し半日置く。

紅茶豚の漬けだれ
紅茶豚を保存袋で漬け込む

作り方を動画でチェック

コツ&ポイント

紅茶について
アールグレイなど、お好みの茶葉をお使いください。
沸騰した湯で2分以上 煮出すのは、紅茶の成分をしっかり抽出させるためです。

豚肉の種類
「肩ロース」かたまり肉が、程よく脂が入っていておすすめです。
ロースで作ると、少しかたく仕上がると思います。
豚バラで作ると、脂の割合が多くなります。(脂の部分には味が染みこみにくいです)

タコ糸の縛り方
タコ糸で縛ると、形がきれいに仕上がります。
縛り方は、YouTubeショートInstagramリールでも紹介しているので参考にしてください。

火加減
紅茶を煮出す時は強火。
豚肉を煮込む時は弱火←じっくり煮込むことで柔らかく仕上がります。

途中で上下を返すと良いでしょう。
上の部分が紅茶から出る場合は、ペーパーを落とし蓋がわりにしてください。

よくある質問 Q&A

なぜ水ではなく「紅茶」で煮るのですか?紅茶の味はしませんか?

紅茶に含まれる「タンニン」という成分が、お肉を驚くほど柔らかくしてくれるからです。タンニンには豚肉特有の臭みを消す効果もあるため、下茹での手間が省け、風味豊かに仕上がります。

紅茶の味や香りは調理過程でほとんど飛んでしまうので、「紅茶が苦手…」という方でも美味しく召し上がれます。水で煮るよりも、格段にしっとりジューシーになるプロの技です。

豚肩ロース以外の肉でも美味しく作れますか?

はい、作れます。ただし、部位によって仕上がりの食感が大きく変わります。

  • 豚肩ロース(レシピ推奨): 赤身と脂身のバランスが最高で、最も柔らかくジューシーに仕上がります。初めて作るなら一番おすすめです。
  • 豚バラ肉: 脂身が多く、トロッとしたこってり濃厚な味わいになります。ラーメンのチャーシューのような仕上がりが好きな方におすすめです。
  • 豚ロース肉: 脂身が少なく、さっぱりとしたヘルシーな仕上がりになります。少しパサつきやすいので、煮込み時間を少し短めにするのがコツです。

漬け込み時間は半日も待てません…!すぐに食べる方法はありますか?

はい、あります。味の染み込みは浅くなりますが、「温かいまま食べる即席チャーシュー」として楽しめます。

豚肉を煮た後、漬けダレを小鍋で軽く煮詰めて少しとろみをつけ、スライスした熱々の豚肉にかければ、すぐに美味しくいただけます。

ただし、このレシピの真骨頂は、一晩じっくり漬け込むことで肉の中心まで味が染み渡り、旨味が増す点にあります。もしお時間があれば、ぜひ最高の状態で味わってみてください。味がなじむことで、冷めても美味しく、作り置きに最適になります。

紅茶豚を入れたお弁当例

翌日のお弁当に入れる時は、こんな感じです。
味もしっかり染みているので、冷めて食べてもおいしいですよ。

紅茶豚レシピ

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