【豚肩ロースかたまり肉】失敗しない!フライパンで1時間煮込むしっとり絶品紅茶豚(煮豚・チャーシュー)

豚肩ロース塊肉を使った本格的な煮豚(チャーシュー)を、フライパン一つで簡単に作る絶品レシピをご紹介します。

最大のポイントは、紅茶を使って約1時間じっくり煮込むこと。紅茶に含まれる成分が豚肉の臭みを消ししっとり柔らかい食感に仕上げてくれます。作り置きやお弁当、ラーメンの具材にもぴったりの、失敗しない定番主菜です。

紅茶豚レシピ

低温調理で作るバージョンはこちらにあります
(調理器具はフライパンではなく、温度設定ができる電気圧力鍋を使用しています)

目次

作り方を動画でチェック

レシピ しっとり絶品紅茶豚

今回のレシピは、フライパンで作ります。
私は24cm深型フライパンで豚肉が浸るくらいの水を加えております。フライパンの大きさや豚肉の大きさによって容量が変わってくるので、水や紅茶パックの分量は微調整してください。

材料:4人分

  • 豚肩ロースかたまり肉 800g
  • 紅茶パック 4つほど
  • 水 約1.5L
  • 漬けダレの材料【A】
    醤油 大さじ5
    砂糖 大さじ3
    にんにく、胡椒 少々

1人分の栄養成分(推定値)

エネルギー: 540 kcal
塩分(食塩相当量): 3.2 g
たんぱく質: 35 g
脂質: 約40.6 g
食物繊維: 約0.4 g
糖質(利用可能炭水化物): 約10 g
野菜量: 0 g


作り方

STEP

紅茶で豚肉を煮込む

  • フライパンにを入れ強火で沸騰させ、紅茶ティーバッグを入れ2分以上しっかり煮出す
  • ティーバッグを取り出し、豚肩ロースかたまり肉を入れる
  • 火を弱火に落とし、約1時間じっくり加熱する
紅茶豚の紅茶を煮出す工程
豚肩ロース肉を紅茶で煮る工程
STEP

調味料に漬けこむ

  • 漬けダレの材料【A】(醤油、砂糖、にんにく、こしょう)を耐熱容器に入れ、電子レンジ(600W)で1分加熱し、砂糖を溶かす
  • ジッパー付き保存袋に煮あがった豚肉を入れ、熱い調味液を注ぐ
  • 空気を抜いて口を閉じ、粗熱が取れたら冷蔵庫で半日以上置く
紅茶豚の漬けだれ
紅茶豚を保存袋で漬け込む

しっとり柔らかい紅茶豚に仕上げるポイント

  • 紅茶の力で臭み消しと風味アップ
    • 紅茶に含まれるタンニンという渋み成分が、豚肉特有の臭みの成分と結合し、それを外に排出する働きがあります。これにより、豚肉が雑味なく風味豊かに仕上がります。アールグレイなどお好みの紅茶で構いません。沸騰した湯で2分以上に出して、紅茶の成分をしっかり抽出させてください。
  • 豚肉は「肩ロース」が最適です
    • 豚肩ロースは赤身と脂身のバランスが良く、長時間煮込んでもパサつきにくいのが特徴です。豚バラ肉(脂が多い)やロース肉(硬くなりやすい)よりも、しっとり柔らかい煮豚に仕上がるため、最もおすすめです。
       
      形が崩れないようにタコ糸で縛っています。弱火で加熱するので大きく形が崩れることはないのですが、身が閉まって美しくなります→タコ糸の縛り方(YouTube)
  • 火加減と落し蓋のコツ
    • 豚肉を煮込む際は、必ず弱火を維持し、沸騰させすぎないことが柔らかくする秘訣です。
    • 煮汁が肉の表面から出てしまう場合は、クッキングシートなどで作った落し蓋をすることで、肉全体が均一に加熱され、パサつきを防げます。
  • 漬けダレは「熱いまま」が正解
    • 煮あがった豚肉を、温めた(熱い)調味液に漬けることで、豚肉の温度が急激に下がらず、味が短時間で肉の奥までしっかりと染み込みます。
なぜ水ではなく「紅茶」で煮るのですか?紅茶の味はしませんか?

紅茶に含まれる「タンニン」という成分が、お肉を驚くほど柔らかくしてくれるからです。タンニンには豚肉特有の臭みを消す効果もあるため、下茹での手間が省け、風味豊かに仕上がります。

紅茶の味や香りは調理過程でほとんど飛んでしまうので、「紅茶が苦手…」という方でも美味しく召し上がれます。水で煮るよりも、格段にしっとりジューシーになるプロの技です。

豚肩ロース以外の肉でも美味しく作れますか?

はい、作れます。ただし、部位によって仕上がりの食感が大きく変わります。

  • 豚肩ロース(レシピ推奨): 赤身と脂身のバランスが最高で、最も柔らかくジューシーに仕上がります。初めて作るなら一番おすすめです。
  • 豚バラ肉: 脂身が多く、トロッとしたこってり濃厚な味わいになります。ラーメンのチャーシューのような仕上がりが好きな方におすすめです。
  • 豚ロース肉: 脂身が少なく、さっぱりとしたヘルシーな仕上がりになります。少しパサつきやすいので、煮込み時間を少し短めにするのがコツです。
漬け込み時間は半日も待てません…!すぐに食べる方法はありますか?

はい、あります。味の染み込みは浅くなりますが、「温かいまま食べる即席チャーシュー」として楽しめます。

豚肉を煮た後、漬けダレを小鍋で軽く煮詰めて少しとろみをつけ、スライスした熱々の豚肉にかければ、すぐに美味しくいただけます。

ただし、このレシピの真骨頂は、一晩じっくり漬け込むことで肉の中心まで味が染み渡り、旨味が増す点にあります。もしお時間があれば、ぜひ最高の状態で味わってみてください。味がなじむことで、冷めても美味しく、作り置きに最適になります。

このレシピの栄養まとめ

出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

食材栄養価について
豚肩ロース(かたまり)可食部100gあたりたんぱく質を18.5g、脂質を19.2g含みます(生の場合)。たんぱく質は筋肉や臓器を作る主要な栄養素です。また、疲労回復を助けるビタミンB1を0.66mg含みます。
紅茶主成分である**タンニン(ポリフェノール)**は、抗酸化作用を持ち、調理においては豚肉の臭み成分を吸着し、雑味を取り除く役割を果たします。
醤油・味噌(調味料)大豆由来のたんぱく質や、発酵過程で生まれたアミノ酸、有機酸などを豊富に含み、料理の旨味を構成する主要な要素となります。

このレシピは豚肉から良質のたんぱく質やビタミンB1が豊富に摂取できますが、ビタミンCビタミンAなどの野菜に含まれるビタミン類、また食物繊維が大幅に不足しています。

不足しがちな栄養素を意識するなら、ビタミンCが豊富な生の緑黄色野菜を使った和え物(例:ピーマンとパプリカのナムル)や、食物繊維が豊富なきのこのスープを組み合わせるのがおすすめです!

翌日のお弁当に入れる時は、こんな感じです。
味もしっかり染みているので、冷めて食べてもおいしいですよ。

紅茶豚レシピ

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