今では、どこのスーパーも手軽に手に入れられるようになった豆苗。
豆くささと言うか、あの独特の香りや風味がちょっと苦手…と言う声もちらほら。
クセを抑えて、カニカマを使っているのに減塩になる!
しかも簡単であっという間にできる、一石二鳥ならぬ一石三鳥な、副菜レシピを紹介します。
記事の後半部分には、豆苗の水栽培/土に植えたらどうなるかの栽培日記もご紹介しますね。
私が豆苗を初めて調理したのは、子どもたちが幼稚園の頃だったと思うので…2007〜2008年くらいでしょうか。
スーパーで初めて見た時に「新しいお野菜?使ってみよう!」と手に取りました。(日本では1990年代半ば頃から水耕栽培され、2008年以降ブームになったようです)
生でも食べられますが、少しクセがあったため、子どもたちは、ゴマ×マヨネーズで和えると喜んで食べていました。
この独特の風味。
実は、うま味調味料やうま味成分で軽減できます!
【豆苗とカニカマのナムル風】材料と分量
調理時間の目安:5分 材料:3人分
- 豆苗 1パック
- かに風味かまぼこ 1パック(72g)
- ごま油 大さじ1/2
- うま味調味料「味の素®︎」 4ふり
- にんにく 適宜
おつまみとして多めに食べる場合は、2人分。
我が家は副菜として食べたので3人で分けました。
栄養計算の1人分の数値は
・エネルギー:62kcal
・たんぱく質:7.3g
・食塩相当量:0.8g
になります。
詳しい作り方
豆苗は流水でさっと洗う。耐熱容器を準備し、キッチンはさみで豆苗を食べやすい長さに切る。ラップをせずそのまま電子レンジで、600W2分加熱する。
かに風味かまぼこをほぐしながら入れ、うま味調味料「味の素®︎」とごま油を加え、さっと和える。(にんにくはお好みで加える)
ポイント・コツ
作り方の動画はこちらから
(10秒ほどにまとめています)
減塩のポイント
かに風味かまぼこに、しっかり味がついているので、調味料はうま味調味料「味の素®︎」のみ。ごま油とにんにくの香りが利いているので物足りなくないですよ。「味の素®︎」を使うことで、豆苗の “独特のくせ” が和らぐだけでなく、全体の味がまとまり、1食の食塩相当量も0.8gと少なくなりました!
食塩1g当たりのナトリウム量は0.4g、食塩相当量に換算すると1.0gです。一方「味の素®︎」1g中に含まれるナトリウム量は約0.1g、食塩相当量に換算すると約0.3gになります。
食塩相当量の比率は、塩:味の素=1:0.3と言うことですね。
塩の代わり もしくは 塩を減らして、「味の素®︎」を使うことでうま味を加えたり素材の味を引き立てつつ、塩分摂取を抑えることが可能です。
豆苗のいろいろ豆知識
保存方法
パッケージの中でも成長しているので常温に置いておくよりは、野菜室か冷蔵庫で立てて保存するのがベストです(4℃や10℃でも鮮度に大きな違いは出ません)
乾燥しないよう、また、葉が傷まないように気をつけてください。カットした場合は、底にキッチンペーパーを敷き、密閉するよりはふんわり空気を含んで保存してください。
洗う必要があるかどうか
室内で無農薬管理されているため、流水でさっと洗い流せばOK!私はいつも、根の部分を持って、さっと流水をかけてからカットしています。
豆苗を育ててみた!
水耕栽培するときのポイント
えんどう豆のスプラウト『豆苗』
以前リボベジで、どの位置で切るのが良いのか?の実験をしたことがあるんです。
豆苗って、よく見ると茎の部分に脇芽(成長点)があります。
この3パターンで、どのように育つのかを検証してみました。
種のすぐ上/1節目のところ/2節残した状態。
毎日水をきれいなものに変えつつ、1週間くらいで上の写真に。
結局、どこでカットしても伸びますが、1節くらいを残してカットするのが一番良さそうですね。
土に植えた栽培記録
土に植える場合は、ちょっと混み合っているので、包丁で5等分にカットします。
ひとかたまりを、そのまま植えたこともありますが、一部の芽しか育ちませんでした。
真夏と真冬以外が育てやすいでしょう。
真夏に植えても蒸れてダメになります。
真冬に植えても寒さで育ちません。
春か秋がおすすめです(秋は、越冬して春に実ります)
育つと、身長を超えるくらいの高さになり、早くに収穫するとキヌサヤを食べ放題に。そのまましっかり実らせると、グリーンピースが収穫できますよ。
プランターでも育てられますが、支柱かネットが必須になります。
成長期には液体肥料を施したりすると良いでしょう。
自分で育てて、収穫したてのキヌサヤを食べると、やわらかくて最高に美味しいです♪
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