夏だけではなく、冬でも、きゅうりの一本漬け(冷やしきゅうり)が食べたくなりませんか?
夏は大葉を加えたり、冬はゆず皮を加えたり、年中アレンジして食べるのが大好きです。
このレシピの特徴は、
- 浅漬けの素、白だし、めんつゆを使わない
- シンプルな調味料3つ
- 冬におすすめ「ゆず風味」
加えて、きゅうりのえぐみであるギ酸を取り除く方法や、栄養価について詳しく書きますね。
胡瓜一本漬けの材料・分量
作業時間の目安:5分(漬け込む時間含まず) 材料:4〜6本分
- きゅうり 4〜6本
- 【A】砂糖 小さじ2
- 【A】塩 小さじ1
- 【A】うま味調味料「味の素®️」 8ふり
- ゆず皮 適宜
1本分の栄養素
エネルギー:19.5kcal
タンパク質:1g
脂質:0.1g
食物繊維:1.1g
食塩相当量:1.2g
※実際には漬け汁を廃棄するので塩分摂取量はもっと低くなります
詳しい作り方
きゅうりの下ごしらえ
きゅうりを洗い、ヘタ(茎側の端)を1cm切り落とします。切り落としたヘタと、きゅうりの実の切り口を10秒ほどこすり合わせ、出てきた白い液体を洗い流します。
お好みで、皮の部分に切り込みを入れると早く味がしみます。
漬け込み
保存袋にきゅうりとゆず皮を入れ【A】を加えて軽く馴染ませます。空気をぬいて冷蔵保存し、半日〜1日経ったら完成です。
作り方の動画
インスタグラムは、リールに。
YouTubeは、ショートにUPしています。
2024年12月6日にUP。30秒/音源あり
コツ・ポイント
きゅうりのあく抜きについて
きゅうりには「ギ酸」という成分が含まれていて、これがあくやえぐみの原因です。あく抜きすると、きゅうりの渋みや苦味が低減され、食べやすくなります(あく抜きをしなくても食べれますが、渋みや苦味が気になる方にはおすすめです)
あく抜きの方法
- 切り口をこする
茎に近い方のヘタを切り落とし、切り口同士をクルクルとすり合わせ、出てきた白い液体を洗いがなします。 - 板ずり
きゅうりに塩を振りかけ、まな板の上できゅうりを前後に転がします。
「ギ酸」は維管束に多く含まれるので、❶の方法でしっかり取り除くことができます。❷の板ずりは、皮の近くの組織が破壊され、苦味が低減されます。
農研機構の渋味を低減できる研究についてのページはこちら
きゅうりの栄養について
きゅうりの皮と 内側の果肉部分には、それぞれ異なる栄養素が含まれています。
皮の部分には特に多くの栄養(βカロテン、ビタミンC、食物繊維、カリウム)が存在します。
皮を縞目にむく方が見栄えがきれいですし、味がしみやすくなりますが、勿体無いので、このレシピでは皮も丸ごと使っています!その代わり、味がしっかりしみるように、皮に軽く切り込みを入れています。動画をCHECKしてください。
調味料の割合について
砂糖が少し多いのですが、甘く感じるほどではありません。基本の五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)のバランスが取れていると、各味が互いに引き立ち味わい深くなりますよ。
と言うことで、うま味調味料「味の素®️」を使っています。香りや色がつくことなく、きゅうり本来のおいしさが引き立ちます。ぜひお試しください。
漬け込む時間について
ベストな漬け込み時間は?
半日くらいで食べられますが、1日置くと、中までしっかり味がしみてやわらかくなります。
すぐに食べたい!すぐ食べれる?
時間を置かずにすぐに食べたい場合は、きゅうりの皮の部分に、もっと細かく切り込みを入れると良いでしょう。両側から切り込みを入れて蛇腹にし、調味料としっかり馴染ませてください。
冷蔵保存期間について
3日くらいを目処に食べ切ってください。
塩の分量を増やしたり、漬け汁に浸して置くと、幾分か長持ちしますが、一番おいしいのは作って1日経った頃です。
割り箸の挿し方
お祭りや、屋台の一本漬けのように、割り箸を挿す場合は、漬けたあとの方がやわらかくなっていて、挿しやすいです。
割り箸を真ん中に挿し、ねじるようにすると、スッと入るのでお試しくださいね。
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