【殿堂入り】切干大根のマヨポン和え|おいしく戻す裏技伝授

「もう一品欲しい…」そんな時に大活躍する、切干大根を使った簡単副菜レシピをご紹介します。火を使わず和えるだけで、あっという間に完成。

味の決め手は、味の素®︎を使った「うま味戻し」。この一手間で、切干大根特有のクセが和らぎ、うま味が格段にアップします。サラダチキンのタンパク質も手軽に摂れ、作り置きにも最適です。

【殿堂入り】切干大根のマヨポン和え|おいしく戻す裏技伝授
目次

切り干し大根の栄養と保存方法

切干大根の主な栄養

天日干しにすることで栄養が凝縮されています。特に、生の大根と比較して以下の栄養素が豊富です。

  • 食物繊維:腸内環境を整えるのに役立ちます。
  • カルシウム:骨や歯の健康維持に不可欠です。
  • カリウム:体内の余分なナトリウムを排出する働きが期待できます。
  • 鉄分:貧血予防に重要なミネラルです。

保存方法

直射日光、高温多湿を避けて、常温で保存可能です。が、夏場などの温度の高い場合は、色が濃くなる事があります。開封しているかどうかに限らず、私は野菜ボックスで保存しています。

レシピ 【切干大根のマヨポン和え】

材料(2人分)

  • 切干大根  1袋(30g)
  • サラダチキン 30g
  • きゅうりの皮  適宜
  •  大さじ2
  • うま味調味料「味の素®︎」 3ふり

【A】

  • マヨネーズ 大さじ1
  • ポン酢醤油 大さじ1
  • 白すりごま 少々

作り方

STEP

下ごしらえをする

  • 切干大根をザルに入れ、流水でしっかりもみ洗いし、水気を固く絞る。
  • ボウルに切干大根を入れ、味の素®︎をふりかけて混ぜ、10分置く。
  • サラダチキンは手で細かくほぐす。
  • きゅうりの皮は細切りにする。
  • 別の容器で【A】の材料(マヨネーズポン酢醤油白すりごま)を混ぜ合わせておく。
STEP

和える

  • ①で戻した切干大根のボウルに、ほぐしたサラダチキンきゅうりの皮、混ぜておいた【A】をすべて入れる。
  • 全体をよく混ぜ合わせ、器に盛り付ける。

コツ・ポイント

  • うま味戻しが おいしさの秘訣
    切干大根を戻す際に、少量のうま味調味料を加えた水を使うことで、大根自体に下味がつき、独特の乾物臭が和らぎます。最初に流水でしっかり洗って絞ることで、うま味を吸い込みやすくなります。
  • 水っぽさを防ぐ工夫
    きゅうりを丸ごと使うと水分が出てしまい、作り置きには向きません。彩りで加えるなら皮だけを使うのがおすすめです。もしきゅうりの本体(実の部分)も使いたい場合は、薄切りにして塩もみし、水分を絞ってから加えると味が薄まりにくくなります。
  • タンパク質源はお好みで
    レシピではサラダチキンを使用していますが、ツナ缶(オイルや水気を切る)、カニカマ、ハムなどでも美味しく作れます。ご家庭にあるものでアレンジしてみてください。
切干大根は水だけで戻してはダメですか?

もちろん水だけでも戻せます。ただ、「うま味戻し」をすることで、切干大根の風味が格段に良くなり、乾物特有の香りが苦手な方でも食べやすくなるという利点があります。ぜひ一度お試しください。

マヨネーズが苦手です。代わりになる調味料はありますか?

はい、マヨネーズの代わりに「ごま油 大さじ1/2」と「醤油 少々」を加えて、さっぱりとした和風の和え物にするのもおすすめです。コクが欲しい場合は、マヨネーズの量を半分にして、代わりに無糖ヨーグルトを加えてもヘルシーに仕上がります。

作り置きしたいのですが、日持ちはどのくらいしますか?

清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存した場合、1〜2日を目安にお召し上がりください。きゅうりの実の部分など、水分が多い野菜を加えた場合は、日持ちが短くなるため早めに食べきることをおすすめします。

ポン酢がありません。代用できますか?

「醤油 大さじ1/2」と「酢 大さじ1/2」を混ぜ合わせることで、ポン酢の代用が可能です。お好みでレモン汁を数滴加えると、より爽やかな風味になります。

サラダチキンの代わりに使える、お肉以外の食材はありますか?

はい、タンパク質源として、水煮の大豆やミックスビーンズ、または細かく刻んだ厚揚げや油揚げ(トースターで少し焼き色をつけたもの)などを加えても美味しくいただけます。食感のアクセントにもなり、満足感がアップします。

このレシピの栄養まとめ

このレシピ(全量)から摂取できる栄養価を、文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に基づき計算しました。これはあくまで計算上の推定値です。

食材エネルギー(kcal)たんぱく質(g)脂質(g)炭水化物(g)食物繊維(g)食塩相当量(g)カルシウム(mg)
切干大根(乾)30g772.90.218.56.30.2150
サラダチキン 30g326.80.4000.31
きゅうり(皮)10g ※110.10.00.30.10.03
マヨネーズ 12g800.28.80.10.00.23
ポン酢醤油 15g120.70.02.20.01.23
白すりごま 1g60.20.50.10.10.012
合計(2人分)20810.99.921.26.51.9172
1人分あたり1045.55.010.63.31.086

出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
※1 きゅうりの皮は「きゅうり/果実、生」の値を元に10gとして計算。
※味の素®︎は微量なため栄養計算から除外。

このレシピは食物繊維カルシウムが豊富ですが、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンDなどはほとんど含まれていません。特にビタミンCは、大根を乾燥させる過程で失われやすいため、生の野菜や果物から補う必要があります。不足しがちな栄養素を意識した、おすすめの献立やレシピはこちら

  • 主菜鮭の塩焼き
    鮭に含まれるビタミンDは、この副菜のカルシウムの吸収を助けます。
  • 汁物かぼちゃと人参のポタージュ or ほうれん草と卵の味噌汁
    緑黄色野菜を加えることで、不足しがちなビタミンA(β-カロテン)を補うことができます。
  • デザート季節のフルーツ(キウイ、いちごなど)
    食後にフルーツを添えることで、ビタミンCを手軽に摂取できます。

関連リンク

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