【ごはんが進む】大根と豚肉のやみつき甘辛みそ炒め|簡単・時短の作り置き

食欲をそそる甘辛い味付けがたまらない「豚肉と大根の味噌炒め煮」をご紹介します。

炒め時間もあっという間!なのに、味がしっかり染み込む簡単レシピです。豚肉旨味大根しょうがの風味で引き立ち、ごはんにもお弁当にもぴったり。初心者でも失敗なしで作れる常備菜の決定版です。

目次

レシピ 大根と豚肉のやみつき甘辛みそ炒め

材料:2人分

  • 豚肉(切り落としやこま切れ):240g
  • 大根:1/3本(約133g)
  • :大さじ2
  • みりん:大さじ2
  • 薄口醤油:大さじ1.5
  • :適量
  • 万能ねぎ(小口切り):適宜

【A】仕上げ用調味料

  • みそ:小さじ1
  • おろし生しょうが:小さじ1弱

1人分の栄養成分(推定値)

 エネルギー:約378 kcal
 塩分(食塩相当量):約1.4 g
 たんぱく質:約24.8 g
 脂質:約27.4 g
 食物繊維:約0.8 g
 糖質:約7.8 g
 野菜量:約50 g

作り方:10分

準備

下ごしらえ

  • 大根は皮をむき、縦4等分に切ってから、1cm強いちょう切りにする。
  • 豚肉は食べやすい大きさに切る
  • 【A】のみそおろし生しょうがを混ぜ合わせ、準備する
STEP

炒める

  • フライパンにを入れ、中火にかける。
  • 大根豚肉炒める
  • を加えて、豚肉ほぐすように炒める
STEP

調味と仕上げ

  • みりん薄口醤油を加えてさっと混ぜる
  • フタをして、煮汁が少なくなるまで5分ほど加熱する
  • フタを取り、【A】のみそしょうがを加えて全体に絡めるように炒める
  • 器に盛り付け、万能ねぎを散らして完成

コツ・ポイント

  • 豚肉の臭みを消すコツと調理効果
    豚肉を炒める際にを加える工程は、豚肉臭み成分をアルコールが揮発する際に一緒に取り除く効果があります。また、酒に含まれる有機酸が、豚肉ふっくらと柔らかく仕上げる効果もあります。さらに、しょうが(【A】)を仕上げに加えることで、風味の相乗効果で臭みが完全に抑えられます。
  • 「みそ」を最後に加える理由
    みその風味と香りを最大限に活かすため、火を止める直前の仕上げに加えます。みそは長く煮込むと風味が飛んでしまうため、煮汁がほとんどなくなった状態で加え、水分を飛ばすようにさっと炒め絡めることで、みそ豊かな香り深い旨味を料理に残すことができます。
  • 大根の食感と火入れのコツ
    大根いちょう切りにすることで、火の通りが早くなり、短時間で味が染み込みやすくなります。蓋をして蒸し煮にすることで、大根から出る水分で煮汁がまわり、中まで柔らかくなります。もし煮汁が先になくなったら、水を少し足して大根が柔らかくなるまで加熱を続けてください。
味付けに「薄口醤油」ではなく「濃口醤油」を使う場合の注意点はありますか?

 濃口醤油で代用可能です。濃口醤油の方が色味が濃く仕上がますが、うすくち醤油の方が、塩味がしっかりしています(メーカーによってバラツキがありますが…) みそもメーカーによって塩味が違うため、だいたい同じくらいの分量で作りつつ、お好みの味加減になるように調整してください。

作り置きの保存期間は何日くらいですか?冷凍保存はできますか?

作った日を含めて、2〜3日以内にお召し上がりください(手作りのものなので、なるべく早めに食べ切る方は安心ではあります)

冷凍保存は推奨しません。大根は冷凍・解凍すると水分が抜けて食感が変わってしまいます。

豚肉を他の肉で代用可能ですか?その場合は、どのように作れば良いですか?

鶏むね肉やもも肉で代用可能です。好みもありますが、むね肉やもも肉は、軽く焼き色がついているくらいの方が香ばしくて美味しいです。薄切りの豚肉よりも、少し時間はかかるかもしれませんが、中火で焼き色がつくようにしっかり炒めてください。

このレシピの栄養まとめ

このレシピに使っている主要な食材の栄養成分をメモ書きにしておきます。献立を組み立てる時の参考にしてみてください。※出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

食材栄養価について
豚肉 (肩ロース/切り落とし)ビタミンB1:100gあたり0.70mg含有(推定値)。糖質をエネルギーに変える代謝を助け、疲労回復に役立ちます。たんぱく質:100gあたり18.5g含有(推定値)。体の組織を作る主要な栄養素です。
大根 (根、皮むき、生)アミラーゼ:でんぷんの消化を助ける消化酵素が含まれます。加熱により活性が失われますが、大根おろしなどで生食すると効果的です。ビタミンC:100gあたり11mg含有。抗酸化作用があり、加熱調理で減少します。
みそ (米みそ、淡色辛みそ)たんぱく質:植物性たんぱく質が豊富で、必須アミノ酸もバランス良く含まれています。イソフラボン:女性ホルモンと似た働きをし、骨の健康維持を助けることが期待されています。
生しょうが (根茎、生)ジンゲロールショウガオール:辛味成分で、血行促進や体を温める作用が期待されています。豚肉の臭み消しと風味付けに役立ちます。

このレシピは肉と根菜が主体であるため、色の濃い緑黄色野菜に多く含まれるビタミンA(β-カロテン)や、葉酸が不足しがちです。また、骨の健康を保つカルシウムも、献立全体で意識して摂取したい栄養素です。

不足しがちなビタミンA、葉酸、カルシウムを補うおすすめの献立やレシピはこちら

  • 副菜: ほうれん草、小松菜、人参などを使った和え物や味噌汁(ビタミンA、葉酸、カルシウムを補給)
  • 汁物: わかめや豆腐、海藻類を具材にした味噌汁(カルシウム、食物繊維を補給)
  • ご飯: 白米に玄米や雑穀を少量混ぜる(ビタミン・ミネラルをバランス良く補給)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてもらえると嬉しいです
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

質問・感想など、ぜひ聞かせてください↓

コメントする

目次