以前、電気圧力鍋で作ったお煮しめのレシピを紹介します。
それぞれの下ごしらえ(飾り切りなど)をして、全ての材料を電気圧力鍋に入れて、スイッチをONにするだけの簡単&時短レシピになります。
普通の鍋でコトコト煮込むのと違う点は、圧力調理すると食材の水分が出るので、その分 味が薄まります。
毎回、煮汁を合わせる時は良い味加減なのに、食べるころには「あれ?これ薄すぎる。。。」ってなるのが失敗点でして。何回か改良して、今回のレシピに行きつきました。
生麩を毎年別茹でにしているので、煮汁は少し多めにしていますが、この割合(濃さ)がおすすめです。
圧力鍋で作る時に注意する点は、荷崩れないよう、食材の大きさ/時間の設定に気をつけること。
大きさが違ったり、鍋によって作動圧力(キロパスカル)が違ったり、様々な要因で仕上がりが変わってきますが、おせち料理は特に見た目も大切です。
心配な場合は、荷崩れないよう短めの設定で作るのがおすすめです(あとから追加熱で火を通すことも可能です)
加圧時間を2分で作ったところ、里芋にヒビが入ったものもあったため、レシピでは1分30秒と記載しています。
使用している電気圧力鍋について
リンクは3Lなのですが、4Lを使用しています
圧力調理のほかだと、温度や時間を設定できるので、スロー調理や低温調理も可能です。ブログ内の電気圧力鍋使用レシピはこちら
今まで、電気圧力鍋の料理で大失敗した経験は
- 排気ボタンを押したまま調理していた
(→いつまで経っても圧力がかからない)
- 洗ったパッキンをつけわすれていた
(→フタは違和感なく閉まるが蒸気が抜けるから圧力がかからない)
このワンダーシェフ楽ポンnoogeは、フタが閉まっていないと、圧力調理されない安全設計になっているのですが(他のメーカーで、フタをきっちり閉めていなかった経験もあり)
パッキンなしや、排気ボタンを押したままだと調理されてしまうんです。
「そんな失敗はしないだろう〜」って思うかもしれませんが、私は何回か、やらかしています。。。気をつけてくださいね。
電気圧力鍋で作るお煮しめの材料
分量:作りやすい分量(6人分くらい)
加圧時間:1分30秒 70キロパスカル電気圧力鍋
- 里芋 8個
- 乾しいたけ(小) 4枚
- 花こんにゃく 1袋
- 金時人参 1/3本
- たけのこ水煮 1パック
- れんこん(中) 1節
- 【A】合わせだし(冷ましたもの) 1L
- 【A】料理酒・本みりん・薄口醤油・砂糖 各大さじ2
- 【A】塩 小さじ2
- 【B】きぬさや 適量
- 【B】てまり麩 1パック
食材について
花こんにゃくは、藤清さんの正月向け商品。
てまり麩は賞味期限が短く、年末28日や29日くらいから、陳列されます。
詳しい作り方
食材の下ごしらえ
乾しいたけ(どんこ)→水に浸し冷蔵庫で8時間置く
合わせだしを作って冷ましておく
花こんにゃく→熱湯で3分下茹でして水きり
たけのこ→白い結晶を楊枝で取り除く
金時人参→飾り切りする
れんこん→飾り切りする
里芋→皮をむいて6角に飾り切りする
加圧調理&仕上げ
【A】を混ぜ、塩や砂糖を溶かす。圧力鍋に①の食材と【A】を入れ、ふたをセットして1分30秒加熱しそのまま煮含める。
きぬさやは塩を加えた熱湯でさっと湯掻き、冷水で冷ます。てまり麩は沸騰させた煮汁に入れて、浮くまで2〜3分加熱する。
コツ・ポイント
食材から水気が出ますし、数日日持ちさせたいので、煮汁【A】の味付けは濃いめに作っています。
加圧時間について
「1分30秒」と言う設定ができない場合は、「2分」に設定して、1分30秒経過したところで調理ストップしてください。
合わせだし
かつおや昆布でとっただし汁と、乾しいたけのもどし汁を合わせて2Lに調合します。白だしなどで代用する場合は、加える塩を減らすなど、味を微調整してください。
てまり麩
生のてまり麩を使用しているので、2〜3分しっかり煮立てる必要があります。
煮汁で茹でるため、全体の煮汁の分量を多めに作っています。
煮汁が少ない場合は、別鍋でてまり麩を、熱湯で3分ほど茹でてから、お煮しめの煮汁に浸す方法でも、味が染みます。
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