浸水不要!圧力鍋で作る【五目豆】レシピ

圧力鍋を使って作る五目豆レシピのご紹介です。乾燥豆を使用しますが、一晩水に浸したりせず、思い立ったらすぐに作られるのが嬉しいところ。

煮豆は、コレステロール降下作用があり、生活習慣病予防に欠かせない「食物繊維」たっぷり。しかも、水溶性・不溶性の2種類どちらも含み、あると嬉しい副菜です。

煮豆を一番時短で簡単に作る方法(圧力鍋使用)

作り方としては3ステップ

  • 乾燥大豆を戻す一度沸騰させたあと、火を止め40分放置
  • やわらかくする高圧で2分加圧
  • 味をつける
目次

材料・分量

分量:作りやすい分量(4人分ほど)
調理時間の目安:1時間ほど

  • 大豆(乾燥) 50g
  • 水 500ml
  • だし汁 300ml
    (乾椎茸など)
  • にんじん 1本
  • こんにゃく 1丁
  • 油揚げ 1枚
  • スナップエンドウ(彩りに)少量
     
  • 【A】うすくち醤油 大さじ2
  • 【A】本みりん 大さじ2
  • 【A】砂糖 大さじ1

詳しい作り方

下準備として、材料を1cm角にカットしておきます。
こんにゃくは、下茹で不要のものを使用しました。臭み抜きが必要な場合は2〜3分沸騰した湯で、茹でると良いでしょう。

STEP

大豆を下茹でする

圧力鍋に大豆と水を入れて、蒸しすを置き(落とし蓋がわり)、蓋をせず強火にかけます。沸騰したらすぐに火を止め、蓋をして(保温効果のため)40分放置します。

乾燥大豆を圧力鍋で調理する方法
圧力鍋調理の感想大豆の方法
STEP

材料を煮込む

大豆をザルにあげて水気をきり、再び圧力鍋に戻します。他の具材(こんにゃく、にんじん、油揚げ、乾椎茸)も加え、上からだし汁を注ぎます。蓋をセットし、高圧なら2分/普通圧なら4分、加圧調理します。

手軽にだしをとる方法
圧力鍋で五目豆を作る方法
STEP

味付け

圧力が下がったら蓋を開け【A】の調味料を入れて、中火で7分煮込みます。最後にスナップエンドウを加えてさっと火を通せば完成。

圧力鍋オースプラス

おいしく作るためのコツやポイント

五目豆におすすめの具材アイデア

定番の具材

  • 大豆(乾燥):水で戻して使用
  • にんじん:角切りやいちょう切りに
  • こんにゃく:手でちぎるとより味がしみやすく
  • しいたけ(干し):戻し汁もだしとして利用
  • 昆布:細く切ると食べやすく、旨味もアップ

おすすめアレンジ具材

  • ごぼう:香りと食感がよい
  • れんこん:シャキシャキ感が楽しい
  • 高野豆腐:ふわっと仕上がり、味しみ抜群
  • ちくわ・さつま揚げ:旨味とコクをプラス
  • ひじき:鉄分も取れて風味豊か
  • 黒豆や金時豆:変化をつけたいときに
  • さやいんげん(最後に加える):色味がきれい
    今回はスナップエンドウがあったので、利用
  • しらたき:低カロリーで食べごたえあり

風味アップ素材

  • しょうがの千切り:さっぱり感を演出
  • 鷹の爪(少量):ピリッとアクセント
  • ごま油(仕上げに):香り豊かに

使用した圧力鍋について

私が使用したのは、ワンダーシェフ社のオースプラスです。

工程写真3のところに写していますが、蓋の部分に、普通圧の80kPaと高圧の140kPaの切り替えがあります。プリンや茶碗蒸しなど、軽く火を通すものは普通圧に。骨付きの肉やしっかりやわらかく火を通すものは高圧にして使用しています。

圧力鍋によって作動圧力(キロパスカル)は違います。鍋底や取り扱い説明書に記載されているので、それをチェックして、加圧時間を調整してください。

材料別【参考】加圧タイム早見表

私が使用している、ワンダーシェフ社オースプラスに付属のレシピブックに、加圧時間の目安(高圧・普通圧それぞれ)が記載されています。同じものが、PDFでネット閲覧可能だったので、リンク致します。参考にどうぞ

よくある質問(Q&Aコーナー)

高圧力(140キロパスカル)で2分加圧するとありますが、電気圧力鍋(80キロパスカル)を使う場合は、何分加圧すればよいですか?

中の分量や具材の大きさによっても、火の通り加減が変わってくるので、微調整が必要になりますが。。。私は、高圧用レシピを電気圧力鍋で使う場合は、加圧時間を約1.5〜2倍にしています。

加熱しすぎると具材が崩れることもあるので、慣れるまでは やや短めにして、追加熱でお好みのやわらかさにするのがベストです。

スクロールできます
作動圧力内部の温度加圧時間
高圧圧力鍋(140kPa)約125℃1.0倍
(100kPa)約120℃約1.2倍
(80kPa)約115℃約1.5〜2倍

大豆の分量を増やしたり減らしたりする場合、水の分量・調味料の割合はどうしたらいいですか?

私は、ワンダーシェフ社の圧力鍋を使用しているので、付属のレシピブックを参考にすることが多いです。そのレシピブックでは、乾燥大豆100gで水500mlを使用しています。

今回、乾燥大豆を50gに減らしましたが、水の分量はそのままで茹でました。他の材料で調整しているため、調味料の割合もそのまま減らしたりせずに調理しました。

考え方としては、水の量は豆の3〜4倍以上が基本。少なすぎると焦げやすくなるので要注意です。味付けは、ざっくり見て、分量が多ければ増やし、少なければ控えめの味付けに、微調整してください。

圧力鍋で作る煮豆レシピ

関連レシピ

豆類や、豆腐をつかったおかずレシピ一覧はこちらから

ぽかぽかびより|豆腐・豆類のおかずレシピ一覧

電気圧力鍋使用ですが、黒豆煮のレシピも好評です。お節料理にぴったりですが、ぜひ、いつもの食卓に豆料理を取り入れたい時に作ってみてください

英語版レシピ|English Recipe

Serves: About 4
Cooking time: Approx. 1 hour

Ingredients

  • Dried soybeans: 50g
  • Water: 500ml
  • Dashi stock: 300ml (using dried shiitake mushrooms, etc.)
  • Carrot: 1
  • Konnyaku (konjac): 1 block
  • Abura-age (fried tofu): 1 piece
  • Snap peas (for color): a small amount

Seasonings [A]

  • Light soy sauce: 2 tbsp
  • Mirin: 2 tbsp
  • Sugar: 1 tbsp

Cut all ingredients into 1 cm cubes before starting. If using konnyaku that requires odor removal, boil it for 2–3 minutes beforehand. This recipe uses odorless konnyaku, so no pre-boiling is needed.

  1. Add the soybeans and water to a pressure cooker. Place a steamer rack on top of the beans (as a drop lid substitute). Heat on high without the lid. Once it comes to a boil, turn off the heat, cover with the lid (to retain heat), and let sit for 40 minutes.
  2. Drain the beans and return them to the pressure cooker. Add the konnyaku, carrot, abura-age, and rehydrated shiitake mushrooms. Pour in the dashi stock. Cover with the lid and cook under pressure—2 minutes for high pressure, 4 minutes for standard pressure.
  3. Once the pressure releases, open the lid, add the seasonings [A], and simmer over medium heat for about 7 minutes. Add the snap peas at the end and cook briefly. Done!
煮豆を一番時短で簡単に作る方法(圧力鍋使用)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてもらえると嬉しいです
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

質問・感想など、ぜひ聞かせてください↓

コメントする

目次