秋〜冬に出回るハヤトウリは、どんな料理にも合う万能野菜。
今回は、そんなハヤトウリとブロッコリースプラウトを使った、やみつきになるナムルレシピをご紹介します。
簡単な手順で、あと一品欲しい時や、野菜不足を感じる時にぴったりのヘルシーな一品です。

目次
ハヤトウリについて
ハヤトウリってどんな野菜?
- ウリ科のつる性植物
- 秋から冬にかけて出回る
9月下旬〜12月頃までが最もおいしい - 見た目は淡い緑色で、しわのある洋梨のような形
- 水分が多く、シャキシャキとした食感
- 味にクセがなく、漬物・炒め物・サラダ・煮物など、どんな料理にも使えます


栄養について
- カロリーが低く100gあたり約16kcal
- 食物繊維・カリウム・ビタミンCが多い
おいしいハヤトウリの選び方
- 表面がツヤツヤしていて、皮に傷やしわが少ないもの
- 触ったときにハリがあるもの
- 手に持つとずっしり重いもの
- 白っぽく乾いた部分が多いものは、収穫から時間が経っています
- 切り口が変色していないものが◎
保存方法
- 常温保存;気温が20℃以下なら、風通しの良い場所で数日〜1週間ほど(冬場なら室内でもOK)
- 冷蔵保存;ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存(2〜3週間ほど)
切った場合は、ラップでぴったり包み、2〜3日以内に使い切るとよいでしょう。 - 冷凍保存;軽く塩もみして水けをきり、食べやすくカットしてから冷凍(1ヶ月ほど)
炒め物や味噌汁の具にすぐ使えます。
作り方を動画でチェック
- 0:02|ハヤトウリの皮をむき、縦半分に切る
- 0:08|種を取り、薄切りにする
- 0:14|塩をふってもみ、10分おく
- 0:22|水けをきって調味料【A】を加える
レシピ
ハヤトウリのナムル材料:作りやすい分量(2〜3人分)
- ハヤトウリ 1個
- 塩 小さじ1
- 【A】砂糖 大さじ1/2
- 【A】ごま油 大さじ1/2
- 【A】鶏がらだしの素 ひとつまみ
- 【A】にんにく お好みで少々
- ブロッコリースプラウト 1パック
- 白ごま 少々
作り方:10分
STEP
下ごしらえ
- ハヤトウリは皮をむき、縦に4等分する。
- 種を取り除き、薄切りにする。
- ポリ袋に切ったハヤトウリと水大さじ1(分量外)・塩小さじ1を入れ、よく揉み込む。
- 10分ほど置き、水が透明になるまで2〜3回塩を洗い流し、水分を軽く絞る。



STEP
和える
- ボウルに【A】の材料(砂糖、ごま油、鶏がらだしの素、にんにく)を全て入れ、よく混ぜ合わせる。
- 水気を絞ったハヤトウリ、根元を切り落としたブロッコリースプラウト、白ごまをボウルに加え、全体をよく和える。
- 器に盛り付けたら完成。



コツ&ポイント
- ハヤトウリは塩もみすることで、苦味やえぐみ・アクが取れます。水でさっと洗い流し、水分を軽く絞るとシャキシャキとした食感が際立ち、味も馴染みやすくなります。
苦味やえぐみ・アクをしっかり取り除くために、塩を多く使っています。ただ絞るだけでは、塩味が濃すぎるので必ず、水で洗い流すようにしてください。 - にんにくはチューブでも良いですが、生のにんにくをすりおろして加えると、より風味豊かに仕上がりますよ(私は、皮をむいた状態で、冷凍保存しています )
- 鶏がらだしの素は、味のベースとなる重要な調味料です。ひとつまみ加えるだけでもうま味がアップします。ない場合は、醤油を少々加えても構いません。
- 冷蔵庫で冷やすと、味がより馴染んで美味しくいただけます。
- 食べる直前に和えると、ブロッコリースプラウトの鮮度が保たれ、より美味しくいただけます。

このレシピの栄養まとめ
このレシピに含まれる主な材料の栄養価については、以下の通りです。
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
食材 | 主な栄養価(100gあたりの特徴) |
---|---|
ハヤトウリ | エネルギー 19kcal/食物繊維 1.3g/ビタミンC 15mg |
ブロッコリースプラウト | ビタミンK 160µg/葉酸 120µg/スルフォラファンを含む抗酸化成分(データあり) |
ごま油 | ビタミンE 3.9mg/リノール酸・オレイン酸などの不飽和脂肪酸が豊富 |
白ごま | カルシウム 120mg/鉄 1.8mg/セサミンによる抗酸化作用 |
鶏がらスープの素 | ナトリウムを多く含むため摂取量に注意が必要(今回は、うま味を足すために、ひとつまみ程度にしているので大丈夫です!) |
このレシピは野菜が中心なので、炭水化物・タンパク質・脂質などの三大栄養素が不足しがちです。他にも、ビタミンB群やカルシウムなどもたっぷり摂取したいところ。これを補うための、おすすめの献立や 組み合わせるのにぴったりなレシピは、以下の通り
- 主食: ご飯やパン、麺類などの炭水化物源。
雑穀米にすると、さらに食物繊維やミネラルもプラスになります。 - 主菜: 鶏むね肉のグリル、魚の塩焼き、豆腐ハンバーグなど、タンパク質を豊富に含むおかずが◎。
- 汁物: 具だくさんのお味噌汁や豚汁などがぴったりです。
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