久しぶりに、ザーサイを買ったので。。。
むね肉ときゅうりと和えて、暑い季節にぴったりの中華風のおかずを作りました。
むね肉は電子レンジで火を通してサラダチキン風に。
きゅうりはしっかり塩もみして水っぽさを軽減。
ピリ辛な味付けザーサイがアクセントになっていて、美味しいんですよ。
すぐに食べてもいいですが、冷やして食べても◎
これからの季節にもぴったりです!

作り方を動画でチェック✔︎
むね肉ときゅうりの中華和え:材料と分量
作りやすい分量(約3〜4人分)
調理にかかる時間:15分
- 鶏むね肉 1枚(300g)
- 料理酒 約大さじ1
- きゅうり 2本
- あら塩 小さじ1/2
- 味付けザーサイ 適量
- オイスターソース 小さじ2
- ごま油 小さじ2
- ごま 少々
- ラー油 適宜
食材について
適量と適宜
適量はちょうど良いと思う分量を。
適宜はあってもなくても良いと言う意なので、お好みで加えてください。
鶏むね肉
ささみや、もも肉など、部位は問いません。
お好みのものを使っていただいてOKです。
料理酒
料理酒には、塩も含まれているため、これ1本で下味は事足ります。
臭みをとる効果があります。
オイスターソース
メーカーによって、食塩相当量が違います。
私はKALDI購入品、メガシェフのオイスターソースを使用しています(他のメーカーよりも、食塩相当量が少ないです)お使いのメーカーによって、濃さが変わってくるため、分量は調整してください。
むね肉ときゅうりの中華和え:詳しい作り方
1. むね肉の下ごしらえ
耐熱容器に、むね肉の皮目を下に入れる(皮が重みで縮みにくくなるため)
厚みのある部分をキッチンハサミで切って開き、料理酒をかける。
ラップをかけ、電子レンジ600W 5分弱加熱する。


2. きゅうりの下ごしらえ
ヘタを切り落とし縦半分に切ってから、斜め薄切りにする。
塩もみして10分置き、水けをしっかり絞る(水けが残ると味がぼやけるので気をつけてください)


3. 和える
むね肉は、肉汁は捨てずに熱いうちに割いて浸す。
ザーサイ・オイスターソース・ごま油を加えて混ぜてから、最後にきゅうりと和える。
ごまを振ったら完成。


コツ・ポイント
1.【最重要】鶏むね肉が驚くほど”ジューシー”になる「肉汁再吸収」の法則
レンジで加熱すると、肉の内部から旨みが詰まった肉汁(ドリップ)が外に出てきます。多くのレシピではこれを捨ててしまいますが、それでは旨みの半分を失っているようなもの。
ポイント:「熱いうちに割き、自身の肉汁に浸す」こと
このレシピの真髄は、加熱直後の肉がスポンジのように肉汁を再吸収する性質を最大限に利用している点にあります。熱いうちに肉の繊維をほぐす(割く)ことで表面積が広がり、旨みの詰まった肉汁をぐんぐんと吸い戻すのです。これにより、パサつきがちな鶏むね肉が、驚くほどしっとりジューシーな「ごちそう」に生まれ変わります。
2. 食感のコントラストを生む「時間差」調理
単調になりがちな和え物も、食感の違いを意識することで、一口ごとの満足度が格段に上がります。
ポイント:「鶏肉とザーサイを先に和え、きゅうりは最後に加える」こと
まず、温かい鶏肉にザーサイ、オイスターソース、ごま油を混ぜることで、鶏肉の熱で調味料の香りが立ち、味がよくなじみます。そして、食べる直前に水気をしっかり絞ったきゅうりを加えるのが鉄則。
もし最初からきゅうりを混ぜてしまうと、きゅうりの水分で味がぼやけ、せっかくのシャキシャキ感が失われてしまいます。この「時間差」を守ることで、「しっとりジューシーな鶏肉」と「シャキシャキ食感のきゅうり」という、最高の食感のコントラストが生まれます。
3. 味わいを深化させる「ザーサイ」という名脇役
ザーサイは単なる具材ではありません。この料理の味の骨格を作る「調味料」としての役割を担っています。
ポイント:「ザーサイの塩味と旨みを計算に入れる」こと
このレシピで塩を使わず、オイスターソースだけで味が決まるのは、ザーサイが持つ発酵由来の「塩味」と「複雑な旨み(アミノ酸)」のおかげです。ザーサイが加わることで、シンプルな味付けに奥行きとプロのような深みが生まれます。
もし味が物足りないと感じた場合は、塩ではなくザーサイの量を少し増やすか、ザーサイの漬け汁を数滴加えると、塩味だけでなく旨みも一緒に補強できるのでおすすめです。
日持ちの目安
冷蔵庫:2〜3日
手作りのものなので、なるべくお早めにお召し上がりください。
レシピによくある Q&A

暑い季節はきゅうりがおいしいですよね。
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