食卓に さわやかな彩りと風味を添える 味付け大葉(=味付け海苔の代わりに、新鮮な大葉を使ったもの)は、手軽に作れる おうちご飯の強い味方です。
市販の味付け海苔とは一線を画す、新鮮な大葉ならではの豊かな香りと、ほんのりとした苦味、そして後からくるさわやかさ(清涼感)が魅力です。

近年、健康志向の高まりとともに、大葉の栄養価の高さも注目を集めており、様々な料理への活用が広がっています。
本稿では、レシピ開発歴16年の視点から、おいしさを追求した味付け大葉のレシピを詳細に解説します。材料の選び方から、美味しく作るためのコツ、ぜひチェックしてください。
味付け大葉とは?香りと風味が魅力の万能食材
大葉は和食に欠かせない薬味のひとつですが、実は「味付け大葉」として保存食にすることで、その魅力がさらに引き立ちます。
香り高く、さわやかな風味が特徴の大葉は、食欲のない日でもご飯が進む一品に変身。忙しい日の時短おかずとしても優秀で、「冷蔵庫に常備しておきたい!」という声も多数です。
さらに、「味付け大葉」は汎用性が高いんです。
- そのままご飯のお供として
- おにぎりの具材に
- 手巻き寿司に
- うどんやそうめんのトッピングに
- 豆腐や野菜の薬味として
- 肉料理や魚呂理の風味付け(調味料として)
食卓のさまざまなシーンで活躍してくれる、まさに万能な一品と言えるでしょう!
プロが教える!「味付け大葉」の基本レシピ
材料
調理時間の目安:5分 材料:作りやすい分量
- 大葉 20枚
- 【A】みりん 大さじ3
- 【A】醤油 大さじ3
- 【A】ごま油 大さじ1.5
- 【A】豆板醤 小さじ1
- 【A】おろしニンニク 小さじ1
みりんは、アルコールを含みます。
気になる方は、しっかり煮切ってアルコールを飛ばしてから使うか、みりん風調味料や砂糖などで代用してください。
作り方
調味料を合わせる
清潔な容器に【A】を入れてしっかり混ぜます。

大葉を洗って漬けます
大葉は流水できれいに洗い、キッチンペーパーで水気を丁寧に拭き取ります。1枚ずつずらすようにして、①に大葉を浸します。
調味料が少ないため、上からスプーンで調味料をかけ冷蔵庫で保管します(30分〜5時間くらいがおいしい!)

ワンランク上の味へ!おいしく仕上げるための秘訣
よりおいしくするコツは
「漬け込み時間」と「調味料の配合」!
短すぎると味がしみこまないですし、長すぎると大葉がしんなりしすぎてしまうので、3〜5時間までの漬け込みがおすすめです。
調味料は、醤油:みりん(砂糖)のバランス。
甘みと塩味のバランスがよくなるように、調整してください。
味変で楽しく!アレンジレシピ集
基本の「味付け大葉」に、違う調味料を加えることで、さまざまな風味を楽しむことができます。お好みのアレンジでお試しください
- ごま風味アップ
ごま油の量を少し増やし、香ばしさを強調します 。仕上げに白すりごまを散らすのもおすすめです。 - ピリ辛味
豆板醤ではなく、輪切り唐辛子や ラー油で、ピリッとした辛さをプラスしても構いません。特に輪切り唐辛子は、作り置きで時間が経つほど辛くなるので、辛いものが好きな方にはオススメ! - ニンニク風味
ニンニクの量を少し多めにしたり、ニンニクチップを加えて、大葉と一緒にいただくのもおいしいです。 - 柑橘風味
レモン汁やゆずの絞り汁を少量加えると、爽やかな風味が加わります。もしくは、甘みの代わりにオレンジマーマレードジャムや ゆずジャムを加えて作っても構いません。 - 韓国風
コチュジャンを少量加えることで、甘辛く、うま味の強い味わいに仕上がります 。刻んだねぎや白ごまをたっぷり加えるのもおすすめです。
よくある質問

ブログ内には、他にも大葉を使ったレシピをたくさんアップしています。
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