【定番】さつまいもの煮物レシピ｜豚肉の旨味たっぷり！基本の甘辛味

2025-09-30

秋から冬にかけて旬を迎えるさつまいも。今回は、豚肉と一緒に煮込む、ご飯がすすむ甘辛味の煮物レシピをご紹介します。

ほっくりとしたさつまいもに豚肉の旨味が染み込み、食卓の主役になること間違いなしの定番おかずです。誰でも簡単に美味しく作れる基本のレシピなので、ぜひ挑戦してみてください。

おいしいさつまいもの選び方とおすすめ品種

おいしいさつまいもの見分け方
- 皮の色が均一で、ハリとツヤがあるもの。
- ふっくらと丸みのある紡錘形（ぼうすいけい）をしているもの。
- ひげ根が少なく、表面に傷や黒い斑点がないもの。
この煮物におすすめの品種
煮崩れしにくく、程よい甘さでホクホクとした食感の品種がおすすめです。
- 紅あずま：昔ながらのホクホク系さつまいもの代表格。煮物にすると甘みが引き立ちます。
- 鳴門金時：上品な甘さとホクホクした食感が特徴。煮崩れしにくいので調理しやすいです。

【A】下味

【B】煮汁

エネルギー：385.5kcal
食塩相当量：2g

STEP

STEP

さつまいもは水にさらす
アクを抜くことで、煮汁が濁らず、さつまいも本来の色が綺麗に仕上がります。変色を防ぐ効果もあります。
豚肉にしっかり下味をつける
最初に下味をつけることで、肉の臭みが取れ、味がぼやけず全体の味が引き締まります。
もし、減塩にする場合は、豚肉は清酒のみにして臭みをとって、【A】の醤油を省いてください。
干し椎茸のもどし汁は最高の「だし」
干し椎茸の旨味成分（グアニル酸）がたっぷり溶け出したもどし汁は、捨てずに煮汁に加えましょう。料理に深いコクと風味が加わります。

よりおいしく戻すなら冷蔵庫がおすすめ！

上の写真のように、保存袋に干し椎＆水を入れて、空気を抜くようにするのがおすすめです。
まとめて戻しておき、もどし汁は製氷皿で凍らせたり、戻した干し椎茸はカットしておくと、使いたい時にさっと使えて便利です。

さつまいもが煮崩れてしまいます。どうすれば防げますか？

①煮る際に火加減を強くしすぎない、②煮えたら火を止めてそのまま味を含ませる、などを試してみてください。

もっと甘めにしたいのですが、調味料はどう調整すればよいですか？

甘さを足したい場合は、みりんの量を大さじ1/2〜1増やすか、砂糖を小さじ1〜2程度加えてください。味見をしながら少しずつ調整するのが失敗しないコツです。

干し椎茸がありません。代用品はありますか？

生のしいたけやしめじ、舞茸などのきのこ類で代用できます。その場合は、豚肉を炒めた後に加えてください。干し椎茸の強い旨味を補いたい場合は、煮汁に和風だしの素を少量加えるのも良い方法です。

豚肉は、どの部位がいいですか？豚肉以外の肉で作ってもいいですか？

私は、豚肩ロース薄切り肉を使いました。豚バラ肉でもいいですし、豚こま切れ肉や豚ロース薄切り肉でもうつしく仕上がります。

鶏もも肉を使うと、よりさっぱりとした味わいになります。その際は、鶏肉の厚みに合わせて煮込み時間を調整してください。

本レシピの材料に基づき、1人分の栄養価を算出しました。さつまいもから食物繊維やビタミンC、豚肉からたんぱく質やビタミンB1を効率よく摂取できます。