「いなり寿司の揚げ、あの味が好きだけど、作るのが面倒で…」
そう思っていませんか? 長い煮込み時間や火加減の調整に手間を感じる方も多いはず。
でも、ご安心ください!
今回は、電気圧力鍋を使えば、なんとたった2分加圧(高圧タイプなら1分半)で、お店で食べるようなふっくらジューシーな絶品いなり揚げが完成する、画期的なレシピをご紹介します。
電気圧力鍋があれば、火にかける心配もなく、ほったらかしでOK!忙しい日でも、これなら手軽に作れるとっておきの時短テクニックです。ぜひこの簡単レシピをマスターして、食卓を豊かに彩りましょう!

目次
レシピ
いなり寿司のあげ材料【いなり寿司12〜13個分】
- 寿司あげ:12〜13枚
- 【A】調味料
- だし汁:200ml
- 薄口醤油:大さじ4
- 酒:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- みりん:大さじ2弱
作り方
下準備
下ごしらえ
- 寿司あげはお好みの形(三角形もしは四角形)に切る
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、切った寿司あげを入れ、さっとゆがいて油抜きをする
- ザルにあげ、軽く絞って水気をきる
手間に感じる場合は、「油抜き不要」と書かれた商品をお使いください。

STEP
電気圧力鍋に入れる
- カップに【A】の調味料(だし汁・薄口醤油・酒・砂糖・みりん)を入れ、 砂糖が溶けるまでよく混ぜる
- 電気圧力鍋に油抜きした寿司揚げを重ならないように丁寧に並べ入れる
- 上から、混ぜ合わせた【A】の調味料をゆっくりと注ぎ入れる
- 調味料が寿司あげの上側にもいきわたるよう、耐熱キッチンペーパーを乗せ蒸しすなどで重しをする
これが「落しぶた」の役割を果たし、味ムラを防ぎます



STEP
加圧調理する
- 電気圧力鍋のふたをセットし、70〜80Kpa設定で2分加圧する
お手持ちの電気圧力鍋の機種によって設定が異なる場合があります。超高圧や高圧の圧力鍋を使用する際は、1分30秒程度の加圧で構いません。加圧時間は必ずお使いの圧力鍋の種類や設定に合わせて調整してください。 - 加圧が終了したら、自然に圧力が抜けるのを待つ。そのまま粗熱が取れるまで冷まし、味をさらに染みこませるとより一層美味しくなる。
コツ&ポイント
保存方法について
- 多めに炊いて残った揚げは、粗熱を取ってから1枚ずつラップに包み、密閉袋に入れて冷凍保存が可能です。約1ヶ月程度美味しく保存できます。
- 冷凍した揚げは、自然解凍または電子レンジで軽く温めてからご使用ください。いなり寿司はもちろん、きつねうどんやそばの具材としても大変美味しくいただけます。
三角?四角?
- 「関東地方」では、長方形の油揚げを半分に切ったり、そのまま開いて使ったりすることが多く、俵型に仕上げるのが特徴です。
- 「関西地方」から中部地方以西にかけて多くみられるのが、正方形に近い油揚げを対角線で半分に切って、三角形。ご飯が詰めやすいという利点があります。
以前、長方形の油揚げを以下のようにカットし、①と②で、重さを測ったことがあります



使わなかった真ん中の部分は、冷凍保存し、きつねうどんやお吸い物に使いました。
より美味しく作るためのコツ&ポイント
- 油抜きは徹底的に!
油抜きは、お揚げに調味料がしっかり染み込むための最も重要な工程です。熱湯でさっと湯がいた後、軽く絞って余分な油と水分をしっかり取り除きましょう。このひと手間で、味が劇的に変わります。 - 落とし蓋(キッチンペーパー)の活用
電気圧力鍋の特性上、煮汁が全体に行き渡りにくいことがあります。キッチンペーパーを落とし蓋代わりにすることで、お揚げ全体に均一に味が染み渡り、ムラなく美味しく仕上がります。ただ、蒸気弁を塞ぐようなことがあったら危険なため、必ず落しぶた(蒸しす)を使ってください。 - 冷める時に味が染み込む!
煮物全般に言えることですが、味が最も染み込むのは、煮汁の中で冷めていく過程です。加圧調理が終わったら、急いで取り出さず、粗熱が取れるまでそのままにしておくことで、お揚げの芯までしっかりと味が染み込み、より美味しくなります。 - 圧力鍋の種類に応じた加圧時間調整
電気圧力鍋は機種によって圧力値が異なります。ご自身の圧力鍋の取扱説明書を確認し、適切な加圧時間を設定してください。慣れるまでは少し短めに設定し、足りなければ再加圧するくらいが安心です。
こちらは過去記事からの紹介で、ワンダーシェフの楽ポンという電気圧力鍋を使用しています。現在は、このあとに発売された楽ポンnoogeを愛用しています。
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いなり寿司の栄養について
いなり寿司は、手軽に食べられる和食ですが、どのような栄養が含まれているでしょうか。
炭水化物:主成分は酢飯で、エネルギー源
タンパク質・脂質・食物繊維:油揚げ
主に、手軽にエネルギーを摂取できます。
中に入れる具にもよりますが、ビタミン・ミネラルなどの栄養が不足しがちです。献立を組み立てる時は、以下のようなメニューがおすすめです。
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