【簡単・常備菜】シャキシャキ!れんこんとにんじんのやみつき甘酢煮レシピ(お弁当にも最適)

食卓にもお弁当にも大活躍の常備菜れんこんにんじん甘酢煮をご紹介します。シャキシャキれんこんと、鮮やかなにんじんを組み合わせた、簡単やみつきになる一品です。

煮る前に酢で炒めるひと手間で、ツヤコクが格段にアップ!食物繊維ビタミンAも豊富に摂取でき、初心者でも失敗なしで作れます。

祖母から受け継ぐ、副菜「 レンコンと人参の甘酢煮」 の作り方レシピ

ちなみに、こちらのレシピ
私が小さい頃から食べていたレシピでよくお弁当にも入っていました。母は祖母から受け継いだとのことです。

目次

【レシピ】 れんこんとニンジンの甘酢煮

材料:4人分(作りやすい分量)

  • れんこん:1節(120g)
  • にんじん:1/2本(60g)
  • :大さじ3
  • 削り節:少々(2g)

【A】調味料

  • :大さじ4
  • 砂糖:大さじ2.5
  • うす口しょう油:大さじ1弱

1人分の栄養成分(推定値)

 エネルギー:約100 kcal
 塩分(食塩相当量):約0.6 g
 たんぱく質:約1.3 g
 脂質:約0.1 g
 食物繊維:約1.3 g
 糖質:約20.7 g
 野菜量:約45 g

作り方:12分

準備

下ごしらえ

  • れんこんは皮をむき、一口大の乱切りにする。
  • 軽く水にさらした後、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
  • にんじん乱切りにする。
  • 【A】の調味料は混ぜ合わせておく。
STEP

酢で炒める

  • 鍋にれんこん入れる
  • 中火にかけ、酢の酸味が飛ぶように炒める
  • 酢分がなくなってきたらにんじんを加えて、さらに炒める
レンコンを鍋でいるときに、酢を変えると白く仕上がり食感シャキシャキする
レンコンににんじんを加えて、 調味料の甘酢を入れる
STEP

煮詰めて仕上げる

  • 酢分が完全になくなったら、調味料【A】を加える
  • 煮汁がほとんどなくなるまで、炒り煮にする。
  • 鍋底から「チリチリ」という音が聞こえてきたら、火を止める
  • 最後に削り節を加えて混ぜ合わせ、完成
れんこんとにんじんの甘酢煮で調味料がなくなるまで炒り煮にする
レンコンとにんじんの甘酢煮で、仕上げに削り節を加えて、旨味をプラスする

コツ・ポイント

  • 「酢」で炒める理由と効果
    煮る前にれんこんを炒める工程は、甘酢煮を格段に美味しくする重要なポイントです。酢に含まれる有機酸が、れんこんの表面の細胞壁を適度に引き締め、シャキシャキとした食感を保ちます。それに色味も白く仕上がり美しい!また、酢を完全に飛ばしてから調味料を加えることで、煮汁にツヤコクが生まれ、まろやかな風味に仕上がります。
  • 調味料に「うす口しょう油」を使う理由
    うす口しょう油は濃口しょう油に比べて色が薄いため、れんこんにんじん素材の色を活かした、美しく透明感のある仕上がりにするために使用しています。塩分濃度は濃口しょう油より少し多い傾向があります(メーカーによって違います) 違う醤油で代用する場合は、お好みの塩加減になるように微調整してください。
  • シャキシャキ食感を保つための「れんこん」選び
    れんこんは、節の先端側(細い方)を選ぶと、デンプン質がまだ少なく、シャキシャキとした軽い食感が楽しめます。逆に、根元の太くずっしりした方を選ぶと、デンプン質が多くもっちりとした食感になります。好みで選び分けてください。

ちくわや、ごぼう天などの練り製品を加えると、ボリュームUPしますし、旨みがプラスされて、また違った味わいになります。また、枝豆(サヤから出したもの)を加えると色合いが綺麗に仕上がりますよ。

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煮汁がなくなった後、焦げ付かせないための対処法を教えてください。

煮汁が少なくなってきたら、火加減を「中火」から「弱火」に落とし、木べらで鍋底を時々混ぜるようにしてください。「チリチリ」という音が鳴り始めたら、火を止める直前の合図なので、鍋底から離れないようにしましょう。

乱切り以外の切り方(薄切りなど)でも美味しく作れますか?

はい、美味しく作れます。ただし、薄切りやいちょう切りにした場合は火が早く通り、味が染み込みすぎるため、煮詰め時間を短くし、煮汁が少し残っている状態で火を止めるのがおすすめです。

常備菜として、冷蔵で何日間保存できますか?

冷蔵保存で美味しく食べられる目安は、約4〜5日間です。粗熱を取ってから、汁気を切らずに清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。冷凍保存は食感が変わりやすいため推奨しません。

このレシピの栄養まとめ

このレシピの主要な材料の栄養をメモ書きしておきます。

食材栄養価について
れんこん (根茎、生)ビタミンC:100gあたり48mg含有。抗酸化作用を持つ栄養素で、コラーゲンの生成に関わります。食物繊維:100gあたり2.0g含有(総量)。不溶性食物繊維が豊富で、腸内環境を整えます。
にんじん (根、皮つき、生)ビタミンA(β-カロテン):100gあたり6,900μg含有。粘膜や皮膚の健康維持、視覚機能の維持を助けます。脂溶性のため、少量の油分とともに摂取すると吸収率が上がります。カリウム:100gあたり280mg含有。体内の余分なナトリウム(塩分)の排出を助けます。
削り節 (かつお、削り節)たんぱく質:100gあたり77.1g含有。イノシン酸などの旨味成分が豊富で、料理に深いコクを与えます。ナイアシン:エネルギー代謝に必要なビタミンで、魚介類に多く含まれます。

※出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

本レシピは根菜と調味料が主体の煮物であるため、ビタミンDカルシウムといった骨の健康を維持するミネラルが不足しがちです。また、肉や魚介類(海藻を除く)由来の良質な脂質も、献立全体で補う必要があります。

不足しがちな栄養価を補うためのおすすめの献立やレシピはこちら

  • 主菜: 焼き魚(サンマ、鮭など)または卵料理(ビタミンDと良質な脂質を補給)
  • 汁物: 小松菜や豆腐、わかめを入れた味噌汁(カルシウム、葉酸、食物繊維を補給)
  • 副菜: 炒め物やサラダに乳製品(チーズなど)を少量加える(カルシウムを補給)


祖母から受け継ぐ、副菜「 レンコンと人参の甘酢煮」 の作り方レシピ

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