寒い季節に恋しくなる、あつあつの「おでん」。
コトコト煮込む時間がない…と諦めていませんか?
電気圧力鍋を使えば、ほったらかしでも驚くほど味しみの本格的なおでんが完成します。今回は、料理初心者の方でも失敗しない、我が家の簡単レシピをご紹介します!
電気圧力鍋を使った時の注意点も詳しく書くので、電気圧力鍋に慣れていない方もぜひお試しください。

目次
作り方を動画でチェック
- 00:15〜 材料紹介
- 00:30〜 大根・こんにゃくの下ごしらえ
- 01:00〜 練製品の油抜き
- 01:25〜 電気圧力鍋へ材料と調味料を投入
- 02:00〜 加圧調理と完成
レシピ【電気圧力鍋の簡単おでん】
材料:4人分
- 大根 3cm×4個
- こんにゃく(アク抜き不要) 1丁
- 絹厚揚げ 2枚
- 練製品(さつま揚げ、ちくわなど) 適量
【A】
- 砂糖 大さじ3
- 白だし 大さじ3
- 料理酒 大さじ3
- 塩 小さじ1
- 水 2カップ(400ml)
作り方
STEP
下ごしらえをする
- 大根の皮をむく
- こんにゃくを三角に切り、両面に格子状の切り込みを入れる
- 絹厚揚げと練製品に熱湯をかけ、油抜きをする



STEP
電気圧力鍋で加熱する
- 内釜に大根、こんにゃく、【A】の調味料を入れる
- その上に絹厚揚げ、練製品を乗せる
- フタを閉め、70kPaで10分加圧調理する
作動圧力が違う電気圧力鍋を使う場合は、加圧時間を調整してください!



コツ・ポイント
- 大根は厚切りが正解!
圧力調理をすると野菜が驚くほど柔らかくなるため、薄切りだと煮崩れてしまうことがあります。レシピ通り3cmほどの厚切りにすることで、形はしっかり残しつつ、中まで味が染みたトロトロ食感に仕上がります。
今回は苦味がなかったので、そのまま下茹でなしで使いました。えぐみや苦味が気になる場合は、米の研ぎ汁で下茹でしてくださいね。 - 練り物の入れすぎに注意
練り物は加熱すると膨張します。内釜の上限を超えそうなほど具材が多い場合は、加圧調理が終わった後に練り物を加え、「保温」や「温め直し」機能で追加熱するのがおすすめです。その方が練り物の食感も損なわれません。 - 最高の食べごろは「少し冷めてから」
加熱直後も美味しいですが、おでんは一度冷める過程でグッと味が染み込みます。余裕があれば、時間を置くことで、より一層美味しくいただけます。

このレシピの栄養まとめ
このレシピの主な食材から摂取できる代表的な栄養成分と、その働きについてまとめました。
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
食材 | 栄養価について |
大根 | 消化を助ける酵素(アミラーゼ)や、抗酸化作用のあるビタミンCが含まれます。特に根の先端部分には辛み成分であるイソチオシアネートが多く含まれています。 |
こんにゃく | 主成分である「グルコマンナン」は水溶性食物繊維の一種です。カロリーが極めて低く、食後の血糖値の上昇を緩やかにする働きが報告されています。 |
絹厚揚げ(大豆製品) | 植物性たんぱく質のほか、骨の形成に不可欠なカルシウムや、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを豊富に含みます。 |
このおでんのレシピだけでは、皮膚や粘膜の健康維持に必要なビタミンAや、エネルギー代謝をサポートするビタミンB群、骨の健康に関わるビタミンDなどが不足しがちです。不足しがちな栄養素を意識した、おすすめの献立やレシピはこちら
- 主食:きのこの炊き込みご飯(ビタミンD、食物繊維)
- 副菜:ほうれん草の胡麻和え(ビタミンA、鉄分)
- 副菜:豚しゃぶの香味だれ(ビタミンB1)
ぽかぽかびより


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関連リンク
ここ数年、愛用している電気圧力鍋は、ワンダーシェフ楽ポンnooge です
(3.0Lと4.0Lの2種類がありますが、3〜4人家族なら4.0Lがおすすめです)
電気圧力鍋を使ったレシピ一覧はこちらからご覧いただけます
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