秋の味覚といえば脂がのったサンマ。
今回は、そのサンマを使った人気の家庭料理、「サンマの梅しそ巻き揚げ」をご紹介します。
梅干しと大葉(しそ)の風味が脂の旨みをさっぱりと引き立てるので、重たくならず最後までおいしく食べられるのが魅力です。
作り方はとてもシンプルで、フライパンひとつで揚げ焼きするだけの簡単レシピ。魚料理が苦手な初心者の方でも失敗なく作れます。旬のサンマを手軽に楽しみたい方、梅しそレシピをお探しの方におすすめです。

秋刀魚に多く含まれる栄養価は、次の3つです
- DHA・EPA
血液をサラサラにし、脳や心臓の健康を保つDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富 - ビタミンD
骨の健康を支えるビタミンDが多く含まれており、カルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症の予防に役立つと言われています。 - タンパク質
サンマは良質なたんぱく質源で、筋肉や臓器の維持・修復のサポートが期待できます。
目次
レシピ
さんまの梅しそロール材料:3人分
- サンマ … 3尾
- 【A】
酒 … 少々
塩 … 少々
生姜の絞り汁 … 少々 - 大葉 … 6枚
- 梅干し … 3〜4個
- 米粉 … 大さじ2
- 米油 … 適量
1人分の栄養成分
エネルギー:287.2kcal
たんぱく質:19.8g
食塩相当量:0.89g
作り方
STEP
下ごしらえ
- サンマを3枚に下ろす。
小骨を抜き、【A】を全体にふりかけて5分置く。
出てきた水分をキッチンペーパーでふき取る。 - 大葉と梅干しをのせて巻く。
サンマの身の上に大葉を広げ、種を取った梅干しをのせてくるくる巻き、楊枝で止める。


STEP
加熱
- 米粉をまぶす。
巻いたサンマ全体に薄く米粉をふる。 - 揚げ焼きにする。
フライパンに米油を2cmほど入れて熱し、サンマを転がしながら中火で揚げ焼きにする。
きつね色になったら取り出し、油をきる。


コツ・ポイント
- サンマは水気をしっかりふくと油はねが少なく、香ばしく仕上がります。
- 梅干しは塩分控えめのはちみつ梅を使うとまろやかに、しっかり酸っぱい梅を使うとさっぱり感が際立ちます。
- 巻くときは大葉を内側にすると香りが逃げにくいです(サンマの身で大葉を包むようにするという意味)
大葉の香りは「ペリルアルデヒド」という揮発性の成分によるものです。外側にすると加熱中に直接油や熱風に触れるため、この成分がすぐに飛んでしまいます。 - 揚げ焼きの油は少なめでOK。頻繁に菜箸で触ると皮が剥がれたりするので、じっくり火を通しつつ、時々火を通す面を変えると均一に焼けます。
お皿に盛り付ける時は、楊枝を取り除き、お好みで半分の厚みにカットしてお召し上がりください。

このレシピの栄養まとめ
出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
項目(食材・可食部量目安) | 栄養価(3人分合計の概算) |
---|---|
サンマ(1尾100g×3尾=300g) | エネルギー 960kcal|たんぱく質 57.6g|脂質 78.3g|カルシウム 111mg|EPA 7,140mg|DHA 7,800mg |
大葉(6枚=6g) | エネルギー 2kcal|β-カロテン 780μg|カルシウム 150mg |
梅干し(中3個=30g) | エネルギー 9kcal|食塩相当量 6.3g|カリウム 240mg |
米粉(大さじ2=18g) | エネルギー 66kcal|炭水化物 14.6g |
米油(吸油量 約15g) | エネルギー 135kcal|脂質 15g |
合計(3人分):エネルギー 約1,172kcal(1人分 約391kcal)
このレシピでは、ビタミンCや食物繊維が不足します。
それを補うためのおすすめの献立や、レシピを紹介します
- 副菜:ほうれん草のおひたし(ビタミンC補給)
- 汁物:豆腐とわかめの味噌汁(食物繊維とカルシウム補給)
- 主食:玄米ごはん(食物繊維・ビタミンB群補給)
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