「砂肝は硬い…」「下処理が面倒…」「臭みが気になる…」
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?でもご安心ください!
今回は、お家で簡単に本格的な「鶏砂肝(ズリ)バター醤油炒め」を作るレシピをご紹介します。
適切な下ごしらえで臭みもなく、驚くほど柔らかく仕上がるので、初心者の方でも失敗知らず!家計に優しい節約食材の砂肝が、おつまみにもご飯のおかずにもぴったりの絶品メニューに大変身。
ぜひこの機会に、美味しい砂肝を作るためのコツを活かした簡単で美味しい砂肝レシピをマスターしてくださいね。

目次
作り方を動画でチェック
この動画では、砂肝の下処理から調理まで、分かりやすく解説されています。
- 0:02 砂肝の白い筋の取り方
- 0:13 筋の部分の簡単な切り込み方
- 0:19 下味の付け方
- 0:25 砂肝の炒め方
レシピ
砂肝のバター醤油炒め材料(4人分)
- 鶏砂肝 正味580g
(下味)酒 大さじ1
(下味)塩 小さじ1/2 - 米油 大さじ2
- にんにく 1片
- 有塩バター 15g
- あらびきこしょう 少々
- 牡蠣醤油 大さじ1強
作り方(10分)
STEP
下ごしらえ&下味
- 砂肝の白い筋の部分(銀皮)を包丁で薄く取り除く。包丁のあごの部分を使って引っ張るように切ると、やりやすい。大きいものは、火が通りやすいよう切り込みを入れる。
- 保存袋に砂肝を入れ、酒と塩を加えて全体によく揉み込む。そのまま約10分置く。



STEP
炒める&味付け
- にんにくは薄切りにする。
- フライパンに米油と薄切りにしたにんにくを入れ、弱火で香りが出るまで炒める。にんにくが焦げないように注意する。
- 砂肝を加え、全体に油が回ったら蓋をしてじっくりと火を通す。
- 加熱中に出てくる水気は、キッチンペーパーなどでこまめに取り除く。
- 砂肝に完全に火が通ったら、バター、あらびきこしょう、牡蠣醤油を加えて全体によく絡める。
- 器に盛り付け、お好みで千切りキャベツなどを添えて完成。



おいしく作るためのコツ&ポイント
- 砂肝の鮮度:
新鮮な砂肝を選ぶことが、臭みがなく美味しく仕上げるための第一歩です。鮮度が良いほど、独特の臭みも少なく、旨味が引き立ちます。 - 丁寧な下処理で柔らかさアップ:
動画でも紹介している白い筋(銀皮)の除去は、砂肝を柔らかくする上で最も重要なポイントです。包丁のあごの部分を使って薄く剥がすように取り除くことで、硬さが軽減され、プリプリとした食感が格段に良くなります。
ただ、白い筋(銀皮)の部分は食べることも可能です。白い筋に格子状に切り込みを入れる下ごしらえ法でも構いません。お好みの方法をお試しください。


- しっかり下味で旨味を引き出す:
酒と塩で下味をつける工程は、臭みをさらに抑えつつ、砂肝本来の旨味を最大限に引き出す効果があります。この工程を省かないことで、より本格的な味に近づきます。 - じっくり加熱で火を通す:
砂肝はしっかり火を通すことで、安全性はもちろん、旨味が増し、柔らかくなります。焦らず、中までしっかり火を通すことが重要です。加熱中に出てくる余分な水分は、臭みの元になるだけでなく、水っぽさの原因にもなるので、こまめに取り除きましょう。 - 風味豊かな味付けのコツ:
バターと牡蠣醤油の組み合わせは、砂肝の旨味を最大限に引き立てる絶妙なバランスです。あらびき胡椒の香りがアクセントとなり、食欲をそそります。仕上げに強火でサッと炒め合わせると、香ばしさがアップし、一層美味しくなりますよ。
このレシピで摂取できる栄養まとめ
砂肝は、鶏肉の中でも特に高タンパク質で低脂質な食材です。
- 鉄分が含まれており、貧血予防に役立ちます。
- 新陳代謝を助ける亜鉛や、疲労回復に効果的なビタミンB群もバランス良く含まれています。

このレシピにおけるQ&A
関連レシピ
砂肝のレシピ一覧はこちらからご覧いただけます(現在、増やしていっている途中です)
何か質問やリクエストがある場合は、いつでも気軽にコメントください。
質問・感想など、ぜひ聞かせてください↓