なす レシピの中でも人気の高い「揚げなすの甘酢煮」。
フライパンひとつで作れて、油の後片付け不要・時短・節約の三拍子そろった万能副菜です。
甘酸っぱい味付けでご飯がすすみ、作り置きやお弁当のおかずにもぴったり。忙しい日にもさっと作れる、失敗知らずの簡単なすレシピです。

もし、なす以外の食材を合わせるなら、豚肉や鶏肉。白ねぎや玉ねぎ。厚揚げなどがぴったりです。ボリュームUPしたい場合は、このような食材と合わせ、調味料をそれに合わせて増やしてみてくださいね。
なすの豆知識
なすの選び方

- 皮の色が濃く、傷がなくツヤやハリのあるもの
(傷がある方が、傷を修復するためにポリフェノールが多いと言う説もあります) - ヘタの切り口が薄緑色、みずみずしいもの
(鮮度が落ちると、切り口が乾燥し茶色になります) - ヘタのトゲが尖っている
- 90%以上が水分のナスは、ずっしり重い
春が終わったくらいから出回る夏ナスは、気温が高くなり強い日光を浴びるため、皮が厚く実が詰まっています。
9〜10月に出回る秋ナスは、朝晩の気温差のおかげで、水分を多く含みます。夏よりは、皮がやわらかく甘みが強くなります。
買ってきて冷蔵保存するときは?
新鮮なうちに使うのがベストですが、すぐに使えない場合や一度冷蔵庫で保管する際の注意点を書いておきますね。ナスは寒さや乾燥に弱い野菜でもあります。
温度が8〜12℃、湿度は90〜95%の状態がおすすめです。
冷蔵室は2〜5℃だと少し低いので、野菜ボックス3〜8℃で保存するのが良いでしょう。
ラップで1つずつ包んでからか、もしくはキッチンペーパーで包んでから、密閉袋に入れて保存すると良いでしょう。
レシピ
揚げなすの甘酢煮材料:4人分
- なす:3本
- 米油:大さじ4
- しょうゆ:大さじ1
- 酢:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- 白ごま:適量
- 小ねぎ(小口切り):1本
1人分の栄養計算
エネルギー:約170kcal
食塩相当量:約0.65g
作り方:10分
切る
- なすはヘタを取り、ピーラーで皮を縞目にむく。
- 1cm幅の輪切りにし、切ったそばから米油を入れたフライパンに並べる。

炒める
- フライパンを中火にかけ、時々上下を返しながら3〜4分加熱。
- 油が少なくなったら、ふたをして中まで火を通す。

調味する
- しょうゆ・酢・砂糖を加え、汁気がなくなるまで炒める。
- 器に盛り、白ごまと小ねぎを散らして完成。

ポイント・コツ
- なすの皮を縞目にむくことで、油の吸いすぎを防ぎつつ味がよくしみます。
- 米油はクセが少なく酸化しにくいので、なす本来の風味を生かせます。
- 調味料はしょうゆ:酢:砂糖=1:1:1が黄金比。覚えやすくバランスのよい味に仕上がります。
- 油を控えたい場合は、電子レンジ(600Wで2分)で軽く加熱してから炒めるとカロリーダウンできます。

このレシピの栄養まとめ
食材 | 栄養価について(主な栄養素) |
---|---|
なす(3本:約240g) | エネルギー:48kcal/食物繊維:6g/カリウム:480mg |
米油(大さじ4) | エネルギー:492kcal/ビタミンE:8.4mg/トコトリエノール含有 |
しょうゆ(大さじ1) | 食塩相当量:2.6g/タンパク質:1.2g |
酢(大さじ1) | 酢酸:約0.8g/疲労回復・血糖値上昇抑制作用(※生理学的知見あり) |
砂糖(大さじ1) | エネルギー:35kcal |
小ねぎ(1本) | βカロテン:180μg/ビタミンK:8μg |
白ごま(小さじ1) | カルシウム:9mg/セサミンによる抗酸化作用 |
※出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
※1人分あたりの総カロリー:約170kcal、食塩相当量:約0.65g(レシピ既存値)
このレシピでは、タンパク質・鉄・ビタミンB群の栄養素が少ないです。それを意識した献立や、合わせるのにおすすめなレシピをリンクいたします
- 主菜:鶏むね肉の照り焼き(高タンパク・低脂質)
- 汁物:豆腐とわかめのみそ汁(鉄・ビタミンB群補給)
- ご飯:雑穀米(食物繊維とミネラルをプラス)



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