【動画レシピ付き】穂じそのみそ和え|大葉の花で簡単ご飯のお供

秋の訪れとともに収穫できる大葉の花穂じそ。爽やかな香りとプチプチした食感が魅力ですが、一度にたくさん採れてしまい食べ方大量消費に困っていませんか?

このレシピでは、そんな穂じそをたった数分で絶品のご飯のお供に変身させる「みそ和え」をご紹介します。(少なくても作れる分量のレシピにしているので、多く作る場合は倍量に増やしてください)

旬の味を逃さず、簡単に作れて日々の食卓が豊かになる一品です。

目次

動画で作り方をチェック

  • 0:01 収穫のタイミング
  • 0:05 下茹での方法
  • 0:11 実の簡単な取り方
  • 0:18 調味料を混ぜ合わせる
  • 0:28 削り節を加えて仕上げる

レシピ【穂じそのみそ和え】

材料:作りやすい分量(2〜3人分)

  • 穂じそ 片手に乗る分量(正味6〜8g)
  • (茹でる用) 少々
  • みそ 大さじ1/2
  • みりん風調味料 小さじ1
  • 醤油 小さじ1
  • 削り節 4g

みそを溶きのばすのに、みりん風調味料を使いました。アルコールが気にならない方は、本みりんを使っても構いません(もしくは、砂糖で代用しても構いません、お好みでどうぞ)

作り方:10分

実を先に外す方法と、茹でてから外す方法とありますが、どちらでも構いません。
今回は茹でて、全体を柔らかくしてから、固い茎を外しています。

STEP

下ごしらえ

  • 沸騰した湯にを少々加え、穂じそを15秒ほどさっと茹でる。
  • すぐに冷水にとって冷ます(アク抜き)
庭で育った新鮮な青じその花穂(穂じそ)を手で摘み取っている様子
沸騰したお湯が入った鍋に、収穫した穂じそを入れてさっと下茹でしているところ
茹で上がった穂じそをボウルに入れた冷水にさらし、アク抜きをしている様子
STEP

味付け

  • 親指と中指で茎を挟み、すーっとしごいて実だけを取る(やわらかい部分はちぎって加える)
  • キッチンペーパーなどに包み、水気をしっかりと絞る。
  • ボウルにみそみりん風調味料醤油を入れてよく混ぜ合わせる。
  • 水気を絞った穂じそ削り節を加え、全体をよく和える。
下茹でした穂じその茎を指でしごき、プチプチした実だけを簡単にとり外している手元
ステンレスのボウルにみそ、みりん、醤油を入れ、スプーンでなめらかになるまで混ぜ合わせているところ
合わせ調味料が入ったボウルに、水気を絞った穂じそと削り節を加えて全体を和えている様子

コツ・ポイント

  1. 収穫は「花が1/3咲いた頃」がベスト
    穂じそは、花が咲きすぎると実が硬くなり、香りが弱まります。動画のように、穂の下から1/3程度が咲いた頃に収穫するのが、食感も香りも一番良いタイミングです。
  2. 茹で時間は「15秒まで」で香りを活かす
    長く茹ですぎると、しその爽やかな香りが飛んでしまいます。色鮮やかに仕上げ、風味を残すためにも、短時間でさっと茹でるのがコツです。
  3. 水気はしっかり絞って味を凝縮
    下茹でした穂じその水気をしっかり絞ることで、調味料がよくなじみ、味がぼやけるのを防ぎます。味が凝縮され、保存性も高まります。
  4. 醤油は「香りづけ」と心得て
    このレシピの醤油は、塩味を加えるというよりは「香りづけ」の役割です。少量たらすことで、みその風味に香ばしい深みが加わり、味がぐっと引き締まります。

収穫した穂じそは、どのように保存すれば良いですか?

 湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋や密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。2〜3日程度で香りが弱まるため、早めに使い切るのがおすすめです。長期保存したい場合は、さっと茹でて水気を絞り、ラップで小分けにして冷凍保存も可能です。

穂じそが手に入らない場合、大葉の葉で代用できますか?

はい、代用できます。動画の最後にもあるように、大葉の葉を千切りにして同じ調味料で和えても美味しく作れます。プチプチした食感はなくなりますが、爽やかな香りは十分に楽しめます。

ご飯に乗せる以外に、おすすめの食べ方はありますか?

冷奴に乗せたり、茹でた鶏ささみと和えたり、パスタの風味付けに使ったりするのもおすすめです。また、焼いた厚揚げに乗せたり、お茶漬けのトッピングにしたりと、様々な料理のアクセントとして活用できます。

このレシピの栄養まとめ

このレシピの主要食材(全量)から摂取できる主な栄養成分の目安です。

出典: 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より各食材100gあたりの数値を基に計算。
※この値は目安であり、調味料の種類や調理による栄養価の変動は考慮していません。穂じそは食品成分表の「しそ(花穂)」の値を参照しています。

食材(分量)栄養価
しそ(花穂)(8g)エネルギー: 3 kcal
β-カロテン: 144 µg
ビタミンK: 51.2 µg
食物繊維: 0.6 g
みそ(淡色辛みそ)(9g)エネルギー: 17 kcal
たんぱく質: 1.1 g
食塩相当量: 1.1 g
削り節(4g)エネルギー: 14 kcal
たんぱく質: 3.0 g

とってもおいしい「ご飯のお供」ではありますが、これ単体では一食に必要なエネルギーや、たんぱく質脂質が不足しています。また、ビタミンCなどもほとんど摂取できません。不足しがちな栄養素を補い、バランスの取れた和定食にするなら、以下の献立やレシピがおすすめです

  • 主食: 炊き立ての白米
  • 主菜: 鶏もも肉の塩焼き(良質なたんぱく質と脂質を補給)
  • 副菜: ミニトマトときゅうりの和え物(ビタミンCやカリウムを補給)
  • 汁物: 豆腐とわかめの味噌汁(植物性たんぱく質、ミネラルを補給)

関連リンク

メインに醤油を使った だし&醤油風味の花穂紫蘇の佃煮レシピもあります

その他、「ご飯のお供」になるレシピたちはこちらから

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